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[170] 試験必勝法 (お題:難しい) nope 2004/02/29(Sun) 00:45 [URL] [返信]

博士「ついにできた」
助手「おめでとうございます、博士」
博士「今度のはかなりすごいぞ」
助手「・・博士、あの、我ながら助手として何をしていたんだろうと
   自問自答しつつお訊きしますが、一体これは何ですか」
博士「はっはっは。
   実は君がわからんのも無理はない。
   君がいない時を見計らって、こっそり開発したからのう」
助手「そんな」
博士「まあまあ。
   君は確か今週試験じゃろ」
助手「はい。よくご存知で」
博士「確か追々々試」
助手「追々々々試です」
博士「要は毎週試験というわけじゃ」
助手「大きなお世話です」
博士「そうじゃ」
助手「え?」
博士「可愛いわしの助手に、世話してやろうと思ってな。
   もう明日からは試験で悩むことはないぞ」
助手「・・?」
博士「『試験問題解析装置』を作ってみた」
助手「・・・博士」
博士「・・・助手くん」
助手「・・・博士!!」
博士「・・・助手くん!!」

(抱擁)

助手「そ、それで、この機械はどんな機械なんですか。
   一見ただの鉛筆みたいですが」
博士「目立つとばれるからな。
   ・・まずこれを横にして問題用紙の上をすべらせスキャンする。
   読んだ画像はOCRでデータ化され、人工知能AIに送られる。
   AIは瞬時にして問題を解析、解答に至るプロセスを予想し、
   その問題の難易度を弾き出して、液晶に表示する。
   とまあ、そんな仕組みじゃ」
助手「おお・・確かになんだかすごいです」
博士「わしにしてはミーハーな機械ではあるが、
   悩める若者を救いたい一心で作った。
   さあ、これを持って自由を勝ち取って来たまえ!」
助手「・・・博士」
博士「・・・助手くん」
助手「・・・博士!!」
博士「・・・助手くん!!」

*********

試験当日。

助手(よーし、頼むぞぉ・・(ピッ))
機械【コレハチトムズカシイモンダイジャ】
助手(そっか・・次(ピッ))
機械【コレハカナリムズカシイモンダイジャ】
助手(うわ、・・次(ピッ))
機械【コレハスコシヤサシイモンダイジャ】
助手(っしゃー。
   ・・・って、博士、これ・・・(ピッ))
機械【コレハスコシヤサシイモンダイジャ】
助手(・・・・・(ピッピッピッピッ))
機械【コレハカナリムズカシイモンダイジャ】
機械【コレハカナリムズカシイモンダイジャ】
機械【コレハカナリムズカシイモンダイジャ】
機械【コレハカナリムズカシイモンダイジャ】
助手(博士・・・・・・・)

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[169] 父の魂 (お題:難しい) なんしぃKIM 2004/02/29(Sun) 00:34 [返信]

汝竹男は梅子を妻とし、富める時も貧しき時も、健やかな時も病める時も、雨の時も晴れの時も
戦時も平時も、地震の時も隕石落下の時も、オレオレ詐欺の時も架空請求の時も、
ガシャポンでレアアイテムが一発で出た時もベジータだけが10個続けて出た時も、
極東情勢が緊迫し周辺有事と認定され治安出動した陸上自衛隊と米軍が自宅を接収した時も、
後藤真希と堀江由衣が突然自宅の庭を訪れて半径10km内に居住するオタクが全て集結した時も・・・・

村に一人しかいない牧師の娘との結婚はかように難しい。


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[168] Re[141][120][73]: 殿様と忍者のいる風景(その2) (お題:面白い) ボブ田 2004/02/28(Sat) 23:58 [返信]

殿様「佐助。この者達は全員『パンダ篇』の名に改めてきたのだな。」
佐助「はっ!・・それが、誠に申し上げにくいのですが・・。」
殿様「どうした?」
佐助「『パンダ篇』はございませんでした。」
殿様「何ィッ!うぬれ!」
佐助「ももも申し訳ございません!
   その代わりと言ってはなんですが、『パンダっぽい名』に改めさせました」
殿様「そうか・・で、この者達の名をなんとしたのだ。」
佐助「はっ!では、手前の者から名乗らせます。」

「はっ!アンアンと申します。」
「はっ!ファンファンと申します。」
「はっ!ヤンヤンと申します。」
「はっ!ニャンニャンと申します。」
「はっ!アハンアハンと申します。」
「はっ!ウフンウフンと申します。」
「はっ!イヤンバカンと申します。」
「はっ!アアッソコハダメと申します。」
「はっ!アアッダメダッテバと申します。」
「はっ!アアッアタシモウXXガXXXデXXXXXと申します。」

佐助「これら、エロ前十人衆でございます。」
殿様「・・佐助。」
佐助「なんでございましょう。」
殿様「面白くないぞ。」
佐助「はっ!」

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[167] Re[166]: 新任教師の苦悩 (お題:面白い) 土星 2004/02/28(Sat) 23:03 [返信]

転入生のお知らせ
来月より以下の3名が1年2組に転入することになりました。

面矢 愛罹凪  おもや えりな
白帷子 教史  しらかたびら ひろふみ
い 水  かながしら みずき



………新任教師山田の苦悩は、まだ深い
 

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[166] 新任教師の苦悩 (お題:難しい) 土星 2004/02/28(Sat) 23:01 [返信]

新年度1年2組児童名簿
担任:山田 一郎

四十住 万葉 あいずみ かずは
縣 来巫   あがた くみこ
畔見 宇宙   あぜみ たかひろ
猜ヶ宇都 希羅蘿  あべがうと きらら
有栖川 海翔  ありすがわ かいと
安念寺 騎士  あんびる ないと
五百騎頭 真伊羽  いほきべ まいは
雅楽生 都麦  うたがわ つむぎ
鵜鬱檸檬 素晴  うつかじ すばる
御厩 素晴  おんまや ゆうか
囓 羽蘭  かじ うらん
我修院 達也  がしゅういん たつや
我那覇 美玖留  がなは みくる
慶田盛 藻瑚  けだもり もこ
小比類巻 来夢  こひるいまき らいむ
寒河江 冴空  さがえ さすけ
七五三 一二三  しめ ひふみ
樗木 彪我  ちしゃき ひょうが
百目鬼 虹以望  どうめき にじな
禰宜田 野鶴  ねぎた のつる
東国原 英夫  ひがしこくばる ひでお
晝河 舞桜  ひるかわ まお
波々伯部 未夢生  ほほかべ みゆう
翠簾野 檎越琉  みその ごうる
葎迫 天寿  むくらさこ てんじゅ
御祓如 真聖  やごうら なおき
饒平名 璃音  よへな りおん
蕨岡 五百里  わらびおか いおり




………新任教師山田の苦悩は、深い

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[165] Re[143][95][93][59][49][31][17][14]: 訂正 (お題:難しい) みりん 2004/02/28(Sat) 22:44 [返信]

●1989年2月号P168の「私のとっておき美容法」コーナーにおきまして
『もう難しくない・二重帳簿の作り方』とありますが、
『もう難しくない・二重まぶたの作り方』の誤りでした。
関係者の方々に大変ご迷惑をおかけしたこととは思いますが、
15年も前の事ですので誰も覚えていないと思いますので、
古書店で買った雑誌の誤字を見つけて昔の事をほじくり返すのはやめて下さい。

<月刊美容じゃあなる編集部>

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[164] 小学生の一日 (お題:難しい) ツバサ(ぶぶじ) 2004/02/28(Sat) 22:25 [URL] [返信]

小学生の一日



朝ご飯
鰹の踊り食い

通学
スケルトンの日傘

一時間目
愉快な戦争をしてみる

二時間目
ノストラダムスの予言を考える

三時間目
宇宙人をジャイアントスイング

四時間目
玉ねぎ握りつぶし

給食
ミートソース無しのスパゲッティ
ナン
みそしる

家に帰って
ケチャップで死んだフリしながらお母さんを迎える

外出
エンジンで走る自転車で暴走族ごっこ

宿題
北朝鮮拉致問題を考える


感想
むずかしいとおもいます。
あしたはかんたんなのがいいな。

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[163] Re[158]: アドウェア (お題:面白い) くまきち 2004/02/28(Sat) 22:18 [返信]

「折り鶴《和菓子なら鶴屋吉信》を折るのが面白く《贈答品には白松がモナカ本舗》なってきたよ」

「うーん、面白く《贈答品には白松がモナカ本舗》ないとは言えない《ナイトのお菓子鰻パイ》かな」

「いとおかし《ミスターイトウのバタークッキーをよろしく》」


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[162] 冴えわたる手際 (お題:面白い) まき・とうこ 2004/02/28(Sat) 21:53 [返信]

「それでは旦那様、ご納棺の前に奥様のお化粧をお直し致しましたので、どうぞお会いになられてさしあげて下さい。こちらでございます」

「う。うううう。ああウロ子。ウロ子ウロ子う。ううう。ぐ。あ。えー。ところで葬儀屋さん。えと。でも。あの。その、ひとつだけ、お訊きしていいでしょうか」

「なんでございましょう」

「死化粧って、死に顔を安らかに見せるべくほどこすものなのですよね」

「おっしゃるとおりでございます」

「では、なんで、妻のマブタに目玉が描かれてるんですか?」

「我ながら素晴らしい出来栄えです。あたかも朝の光の中、ほがらかにお目覚めでいらっしゃるかのようです」

「中学生の修学旅行じゃないんですから」

「ご希望でしたら額にマジックで『バカ』とお書き添え致しますが」

「その必要はないです」

「わたくし実は葬儀業界のリック・ベイカーと呼ばれておりまして」

「あ。あっ。そんなひどいとこに毛を植えないで下さい」

「ちっ」

「あっ。すっすみません。でも。え。あの。もうひとつおたずねしたいことが」

「ご遠慮なくどうぞ。私どもでお役に立てればもっけの幸いでございます」

「祭壇の前にあるのは、後でお棺の中に入れる花なんですよね」

「さようでございます」

「では、なんでその隣にタマネギやニンジンやセロリが並んでいるんですか?」

「隙間に詰めて頂きますと、骨にこんがりと焼き目をつけるときに、香味野菜の風味が移ります。お骨壺にお移しし、塩コショウと改めてブーケガルニをお加えしてひたひたのスープで3時間ほど、透き通った素敵なコンソメのできあがりでございます」

「煮こみません」

「焼き窯は遠赤外線反射板グリルヒーター及び無煙ロースター装備でして」

「そのように様々な調理法に対応して頂かなくて結構です」

「わたくしの包丁さばきは業界のダミアン・ハーストと呼ばれておりまして」

「あっ。あっ。丸のままでいいですやめて下さい」

「ちっ」

「あっすみません。ごめんなさい。でも。ぐぎ。がご。あの。さらにおたずねしたいことが」

「なんなりとどうぞ。私どもの使命はそのように無知なカモを手ぐすね引いてお導き申し上げることにあるのです」

「お経って、故人の成仏を祈るためにしめやかに読まれるものなんですよね」

「その通りでございます」

「では、なんで昨夜、お坊さんが座りなおしたときに『ぷう〜』とか音がしたんですか?」

「はあ、お母様が思わずお手もとのご焼香炉の灰をぶーとお吹きになりましたなあ。まったく劇的な陰影効果、親戚ご一同『おお』と拍手、私どもの期待を上回る大ヒットでございました」

「ではあれはわざとだったんですか」

「私どもは坊主のリズム感を特に重視し、ナマグサ盛大に飲み食い許可のうえ絶妙のタイミングを訓練させております」

「葬儀屋さん」

「はい」

「確かに妻は、『人に泣かれるのはいやだ、それより自分の明るい思い出が残るようなお葬式にしてちょうだいね』と言い残しましたが」

「さようにうかがっております。ですからこのように鉄壁の体勢を整えまして」

「鉄壁ってあんた、『明るい葬式』を『面白い葬式』と解釈するのはやめて下さい」

「ご葬儀だけに留まりません。四十九日に札幌のご実家のお墓までお運びする際には、羽田でお骨壺を預けのお荷物にして頂きまして」

「いただかないでいいです。砕けます。着いた時にゃバラバラです」

「その上うっかり南回り便にお乗り頂くという壮大な展開をご用意しており」

「南回りって、羽田からシンガポール経由で札幌に行くんですか」

「ややこしいことするもんだからあっという間にロストラゲージ、遺族親族みな大慌て」

「どうするんですか損害を旅行保険で請求するんですか。支払うんですか東京海上火災や損保ジャパンが」

「ご心配なく。お買い上げ時のレシートを提示すれば、手続きは比較的迅速に進みます。支払いを渋るようなら、奥様かつぎこんでカンカンノウ踊らせれば一発かと」

「燃えてますしロストしてます」

「ご安心を。60日間の保証期間中ですから無料で代替品をお持ちします」

「代替品って」

「新鮮死にたてほやほやです」

「誰ですか一体」

「つきましてはまた新鮮な気分で通夜から火葬などひと通り、なにとぞよろしくお引立て下さいますよう」

「えらいえげつないシステムですな」

「墓場の土地の節約にもなり地球に優しゅうございます。環境保護のためには多少の出費はやむを得ません」

「あんたの金じゃないでしょうが」

「それではそろそろお棺にお移しさせて頂きます」

「はい。は。え。あ。あっ。ち。ちちちょっと待っ。どこをつかんでいるんあっ。でっそんなとこに手をかけては。あーっ。シェーをさせてはいけな。うろ。ごあっ。そんな折って畳んで裏返したりしては。あっ。あーっそっそれはひどい。あっ。あーっそれだけは勘弁してどうかそんなちっちちちくしょう!おお大人しくしてりゃ調子に乗りやがってこのハゲ!俺のケツを舐めろボケ!てめひとんちの死人をなんだと思ってんであドリァ!」

「はい、お客様は仏様でございます」



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[161] ナンカイさんが行く (お題:難しい) くまきち 2004/02/28(Sat) 21:37 [返信]

「できる可能性があるから、難しいんだよ。できないことは簡単。諦めちゃえばいいんだから」
「なるほど。それはそうだね」
「円周率を小数点以下30桁まで言ってみて」
「3.14159265358……。わかんないや」
「てことは、どうがんばってもできないって諦めちゃえばいいわけだから、簡単ね」
「そういうことになるね」
「んー、『失われた時を求めて』を一週間で読んでみて」
「えーっ、それはどう考えても無理だよ」
「どうしても、できない?」
「うーん……、無茶をすれば、何とかなるかもしれないけど」
「やろうとすれば、できるのね。じゃ、これは難しいのね」
「ううう、そうかも」
「やればできることと、どうがんばってもできないこととで、はっきり『難しい』と『簡単だ』
に言い分けられることになるよね?」
「そうだね。なんか気が楽になってきたよ」
「じゃあ、正7角形を定規とコンパスを使って正確に書いてみて」
「えと、絶対にできないから、簡単、かな?」
「このゲーム、解ける?」
「んーと、難しいね」
「『存在と時間』を800字以内でまとめてみて」
「うう、難しいね」
「戦争のない世界を今作って」
「えっと……、簡単だね」
「あしびきの……」
「え?、あっ、はいっ。あ違った。難しいね」
「『ルビーの指環』を暗誦して」
「んー難しいね」
「リーマン予想が成り立つことを証明して」
「簡単だね」
「じゃ、これ食べて。作ったの」
「簡単だね」
「じゃじゃ、早く食べてみてよ。簡単なんでしょ?」
「ずるいよ」

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