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[100] 心がわり 玄界灘男 2005/11/19(Sat) 22:50

俗に言う「赤穂不忠臣蔵」藩士に高田郡兵衛資政(たかたぐんべえすけまさ)
がある。江戸時代初期に高名を馳せた高田流槍術の開祖高田又兵衛吉次の孫で、
当人もまた槍術の達人として知られた人物である。そのまま何事もなければ、
歴史に名を残す事も無い地方の一藩士として生涯を終える人物であったろう。

この高田郡兵衛は、小笠原佐渡守長重に仕え,のち浪人。その後,戸田山城守
忠昌の口利きで赤穂藩(浅野家)に江戸詰200石15人扶持で仕官した。つま
りは一介の浪人から推薦を受け中間管理職として赤穂藩に雇われた身の上であ
るからして、亡主浅野候には恩義があると言える。
元禄14年の刃傷事件の際も江戸におり、一貫して江戸勤番の仲間である堀部
安兵衛武庸や奥田孫太夫重盛らとともに仇討ち強硬論を主張し、江戸急進派三
羽烏と言われていた。

「安兵衛、安兵衛、おるか?」

元禄15年の年も押し詰まった師走12月、元赤穂藩士堀部安兵衛の長家の戸を
叩く者があった。その遠慮がちな振る舞いから安兵衛には同志であることが判
った。同時にそれが高田郡兵衛である事がすぐ判ったのは日頃の交友の深さで
あろう。

「郡兵衛か?待て、今開ける。」

安兵衛はしんばり棒を外すと戸を開けた。

「すまん、夜分に。」
「いや、かまわぬ。まあ入れ。」

見ればどことなく憔悴したような友の顔である。「何かあったな。」と思うのは
同じ大望を抱く身としては当たり前のことである。

「何があった?」

安兵衛の問いに郡兵衛はものも言わず手をついた。

「どうした?何も言わいでは訳が判らん。まずそこから立って話をしろ。」

郡兵衛はのろのろと立ち上がると促されるままに座敷にあがった。

「で?」

安兵衛は何もしゃべろうとはしない郡兵衛に話を促した。

「すまぬ、すまぬ。すまぬと何べんくり返してもあいすまぬことである。安兵
 衛、俺は脱盟せねばならぬ仕儀と相成った。」
「なに?脱盟?何ゆえにお前が脱盟を?」

安兵衛にとっては寝耳に水である。皆に先駆けて抜け駆けするならいざ知らず、
急進派中の急進派、江戸派高田郡兵衛の脱盟である。それも他の浪士ならいず
こへとも知れぬ逐電が当たり前なのに、今こうして脱盟を告げに来ている。子
細は判らぬがどうにも合点の行かぬ所行である。

「何ゆえお前が?」

安兵衛はただ同じ言葉をくり返した。

安兵衛が書き遺している「武庸筆記」によると、子細は次のようなことであっ
たと記されている。
郡兵衛の伯父に旗本村越伊予守家臣(一説に幕府御家人)150俵の幕臣内田三
郎右衛門と言う者がある。村越伊予守組家臣とあるが、村越伊予守直成は当時
留守居で、このころの小普請組は留守居の管轄であるから、家臣としてあるに
間違いではない。この内田が郡兵衛の兄弥吾兵衛宛てに婿養子の話を持ちかけ、
一度は断わったものの断る理由を問い詰められ、仕方なく仇討ちの義盟のこと
を漏らしてしまった。これに対し内田は「五人以上申合仕儀ハ既ニ徒党ト被仰
出儀ニ付此度我等心底ニ不随候ヘハ我等名跡断絶致事候、弥左様ノ事ニ候ヘハ
後日ニ我々其過難遁事共ニ候、後日一家及滅亡候義必定也。」つまりは「御公
儀に対する反抗」と反発した。郡兵衛は内田に騒がれるのを怖れてやむなく養
子話を呑むこととなった。公儀直参の身としては、たとえ甥であっても訴える
のは仕方のないことである。それが当時の社会の仕組みというものである。但
し、内田氏と高田氏との関係もよく分らないところがある。父方の伯父とある
通りならば郡兵衛の父の兄になるのであろうが、父元知には妹があるばかりで
ある。元知の母(野村新蔵の娘)についても妻(富田氏の娘)についても分ら
ない。郡兵衛の一件が家の恥ということで提出した系譜から削除したのやも知
れない。

「ふ〜む、お前も板挟みだなあ。」
「全てはこの身の不徳の致すところ、こうなればお前の手に掛かってとおもっ
 たのだが大事の前、それもなるまい。全ては事の成るまでの辛抱だ。」

郡兵衛の苦悩は安兵衛にもよく判った。浪士の誰もが郡兵衛と同じ境遇にいつ
陥ってもおかしくはないのだ。郡兵衛は運が悪かった、それしか言い様がない。

「笑ってくれるか、安兵衛。さんざに同志を煽って、ついて来ぬ者を腰抜け呼
ばわりした俺が脱盟者だ。ご家老に何と言って詫びればよい。」
「いや、ご家老も判ってくださる。きっと判ってくだされる。」

そう安兵衛は肩を落としたままでいる郡兵衛に語った。郡兵衛は顔を上げると
安兵衛の目を見て急に言い出した。

「安兵衛、頼みがある。」
「おう。」
「遠からず俺の脱盟は皆が知る事と成る。だが、お前は俺をかばってくれるな。
中心となるお前が脱盟者をかばうとなれば、皆の心に弛みが出る。今、討ち
入りの同志には皆それぞれに弱味がある。金のこと、女のこと、親のこと。
俺というたがが飛んだことでそれが吹き出す。頼む、俺を悪し様に言うてく
れ。嘘をつく事は無い、事実を言えば済む事だ。『高田は不忠である。』とそ
れだけを言うてくれればよい。」
「郡兵衛、お前はそれでいいのか?」
「よい、それでよい。」

安兵衛は郡兵衛の必死の目を見た。そこには同志の誰にもない忠義の煌きがあ
った。

「安兵衛よ。」
「何だ?」
「俺はたまに夢を見た。後世に忠義並びなき者達として語り継がれるであろう
武士の誉れであるこの身を夢に見た。」
「ああ、俺もたまに考える事がある。たまにだがな。」
「その誉れをこうも簡単に失うとは、世の中とは無情だなあ。」

安兵衛は考えた。今残っている誰がこの郡兵衛を責められよう。明日になれば
誰が同じような話をするかも判らない。しなかった者は運がよかっただけなの
である。

「安兵衛、俺は帰る。二度と会う事もあるまい。」
「うむ。」

そうだろう、と安兵衛も思った。

「本懐を。」
「うむ、本懐を。」

安兵衛は長家を出て行く郡兵衛の背中を見送った。
郡兵衛は降るような冬の星空の下を歌いながら歩いて行った。友人でもある安
兵衛でも初めて聞く寂し気な、それは切な気な歌声であった。

「私バカよねえ、おばかさんよねえ〜、と。ふふふ。馬鹿かあ、馬鹿だなあ。」

(郡兵衛、そこまで自分を責めるな、それにその歌は。その歌は・・・・。)

「後ろ指、後ろ指、指されてもぉ〜、と。ふふふ、ふふふふ。」

(その歌は「心のこり」だ、「心がわり」じゃないんだ、郡兵衛。)

安兵衛は郡兵衛の小さくなっていく歌声と遠ざかる背中をいつまでも見ていた。

浪士たちの吉良邸討入り後の郡兵衛とその妻の消息は不明である。一説による
と義士たちの切腹のあとほどなくして自殺したともいう。
しかしながら、伯父内田も公儀に訴えることなく、心ならずも脱盟したが、大
望を守秘した高田郡兵衛ら旧赤穂脱盟藩士もまた『義』の人なのではないだろ
うか。

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[99] 名乗り 藤山高志 2005/11/19(Sat) 22:42
喜「悪を討つは我が喜び!喜び勇むぜ!喜レンジャー!」
怒「怒りで今日も悪を絶つ!怒り爆発!怒レンジャー!」
哀「ひっぐ……争う哀しみ教えます……涙腺決壊!哀レンジャー!」
楽「今日も楽しく敵を狩るっと♪快楽殺人♪楽レンジャーっ♪」

他の三人「怖ぇえよっ!!」



[98] 心象スケッチ くまきち 2005/11/19(Sat) 22:21
<冬、夜の波止場にて>
「ぼ、ぼぶどげっごじでぐだざい」(プロポーズなんて、顔から火が出そうだ)
「へ?」(何言ってるのかな)
「ぼぶどうげっごじでぐだざい」(返事をしておくれよ)
「ええ?」(はあ?木刀警護してください?)
「だがが、げっごぶじで」(も、もしかして遊ばれてたのか?)
「ごめん、そういうことしないの」(鷹が結構無事?鷹狩りなんてしないっつの)
「びえーん」(びえーん)

<小春日和が続く中、屋上に備え付けられたベンチにて>
「ああ、まったり」(ほげほげほげー)
「ええ、まったり」(ぼえぼえぼえー)
「今日はいい天気ですねぇ」(ぼげぼげぼげー)
「そうですねぇ」(ああ、牛丼食べたい)

<日曜昼下がりの百貨店にて>
「わぁー、見て見て。かわいいー」(私が一番かわいいけど)
「なんだなんだ?ああ、指輪か」(興味ないなあ)
「かーわーいーいー」(私が一番かわいいのは分かりきってることなんだけど)
「うーん、じゃ買ってやるよ。どれがいいの?」(しかたないなあ)
「ねえ、どっちが似合うと思う?」(さてさて、オテナミハイケン)
「ええと、右手で持ってるほうかなあ。んとこう、赤いし。赤いほうが妖しい魅力っていうか、君は十分妖しいから」(なに言ってんだろ、俺)
「えーっ、そうなのかなあ。うーん」(バーカ、何とんちんかんなこと言ってんのよ)
「えーっと、んじゃ左手左手。やっぱり魔子は緑のほうが似合うよ」(あーっ、もう。どっちでもいいから早く決めてくれよ)
「えーっ、ホントにそう思うの?ホントにホント?」(この甲斐性なし)
「……うーん」(やっぱり女はよく分からん)

<OLたちの朝の挨拶にて>
「ああ、サトウ先輩今日もキレイですね」(塗ったくればいいってもんじゃないのよ)

<居酒屋にて>
「おまえわぁ、もっとぉ、自分からスパッ!スパッ!、っとお、言いたいこと言えばいいんだよぉ」( )
「先輩、ちょっと飲みすぎですよ」(あー、ほんと勘弁してほしい)
「だぁかぁらぁ、俺の話しをぉ、きいてるのかおまえ」(  )
「きいてますよー」(ああ、もうっ!)
『リリリーンリリリーン』
「先輩先輩、携帯鳴ってますよ、ほらほら」(ふう、一息つける)
「はあーい、え、ああ母ちゃん。今仕事終わったとこ。いやいやいや飲んでないって、まさか」(コワイヨー)
「あ?え、ああ。うん。これから帰る帰る。え?キャベツ一玉を西友で?ああ、買って帰る買って帰る」(コワイヨコワイヨー)
「あ、うーん、うんうんうん。んじゃ、これから電車乗るから。あとで」(コワイヨコワイヨコワイヨー)
「会計、払っといて、んじゃ」(キャベツキャベツキャベツ)
「はぁ」(なさけない)

<歯科医院にて>
「はーい、口をアーンしてくださーい」(ドリルドリル、イヒヒヒ)
「はい、あーん」(こわいけどいたいけどこわいけどいたいけど)
「はーい、いきますよー」(イヒヒヒヒヒヒヒ)

『ウィーーーーン、ジジ、ジジ、ジー』

「イヒヒヒヒヒヒヒ」(はい終わりましたよー)
「えええ?」(おーたーすーけー)

<近所の空き地にて>
「♪ホゲー」(私はジャイアンと呼ばれているガキ大将です)
「♪ボエー」(私はジャイアンと呼ばれているガキ大将です)
「♪ボゲー」(私はジャイアンと呼ばれているガキ大将です)



[97] 心のともびし 小象 2005/11/19(Sat) 22:07
暗いと不平を言うよりも、すすんでビタミンAを摂取することにより、暗いところでの目の働きが活発になる場合があります。いずれにせよ、まずは専門医にご相談を。

(日本鳥目の会会報より)




[96] 新不明解ことわざ事典 傍見頼路 2005/11/19(Sat) 22:05
■心ここにあらざれば、見れども観えず、聞けども聴こえず。【こころここにあらざれば みれどもみえず きけどもきこえず。】

1)サイコダイビング中は五感が遮断されるため外敵に対して危険な状態になるさま。
2)心霊手術などで心臓を取られて意識がなくなり、何も判らなくなるさま。
3)転じて、肝心な認証キーを無くしたため、ダウンロードしたエロ動画ファイルの絵も見れず声も聞けないさま。




[95] いいとも最終回 吉田書院(41) 2005/11/19(Sat) 21:46 [URL]
森田はフジテレビ社長室に呼ばれていた。
「森田さんの功績についてはもう何も言うまでもないところです。ギネスブックに載ったくらいの長寿番組ですから、これはもうね。すばらしいことです。もちろん特別表彰の対象として考えていました。」
「は、ありがとうございます」
「でも今日はどうしちゃったんですか、一体。最後にこんなことをしでかすなんて」
森田は勢いに一瞬たじろいだが、きわめて冷静に答えた。
「最後だから初心に帰ろうと思いまして」
「あれのどこが初心?これを見なさい」
社長は机上に高く積み上げられた紙の束を指して言った。
「これ全部抗議の電話とメールです。五千通を越えたそうです」
「まあ、そうだろうと思ってました」
「思っていたならなんでそうするの。あなたほど社会的な地位のある人が、何やってるんですか」
「いやあ、ただのお笑いですから。社会的と言われましても」
「お茶の間の人がみんな見てるんだよ」
「番組が始まったときから、最後はこうすると決めてたんです」
「出来心ならまだしも決めていた?呆れました」
社長室の大画面テレビで再生されていたビデオが終盤に差し掛かろうとしていた。
『とうとう最後になっちゃいましたね。みなさんありがとう。さんまさんも、久本も、関根さんもどうもありがとう。SMAPのみんなも』
花束を抱えた森田の姿がアップになった。
「いい場面ですよね。自分でもかなり感動していました」
森田は感慨深げに言った。
「そう、いい場面です。この後もう見たくないね」
社長は消そうとリモコンに手を伸ばしたが、森田の手がそれを止めた。
画面の中の森田は日本中の視聴者に向かってにこやかに言った。
『明日みんな死んでくれるかな』



[94] 紙芝居 傍見頼路 2005/11/19(Sat) 21:45
小  ルンルンルン。お散歩楽しかったわ。



心  はあ疲れた、どっこいしょ。

   あら、あなた誰?なにその手の刃物!



必  キャア。切られた〜。




恩  お墓に入ってしまいました。


   ドットハライ。




[93] 心外製薬CM nope 2005/11/19(Sat) 21:28 [URL]
製薬会社界の異端児、心外製薬のCM(GIFアニメーション)



[92] KKKラジオ 朝の情報番組「おはようKKKです」 傍見頼路 2005/11/19(Sat) 21:25
おはようございます。

さて秋も深まり、ようやく各地から紅葉の便りが届く今日このごろ、みなさま
いかがお過しでしょうか。今年の紅葉は、秋の訪れが遅かったせいか、例年ほ
どの美しさは無いようですが、それでも週末に紅葉狩りに繰り出す人はたくさ
んおられるのではないでしょうか。

この時期、気になるのはお天気ですね。朝は晴れていたのに、急に曇ったり、
時ならぬ時雨が降ったりするのも、この時期の特徴です。

この時期の変りやすい天気を称して『女心と秋の空』とよく言います。これ、
この変りやすい天気を女心に例えた実に巧妙なことわざだと思いませんか。

ところで皆さん、このことわざ、昔から女心だった訳ではないことは、ご存知
でしたでしょうか?江戸時代から明治にかけては、『男心と秋の空』の方が
正しかったのですよ。昔は女性の浮気はご法度だったのですが、男性の浮気は
甲斐性と言って黙認されていました。ひょいひょいと浮気する男たちを見て世の女房が『男心と秋の空』と言いなしていたのですよ、世のお父様がた。

これが明治になって女性が強くなって、「あら、私たちも浮気しても構わない
んだわ」ってんで、あっという間に立場が逆転したんですな。どちらが幸せな
だかは私にはよく分りませんが。

それでは、『男心』がルーツかというとさにあらず。12世紀の頃の中国の文献
に『蒙古人心と秋の空』という表現があるそうなんです。いえ中国語でなんて
発音するのか、私は知りませんが、そんな意味のことが書いてあるそうなんで
すよ、奥さん。

農耕定住民族だった中国の人達にとって、馬に乗って、ばーっとやってきて征
服してさらに東に攻めてって、負けたらばーっと西へ帰っていくような、常に
移動し変化するような蒙古人の考えかたは理解を越えたもんだったんでしょう
な。

なるほど中国3000年が起源かと思われたあなた。実はまだ先がある。中国から
ずーっと西へ4000kmほど行った所、東アフリカの30万年前の洞窟から『ネアン
デルタール人と秋の空』と読みとれる壁画が発見されているのです、お嬢さん。
筆跡鑑定から作者は伝クロマニヨン人とされています。意味まではさすがにはっ
きりわかってはいないのですが、東アフリカの洞窟地帯に定住していたクロマ
ニヨン人に対して、スエズの地峡を渡ってユーラシア大陸へどんどんと広がっ
て行ったネアンデルタール人の、ころころ変る好奇心を表したものである
という説が、いちおう学会の通説となっているそうなんです。

さあ、話はまだまだ続きますよ、旦那さん。学問の進歩というのは恐しいもの
で、我々の身体の細胞についてイロイロ判ってきています。我々動物の細胞は、
周りを囲む細胞膜の中にか、遺伝子が入ってる核とかいろいろなものが入って
いまして、その中にミトコンドリアという変な器官があるのです。このミトコ
ンドリア、エネルギーの取り込み方とかどうも他の器官と毛色が違うってんで
不思議に思われていたら、驚くべきことに、昔は違う生物だったのが、我々の
祖先の細胞の中に潜りこんで一緒に住むようになったものなんだそうなんです。
これ大体35億年前の話です。

ヒトの細胞の中にもぐりこんで居候するような奴ですから、当然違う細胞へも
浮気をするわけでして、なもんですから原始的な真核生物から受け継がれてい
る我々の遺伝子にも、『ミトコンドリア心と秋の空』という真核細胞の嘆きが
DNAのすみっこに書き記されているのです。1990年から開始されたヒトゲノムプ
ロジェクトという人間の遺伝子を全部読んでしまおうという壮大な研究の中で
この記録も解読されたのです。

さあ、あとちょっと話は続きます。この我々の身体を含む全ての物質は原子か
らできています。この原子は陽子という大きな粒子と電子という小さな粒子の
組み合わせでできていて、電子が陽子の間を行ったり来たりすることで、化合
物とかマイナスイオンとかとなって色々な物質を構成しているのです。もう解
りましたね。『電子心と秋の空』電子顕微鏡の発達により、陽子の書き置きの
中に発見されました。

さらに、アインシュタインが発見しました相対性理論やらなんやらで、宇宙の
始まりについて判ってきました。宇宙の最初にビッグバンという爆発があって、
その直後には弱く引き合うクオークという素粒子だけだったのが、100億分の1
秒後にハロドンという、今の陽子や電子の様な強く引き合う粒子ができたんだ
そうです。弱くしか引きあわないクオークから見ると、強く引き合いながらくっ
ついたり離れたりするハロドンは異様に見えたのでしょう、『ハロドン心と秋
の空』というのが、相対性理論のヒモに書かれているというのが、最近の研究
で判ったそうなんです。

さて、今朝の紅葉から、宇宙の始まりまで話が飛んじゃいましたが、宇宙の始
まりから、世の中はくっついたり離れたり大変だったんですねえ。でも、強く
引き合う力があるからこそ、多様な世界になったり人類が発展したり、戦争が
あったり嘆いたり、世界が面白くなったんじゃないでしょうか。あなたと強く
引き合う人は、いま、どこに居ますか。

さあ、では今朝の行楽地への交通情報から参りましょうか......




[91] 事情により匿名、消息不明の消息筋(konn) 2005/11/19(Sat) 20:51
鏡餅
 平たい円形状の餅で、お正月やお祝いの時などに大小二つ重ねにして神仏に供える。通常、1月11日になると、割って、お雑煮などにして食べる。このことを鏡開きという。

心持ち
 その程度がわずかである様。ほんの少し。ちょっとだけ。気持ち。

心餅
 有る程度平たい、円形に見えなくもない餅状の物で、恋人の居ないクリスマスや、日常と何等代わりのないニートなお正月に、心象だけ飾る。通常1/11になると脳内で割り、脳内でほんのちょっとの幸福を味わうかどうかぐらい。


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