Web 嘘競演 ▲嘘競演トップ
■投稿する
■クロニクル
■新規順リスト
■投票結果
■使い方
■番号順リスト
■最新作品
■感想(ラウンジ)
■検索
■お題とルール
■ツリー状リスト


<<Prev | Next>>
[170] ボクと井戸 (お題: 水) みりん 2004/06/16(Wed) 20:52 [返信]

ぼくの家には井戸がある。
毎日井戸から水をくむのがぼくの仕事だ。
もちろん飲んだりは出来ないけど
お風呂やせんたくの時にはこの水を使う。
ぼくが水をくむとお母さんがとてもよろこぶ。
だからぼくは井戸が大好きだ。

よいしょよいしょよいしょよいしょ。

ぼくのクラスで家に井戸があるのはぼくのうちだけだ。
まーくんの家にもかずくんの家にも井戸はない。
みんなうちに来ると井戸であそぶ。
水あそびは面白いからね。
だからぼくは井戸が大好きだ。

よいしょよいしょよいしょよいしょ。

ぼくは毎日井戸の水をくむから
クラスで一ばんの力もちだ。
うでにきん肉が付いているんだ。
みち子先生もすごいわねって言ってくれる。
だからぼくは井戸が大好きだ。

よいしょよいしょよいしょよいしょ。

ぼくはとなりの席のリエちゃんのことが気になってる。
ぼくの家の井戸を見に来ないかな。
ぼくが井戸の水をくむのを見に来ないかな。
リエちゃんも井戸が好きだといいな。

「リエちゃん、あのねぼくの家には井戸があるんだけど…」
「え〜井戸〜? やだ〜貞子〜? きも〜い」

だからぼくは井戸が井戸が……………。

<<Prev | Next>>

<<Prev | Next>>
[169] 水辺にて (お題: 水) くまきち 2004/06/16(Wed) 20:37 [返信]

「配管屋さんって英語で何て言うんだったっけ?」
「なんだったかねえ」

「プロパーじゃなくてプラナーでもなくてプランナーでもなくて
パラノイアでもなくてパロマでもなくて……」
「フラマンじゃなくて富良野でもなくてペルノーでもなくて
プリマでもなくてピレネーでもなくて……」


ゴゴゴ
ゴゴゴゴゴ

「あ、水だよ、水」
「確かに水周りのお仕事だよねえ」
「うしろ、うしろ」
「ああ、水だねえ」

ゴゴゴゴゴゴゴ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
どどどどどどどどどどどど
どどどどどどどどどどどどどどっばーん


「ごぼ、ああ、思い出した、ごぼごぼグラバーごぼごぼ」
「それは長崎だ、ごぼごぼ、よ」
「ああ、岩、岩」
「それはごぼ明らかにごぼごぼ違いそうごぼだよ」
「ごぼあっち、ごぼごぼあっち」
「どうした、ごぼごぼ、の?」
「つかまる、ごぼ、つかまる」
「ああ、それはいいごぼ考えだねえごぼごぼ」


……
…………
………………

「はあ、びっくりしたね」
「びっくりだ、ねえ」
「……」
「……」

「あれ、何の話してたんだっけ?」
「なんだったかねえ」

「ま、いっか」
「まあ、いいか」


<<Prev | Next>>

<<Prev | Next>>
[168] 【水】の豆知識 (お題: 水) きだて 2004/06/16(Wed) 20:34 [返信]

一週間の豆知識…【水】


・水曜日
ある年代以上の人間には非常に懐かしい『水曜スペシャル 川口浩探検隊シ
リーズ』は、まさに水曜日にとりつかれた番組だった。隊長の川口浩は水曜
日生まれ(1936年8月26日)。彼より先に入るとしてお馴染みのカメラマン
氏も水曜日生まれ(1955年10月5日)、他にも、幻の石器裸族タオパントゥ
(1979年8月1日)、ボルネオ島奥地の幻の巨大獣人(1960年9月14日)、原始
恐竜魚ガーギラス(1984年4月25日)など、なんと、関係者の約9割が水曜日
生まれというから驚きだ。

・水蚤
水蚤(ミジンコ)は、夏場など気温が高いときは雌のみで単性生殖を行い増え
るが、気温がさがり環境が悪くなってくると、群の中に雄が発生し、両性生
殖を行うようになる。9月下旬〜10月頃、水たまりから「あらあの子なんで
あんな不細工なブーツ履いてるのかしら。たぶん育ちが悪いからセンスも良
くないのよねぇ」のような鳴き声が聞こえてくると、そろそろミジンコの雄
が発生しかけているのだな、と分かる。初秋の季物。

・水仙
ナルシストという言葉の元になったのが、川面に映る自分を見続け、やがて
水仙の花へ姿を変えてしまった青年ナルキッソス。なぜ彼が自分の映し身を
見続けたのかは諸説紛々だが、最も有力なのが『川に映った男のくわえてい
る骨の方が大きそうだと思って吼えたら自分がくわえてた骨まで落として呆
然としていた』という説。


<<Prev | Next>>

<<Prev | Next>>
[167] 水鳥 (お題: 水) 小象 2004/06/16(Wed) 20:07 [返信]

水鳥は、優雅に泳いでいるように見えるが、水面下では遺産をめぐる醜い争いが繰り広げられている。

遺産といっても、なにせ鳥畜生であるので、残されるのはムネ・モモ・手羽・ささみ・皮・軟骨など。
文字通り、骨肉の争いである。




<<Prev | Next>>

<<Prev | Next>>
[166] CM (お題: 水) 藤山高志 2004/06/16(Wed) 19:51 [返信]

毎週水曜日は〜

火・出・子 の 日♪

火出子の腎臓3割引き!
「え? ちょ、ちょっと待って?」

火出子の眼球5割引き!
「待て待て 待ていいいっ!!」

いいもの お安く!
「お安くじゃないわよー! て、ていうか、み、見えないいいいいっ!!」


銭こ、どうーっ?

「いいから、目玉かえせえええええええええぇぇっっーーーー!!」



<<Prev | Next>>

<<Prev | Next>> [Up(163)]
[165] Re[163][160]: Long and winding road  (お題: 水) 玄界灘男 2004/06/16(Wed) 19:44 [返信]

「ウ、ウォラ〜、ウォーラ〜、ウォ〜トォア〜。」

「うっるさいわねえ、この娘は。こんな家庭教師引き受けるんじゃなかったわ。」

<<Prev | Next>> [Up(163)]

<<Prev | Next>> [Up(86)]
[164] Re[86][20]: 一週間の歌〜恍惚の老境編 (お題: 水) 藤山高志 2004/06/16(Wed) 19:33 [返信]

水曜日に友達が来て〜♪

「やぁ、トメさん。久しぶりじゃなぁ」

木曜日に送っていった〜♪

「ところでアンタ、5年も前に死んだはずじゃあ……」

トゥリャトゥリャトゥリャトゥリャトゥリャ、トゥリャリャ〜ッ♪
お花畑がキレイだな〜〜っ♪




<<Prev | Next>> [Up(86)]

<<Prev | Next>> [Up(160)]
[163] Re[160]: Long and winding road (お題: 水) 詰めにくい 2004/06/16(Wed) 16:28 [URL] [返信]

> ヘレンが!ヘレンが!初めて掌に字を!
>
> ・・・・・・・
>

そうか,お前まであいつに…。
よっしゃ,知事選の立候補は断念することにしょう!(涙)


<<Prev | Next>> [Up(160)]

<<Prev | Next>> [Up(134)]
[162] 連続テレビ小説『冬の彼方』(その4)  (お題: 水) コウヘイ 2004/06/16(Wed) 15:38 [返信]

燃やした下着でしばらく暖をとっていた二人。しばらくすると地面から不気味な轟きが聞こえて来た。
「何、この音。こんどは地面の下に生き物がいるのかしら。」
「ばかだなぁ、由美子。地中に生き物がいるもんか。水中でもあるまいし。」

突如、ものすごい音と共に、下から海水が湧き出して来る。

「大変だ。今まで地上でキャンプをしていたと思っていたけど、ここは流氷の上だったんだ。」
「どうしましょ。日本最東端の地(全千島が返還されると仮定して)で初日の出を見るために占守(シュムシュ)島(東経156度30分)に来たというのに、、、陸上で初日の出を見ないと意味がないわ。」
「あいかわらず冷静だな、由美子は。」

【ナレーション】
運命の神は非情であった、突然流氷は二人の間でぱっくりと割れ、たけしを海上へと投げ出したのであった。
「たけしさ〜ん」
「由美子〜!!」

【ナレーション】
『とりあえず流されたのが私でなくて良かった』
由美子はふと思った。


<<Prev | Next>> [Up(134)]

<<Prev | Next>>
[161] 武蔵 秘剣・七番勝負(前編) (お題: 水) Inagi 2004/06/16(Wed) 14:15 [返信]

「よくきたな、武蔵よ!
 この日山日太郎の秘剣『日輪』を受けて死ぬがいい!」

『日輪』とは太陽の光を反射して敵の目をくらまし、
そこを唐竹割に切り落とす、恐るべし必殺剣である。

「し、しまった。今日は曇りだったか…ぐふっ。」

「日山を倒すとは、少しはできるようですね。
 ならば月山月次郎の秘剣『月影』によって冥土へ旅立ちなさい。」

『月影』とは名の通り月の影に隠れて相手の背後に忍び寄り、
そこを袈裟懸けに切り落とす、恐るべし必殺剣である。

「む、無念。今は昼でしたか…ぐふっ。」

「やるね、あの二人を倒すなんて。
 でもこのボク、火山火三郎の秘剣『火走り』を破ることができるかな?」

『火走り』とは敵の足下に火薬をこっそり仕掛けておき、
問答無用で爆死させる、恐るべし必殺剣である。

「ば、馬鹿な。火薬を仕掛けているときに攻撃してくるなんて…ぐふっ。」

「ククク、すばらしい。
 私、水山水四郎の秘剣『水龍』の犠牲になるだけの資格はあると言うことか。」

『水龍』とは左手に隠し持った水鉄砲で相手の目つぶしを行い、
そこを片手突きでのどを刺し貫く、恐るべし必殺剣である。

「ハハハ、まさか私の水鉄砲を避けられる者がいるとは…ぐふっ。」

首尾よく七人衆のうち四人までを倒した武蔵。
だが残りの三人はさらに恐ろしい秘剣で待ちかまえているはずだ。
がんばれ武蔵!

「やめてぇ…。」

<<Prev | Next>>

[HOME] [投稿] [新規順] [ツリー] [番号順] [最新] [投票結果] [クロニクル] [感想] [お題とルール] [使い方] [検索]

以下のフォームから自分の記事を修正・削除できます
記事No パスワード 修正 削除