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[160] 挑戦 (お題:難しい) くまきち 2004/02/28(Sat) 21:35 [返信]

うぅ……。はぁはぁはぁ。
悲鳴をあげる両腕。上腕二頭筋は決まったリズムで痙攣し続ける。
風の匂いで失神寸前だった僕の意識が蘇る。
もう限界が近い。でも、諦めるわけにはいかない。
僕は残された最後の力を振り絞る。
脳からの指令が疲れきった僕の両腕に鞭を打つ。
僕の体がゆっくりと、ゆっくりと持ち上がってゆく。
視界が急に開けた。
やっ、やった…………。
僕はついに、重力の地平を超えたのだ!

そして全てが白く流れ行く。
……………………
………………
…………
……


<三学期スポーツテスト>
記録  斜め懸垂1回(追い風参考)


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[159] 第30回 全日本オセロ名人戦 (お題:難しい) ナマクラ 2004/02/28(Sat) 18:59 [返信]

「・・・・・」
パシ パタン
「黒、fの4」
パシ パタン パタン パタン
「白、eの4」

「・・・・・」

「・・・・・30秒・・・・・40秒・・・・・」

「・・・・・」

「・・・・・50秒・・・・・」

「・・・・・」

「・・・・・55秒 6 7 8 9」

「・・・・・」

「指してください・・・・・」

「・・・・・」

「山田八段、時間です・・・・・次の手を指してください・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・」






+−+−+−+−+−+−+−+−+
|  |  |  |  |  |○|  |  |
+−+−+−+−+−+−+−+−+
|○|  |○|  |○|  |  |  |
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|  |○|○|○|○|○|  |○|
+−+−+−+−+−+−+−+−+
|○|○|○|○|○|○|○|  |
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|○|○|○|●|○|○|  |  |
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[158] 便利な機能 (お題:難しい) みりん 2004/02/28(Sat) 18:11 [返信]

「折り鶴《「おりづる」の誤り》を折るのは難しい《「むずかしい」の誤り》よな」

「うーん、難しく《「むずかしく」の誤り》ないとは言えない《否定の連続》かな」

「態度を濁す《「言葉を濁す」の誤用》なよ」

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[157] 日曜のお楽しみ (お題:難しい) 藤山高志 2004/02/28(Sat) 17:48 [返信]


 ちゃ〜ちゃらちゃっ、ちゃらちゃちゃっ♪

ちゃ〜ちゃらちゃ、 ちゃらちゃちゃらちゃちゃ〜♪


 噂の束京マガジン、やってTR〜Y! きょうのお題は〜?


ちゃらちゃ、ちゃ〜ん♪ ちゃっちゃちゃっちゃ〜んっ!


         「生体肝移植」


(ハワイのビーチで、水着ギャルをとっ捕まえて撮影開始)

「東京都の山崎牛子。19歳で〜す」

おぉ、いいねぇ、ピチピチだヨ。

「えーと、これかな?」

オイオイ、それ菜っきり包丁だヨ。

「このへん切ればいいんだよね?」

イヤ、場所違うし。てか、麻酔かけてやれよ。

「ヤダ〜。血が出てる〜」

そりゃ、出るだろうヨ。

「ん〜、これ肝臓だっけ?」

腎臓だヨ。

「ぜったい肝臓だよっ!間違いないって!」

イヤ、間違ってるよ、アンタ。

「で、コレをトナリの人に入れてやれば、 あっ!」

落とすなよ! 他人の臓器だヨ?ソレ。

「ちょっと砂まみれだけど、まっ、いいかっ」

砂肝だヨ。ソレじゃ。

「で、こっちのヒトを三枚に……」

おろすなよ。あと、麻酔使えって。

「で、このへん? 切るの? 包丁で?」

イヤ、ワタシに聞かれても。あと、絶対ソコじゃないって。
包丁でもないし。

「いいや、切っちゃおっと。あ、なんか出てきた」

わーおっ! 腸・サイコー!!腸・サイコー!!

「で、あとは適当にお腹の中に押しこんで……」

適当ね……。好きにすれば?

「できました!!」

あー、出来た。できたねー。遺体が。


(スタジオ)

清水「しかし、アレやね。最近の女のコは生体肝移植もマトモに出来んのかね?」

森本「来週のやってTR〜Yは『パレスチナ和平交渉』です。お楽しみに」




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[156] Re[132]: 男の横顔 (お題:難しい) 玄界灘男 2004/02/28(Sat) 16:56 [返信]

「降魔将軍ザウルさま!」

「何だ、騒々しい!」

「し、しかし、忌々しき事態が発生しております!」

「な、何ぃ!何が起こったのだ?」

「はっ!実は木綿豆腐化ウイルスの中に『絹ごし豆腐化ウイルス』の株が・・。」

「何だと?すぐに除去はできないのか?」

「はっ。思いのほか繁殖が早くて、除去は難しいかと・・・・。」

「ああ、これは困った。ゲルドリッツ大総統様になんと報告すればよいものか。」

「セロハンテープはご用意してございます。」

「うむ、いたしかたあるまい。大総統様は春日八郎がいたくお気に入りだからのう。
 これでご機嫌を直していただくしかあるまい。通信をつなげっ!!」

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[155] 四十七年目 (お題:面白い) 玄界灘男 2004/02/28(Sat) 16:40 [返信]


「う〜ん、何か面ろい狂言はでけへんもんかなあ?」

筆の尻で鬢の毛を掻きながら出雲はひとりごちた。麗らかな日である。

「こないだやってた京中村粂太郎座の《大矢数四十七本》、あれはおもろかったなあ。宗
 十郎(初代)の大岸がこう、なんや色気があってなあ、ええ役者やなあ。しかし、わし
 やったらもちっとおもろい狂言にしたるんやけどなあ。」

出雲の部屋は陽当たりが良い。陽のあたるところの畳は焼けてしまうので、座頭は窓を開
けるなと煩く言う。畳の替え代が惜しいのである。開けた窓からは雲が流れるのが見えた。

「へ。けち臭いこというな。狂言が当たればこないな畳、なんぼでも替えたるわい。」

そう言った出雲の硯の墨はすでにすっかり乾いていた。

「大矢数四十七本」は数ある忠臣蔵物の最高傑作とされていた。すでに多くある元禄の赤
穂事件の劇化の中でも前評判・人気ともに抜群だったらしい。
もともと庶民は大きな事件が起きれば、それを何回も体験したがるものである。その上に
事件は「美化」されなければならない。悲劇も深いほどいい。そんな気持ちがあるから
「赤穂事件」は廃れないのである。もっとも早い上演は刃傷が行われた元禄十四年の三月
の江戸山村座の《東山栄華舞台》である。赤穂事件が起こった直後には江戸中村座で《曙
曾我夜討》が演じられた。あの大近松でさえ《傾城三の車》を京都早雲座にかけた。その
後も姿を変え、設定を変え、「忠臣蔵」は喝采を浴びつづけたのである。

「・・・・・やっぱり愁嘆場はわいやなあ。荒事は松洛、世話所は千柳に・・・、これな
 ら、ええ芝居になる、きっとなるなあ・・・・・・。」

竹本座は竹本義太夫が貞享元年(1684)に大坂道頓堀に設立した小屋である。宝永二年
(1705)に出雲が座本になり、近松門左衛門が座付作者になったときから興行界に確固た
る位置を占めるようになった。初代の筑後掾が没した後も、弟子の初世竹本政太夫(播磨
少掾)が立派に後をついだ。人形遣いの吉田文三郎や太夫竹本此太夫ら優秀な演技陣が盛
り立て、大近松亡きあとも出雲,松洛,文耕堂ら合作による人形浄瑠璃の名作で、豊竹座
の東風に対して、西風の浄瑠璃の様式を打ち立てていたのである。

「かと言うたかて、もうあらかたのことはやられとるしなあ・・・。こら、新しい趣向で
 も入れんことには話題にはならへんなあ。お、そうや、今年は討ち入りから四十と七年、
 義士の人数も四十七人。まずは四十七づくしで行ったろうやないか。」

江戸城松之廊下で播磨赤穂藩主・浅野内匠頭長矩が高家・吉良上野介義央に刃傷に及んだ
のは元禄十五年(1701)、赤穂浪士の討ち入りがあったのは元禄十五年(1702)の十二月。
寛延元年(1748)は討ち入りから数えで四十七年目となっている。

「大序」に入る前に四十七つの拍子木に合わせてゆっくり幕が引かれていく中、居並ぶ大
 名が四十七人、試される兜が四十七、遊びに満ちた芝居である。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

「出雲はん、こりゃ新しい。いままでにない狂言だす。」

「そうでっしゃろ、座頭。前にもおましたけど「太平記」の世界を借りて敵役の吉良上野介
 を高師直、浅野内匠頭を塩冶判官、と前半の登場人物名も『太平記』から借りてます。
 みなが聞きなれた『太平記』なら、違和感なく話に入れるちゅうことですわ。」

「しかしなあ、出雲はん、あんさん大石内蔵助さんを『大星由良助』としています。これ
 はやりすぎとちゃいますやろか?お上の目も煩そうなってますしなあ。」

この頃、幕府は実際に起きた事件の劇化を禁じていた。殺伐とした事件はすでに過去のこ
とになっていること、心中や窃盗を美化すること、身分制度を批判すること、その他封建
制の都合の悪いことは全て「禁制」となっていたのである。

「せやけど『大石内蔵助』ゆうたら忠義や愛、勧善懲悪・大願成就のお話を体現しはった立
 役者だす。ほんまやったらそのままの名前で行きたいとこやけど、それではまずいいう
 んで泣く泣く偽名にしとるんでっせ。」
 
「それは判るわい、しかしなあ、幕府の検閲の目を避けるためには多少の我慢はしておく
 んなはれや。こないだもよそで座本が手鎖になりはったそうやし。もおちょっとこうぼ
 かさへんやろかなあ?」

「へん、手鎖が怖おて本が書けますかいな、第一、座のみんなが怖がって芝居したところ
 で、誰も面白がってくれまへんで。」

「出雲はん、それは判りますがな、そやけど世の中には『面白い』だけでは通らん話が仰
 山ありまんねんで。あんさんも大人やさかい、その辺のとこはあんじょう飲み込んで。」

「いいや、脚本(ほん)はこれで行きます。ちょっとでも変えたら面白(おもろ)くない。」

「ほなら出雲はん、あんさんは『面白かった』ら何をしてもいいと言うんでっか?」
 しまった、と座頭の竹本政太夫は思った。「聞く相手を間違った。」と思ったがすでに
 遅かった。

竹田出雲は思った。

寺子屋の師匠にたわいもない悪戯のことで詰問され、仕置きにあった時のこと、狂言作者
として生活を始めた頃のこと、自分の脚本の斬新さを「ふざけすぎや。」の一言でばっさり
と削除(けず)られた時のこと、その理由を問われたときのこと・・・・・・・・・。

即答だった。座頭の表情が変る暇も与えない、それは即答だった。
「面白かったらなんでもいいのか?」という質問への回答は、即答だったのである。
それは座頭にではなく、世間の全ての権力者への胸のすく回答だった。 


寛延元年(1748)の八月、人形浄瑠璃の作品として大坂で上演された「仮名手本忠臣蔵」は大
評判になり歌舞伎として日本人の心を打ちつづけている。


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[154] Re[152][100]: おかしいって (お題:面白い) 玄界灘男 2004/02/28(Sat) 15:46 [返信]

博士「見たまえ、これが噂の広まり方の実例だよ。」

助手「ははあ、あの信用金庫の時のようなもんですね。」

博士「そうそう。」

助手「しかし、この伝達図では、良夫くんのところでこの地域のラインは止まって
   しまいますね。」

博士「うむ。ママは何をしているのだろう?ジュースを早く持って来んかなあ?」

助手「あ、ママがジュースを持って来ましたよ。良夫くんが飲んでます。」

博士「じき再開するのお。」

助手「ママは良夫くんが下半身丸出しで放尿しているのが不思議じゃないんでしょうか?」

博士「そこが噂の広まり方の面白いところなんだよ。過程を飛び越して結果のみが一人
   歩きをするんじゃ。」

助手「あ、隣のおばさんが読み始めましたよ。」


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[153] Re[72]: 殿様と忍者のいる風景(その1) (お題:面白い) 流水木 2004/02/28(Sat) 14:41 [返信]

殿様「佐助!家康の首は如何した!」
佐助「はっ!殿。いまここにお持ちしました。」
殿様「佐助。今度はちゃんと頭もついているのであろうな!」
佐助「はっ!今度は、前回のような首の輪切りなどではございません」
殿様「おお!でかしたぞ佐助!」
佐助「この角助が、家康の首を取って参りました。」
殿様「平助か!でかしたぞ!早速見せてみよ!」

角助「殿、こちらでございます。」
殿様「・・・・・ なんだこれは? これだけか?」
角助「はっ!これが家康の首でございます。」
殿様「・・・・・ 首って・・・」
角助「今回は、頭もしっかり付いております」
殿様「・・・・ 頭って・・・・」
角助「右側のものが、右の乳首。左側のものが左の乳首でございます。」
殿様「ほぉ・・・・ 今回は、頓知も利いて面白いのぉ〜〜」
佐助「他にも、手首、足首もございます。」
殿様「お前の首も欲しくなってきたのぉ〜〜 佐助」


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[152] Re[100]: おかしいって (お題:難しい) 流水木 2004/02/28(Sat) 14:25 [返信]


なーんーかー とーもーだーちーがー ・・

「あ・・ オシッコ切れちゃった・・・・」

「良夫! 寒いから、早く家の中に入りなさい」

「ママ〜〜 ジュース!」



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[151] Re[134][13][20] : こどもの十大疑問集 (お題:面白い) しーもす 2004/02/28(Sat) 14:09 [URL] [返信]

> ○赤ちゃんはどこから来たの?

ママそろそろお茶沸いたんじゃないか?

> ○パパはママのどこが好き?

そういえば石田さんにもらった虎屋の羊羹あったろ?

> ○結婚ってなに?

全部食っちまったのかよ!俺一切れしか食ってないんだぞ

> ○好きだから結婚するの?

だからお前はそうやってブクブクと…

> ○お金持ちが美人と結婚するのはどうして?

何?もう一回言ってみろよ

> ○ママのパパはお金持ちなの?

ノートパソコンぐらい俺の稼いだ金なんだからいいだろ

> ○ママのパパが死んだら、そのお金はどこに行くの?

こないだのお義父さんの葬式だって相当我慢したんだぞ

> ○じゃあ、ママが死んだら?

はぐらかしてねえよ、すり替えてるのはそっちだろ

> ○じゃあ、パパも死んだら?

ああいいよ出てけよ!

> ○人間ってどうやったら死ぬの?

くそっ、面白くねえ。

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