ゴリゴリ感想を書こう!
詰めにくいさんの論理からすると、私の「Re:Web駄洒落は……」は、
「これこそが壇つなさんの嘘の面白さの特色だ、えっへん!」と
読めるのですね……
重ねて、誤解を招いたことをお詫び申し上げます。
詰めにくいさんのおっしゃる「リクツ」とは、
そういう意味だったのですね。
要は、詰めにくいさんが「嘘を説明するためのリクツ」
であると考えて書かれたものを、私が「論理操作力(すなわち、
嘘を説明するためのもののみならず、嘘を作るためのものも含む)」
と読んでしまったわけです。
ですから、詰めにくいさんの反論と私の意見とはそもそも
議論がかみ合うわけがないわけでして……
いやいや、的はずれな反論をして申し訳ありません。
スタッフの皆さま、準備に後片付けに、本当にお疲れさまでした。
ありがとうございました。
がらがんでございます。
さて、嘘特訓の方の感想を書こうと頑張ってみたのですが、やはり作品全部
はできそうにないので、今回もご勘弁ください。自分としてはどれが面白く
てどれがそうでなかったか、と人前で言うのはなんか恥ずかしいので。勿論
爆笑した作品(元投稿、レス、ツリー全体)は多々ありますが、多彩な笑い
の仕掛けはそれぞれに楽しみました。
私自身、嘘作品の楽しみ方は「笑うこと」と「読むこと」の両方があると思っ
てます。初見で笑えなくても、笑いの仕掛けがどうなっているのか読んでみ
ると爆笑することも結構ありますし、そうでなくても楽しいことです。仕掛
けを考えてみるとレスのアイディアも上がってきますし。
常連の方の相変わらずの楽しい諸作品と共に、とにかく初参加の方のネタが
目立ちました。これからの嘘屋瓦版で楽しい作品を披露されることを期待し
ています。
嘘特訓に参加された皆様、ありがとうございました。
追記:Marcheさん、ありがとうございました。再読して笑いました。
>藤木ゲルーシさん
>私はそうは考えません。壇つなさんの面白さの重要な要素の一つは、
>「前提たる<事実>の破天荒さ」と「水も漏らさぬ緻密な理論構成」
> とのギャップにあるからです。
あらゆるリクツが本当に無力かどうかは別として(そうでないとしても,
私はそれを「感じ」ますが),藤木さんの上の説明はどうでしょうねえ。
失礼ながらこれは,リクツ以前の説明と思います。
「前提たる<事実>の破天荒さ」と「水も漏らさぬ緻密な理論構成」,
これは壇つな氏に限らず質の高い嘘にはかなりの割合で当てはまること
ではないでしょうか? 藤木ゲルーシさん自身の「健康道場2」を読み直
してください。上の条件に該当する見事な笑える嘘ネタを見出せるはず
です。つまり,これは全く壇つなさんの嘘の特質を言い表すものではあ
りません。
こういうトートロジー的な説明では,壇つな氏とやゆよ氏の「破天荒さ」
の質の違い(やゆよ氏の<事実>が破天荒でないとは言えますまい),
「緻密な理論構成」の質の違いは何ら説明できないわけです。でも,実
はそれを説明しなければ議論ははじまりすらしないのではないでしょう
か。
「ヴォードレール療法」については何かリクツで言える余地があるかも
しれない。なぜランボーやイエイツや北原白秋ではいけないのか。なぜ
詩と健康法を組み合わせると面白いのか。なぜ魚屋さんのところが面白
いのか。そんなことを考えたらちょっと面白いかもしれません。
でも「ボーリング三太夫療法」はどうでしょう? 「ソムリエ療法」は
どうでしょう? 真面目に論じることのアホらしさに耐えて乗り越えた
とて,何かリクツで説明できること,あるでしょうか。なぜソムリエな
のか。なぜ「そして死ぬ」なのか。
どうでしょうね,藤木ゲルーシさん。私はお手上げです。
>壇つな氏の嘘を見ると,あらゆるリクツの無力さを感じます。
私はそうは考えません。壇つなさんの面白さの重要な要素の一つは、
「前提たる<事実>の破天荒さ」と「水も漏らさぬ緻密な理論構成」
とのギャップにあるからです。
壇つなさんの文章が「力技」といわれつつも面白いのは、破天荒な
<事実>を緻密な論理・文章構成で納得させてしまう点にあるのです。
その点で、壇つなさんの嘘をみるとリクツがいかに強力な嘘つきの
武器であるかを実感させられます。
闘いは終わった。
コメディフォーラム 187
嘘屋本舗 185
コメディーフォーラム擁する嘘競演が勝利をおさめた。
だが、引き分けとほぼ同じである。果たしてこれを
勝利と呼べるのか…割り切れぬ思いを抱えたまま
やゆよ帝への勝利報告へとおもむいた。
「ごくろうだったな。壇つなよ。だが、ずいぶんと手こずったのではないか…?」
「は、やゆよ帝のお見通しの通りでした…」
「だが、勝ちは勝ちだ。よくやった。褒美を取らす。今後、嘘屋本舗の面々を正直者と呼ぶが良い。」
「は、その件ですが、私は彼らがうらやましくて仕方がありません」
「なんだと?」
「我々は嘘つき。嘘つきが「嘘つき」を自称するなど正直の極み…
嘘つきを誇らしげに自称する嘘つきなど、嘘つきの風上にもおけません。
正直者をなのる嘘つきこそが…真の嘘つきだと思うと…口惜しい限りです。」
「ふ、なるほど。確かにな。だが、決まりは決まりだ。
今回は嘘屋本舗が正直者だ。次の闘いで勝利をおさめた暁には、
お前達に正直者の称号を送ろう。」
「は、ありがたき幸せ。」
かくして、嘘の血で嘘の血を洗う闘いは、終わりを告げた。
だが、このまま嘘屋本舗の面々が引き下がるとは思えない。
彼らはさらに嘘に磨きをかけ、必ずや再挑戦を申し込んでくることだろう。
あるいは今回の闘いはこれから始まる「嘘千年戦争」の序章に過
ぎないのではないか…そんな思いが胸中に浮かんだ。
嘘つき界随一の働き者のしーもすさんが作品投票ボードまで作って下さいました。
こちらは多分、一人一票とかは決まってないので、常識的な量でしたら
おもしろいと思った作品にジャカジャカ投票しちゃいましょう。
(注)1万人以上の友達を使って、一秒間に60万回の投票をするのは
非常識的な量とします。
それはそうと、私がなんだか誉められていますね。
ありがとうございます>玄界さん、ゲルーシさん、光デパートさん、詰めさん
》その心意気に応え、次回はアンサーソング「壇つなはなぜ面白いか!」だ!
おぉ、なんだか、もったいないですな、
もうちょっと、こう、実りのあるお題にした方が良いのでは良いのではないでしょうか。
「南米は何故、南にあるのか」とか。
↓「謎の虚偽速報」
帰宅が1時を過ぎ、対決の投票を閉じられませんでした。
壇つなさんの発表をもって公式結果とします。(それでも結果は変わらないけど)
あと作品別投票をアップデートしたら既存のエントリーに投票できなくなっていました。
重ね重ね申し訳ありません。でもそれで票が割れたので良しとしましょう。(^^;
お詫びに、またアップデートしてしまいました。
終わってみれば今回はベテランvs新人の戦いでもありましたね。
競演、特訓ともにベテラン健在の一方で新しい力(特に特訓)を感じました。
始まる前は数は力だと思ってましたが、やはり突出した個人技が勝敗を左右したのではないでしょうか。
教訓「多忙な奴ほど嘘をつく」
>近代嘘の確立者光デパート様
>「ネタの選択と緻密な構成を誤らねば、それはお笑いである」
わっはっは。もしそうだったら楽でいいですね・・・。
壇つな氏の嘘を見ると,あらゆるリクツの無力さを感じます。
嘘対決と離れますが,「Dの嘘」の「虚偽速報」にある「【為
替】東京円相場、114円61-64銭」というネタなどはその
極限的な例です。なんなんだこの掟破りの嘘は。「辻褄合わな
いと気持ち悪い病」の私はこのネタを読むたび激しい嫉妬に襲
われます。
「壇つなはなぜ面白いか!」期待しております。