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貧乏だが正直な老靴職人さんが、無茶な納期に耐えきれず、
朝までに仕上げようとした仕事の最中に、思わず眠り込んでしまった。
とある寒い夜のことであった。

そのとき、普段から老靴職人の職場に住み着き、靴職人に恩義を感じていた
小人達が、眠り込んでしまった靴職人にかわって作業をしてくれたという。
完成した靴を材料に戻すという作業である。

これを聞いた後の人たちがこの夜のことを指して言うのがこの言葉。

「小人閑居して不善を為す」である。

靴の納期に間に合わなかったので時の王に処刑されてしまった老靴職人は
もう何も語らない。

「次長、吉田君は？」
「今日は休みのようです」
「あそう。困るね。吉田君はどうも遅刻や欠勤が多い」
「申し訳ありません。夜な夜な趣味に興じて、つい寝過ごすと言っていました」
「ドラクエでもやってるの」
「書道だそうです」
「書道。夜な夜な書道やってるの」
「ええ、米粒に小さな字を書くそうです」
「米粒？」
「米粒に詩を書いて『みつを』と付け足すといい値段で売れるのだそうです」
「アルバイトじゃないの」
「その通り」
「その通りじゃなくて注意してくれないと」
「きつく注意したのですが、どうも駄目で・・・」
「今度、私からも言っておこう」
「お願いいたします」
「最近の若造はまったく。ところでおや、吉田君の机の上に米粒が落ちている」
「ああ本当だ。文字のような黒い点がありますね」
「二粒あるよ。ちょっと読んでよ」
「（ルーペを取り出し）えー、なになに・・・『いいじゃない。みつを』」
「なにがいいの？」
「さあ」
「最近の若造はまったく。もうひとつは？」
「えーどれどれ。・・・こっちの米は詩じゃないですね・・・」
「ふん？」
「退職願と書いてあります。『一身上の都合により、来る平成１７年・・・』」

　〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「（ルーペで米を眺めながら）・・・この米に書かれているのはここまでですね」
「大した技術だな。それで結局、吉田君はやめたいのかね？」
「私には判りかねますが」
「そうだよね・・・」
「部長、この米は一応受理しますか？」
「そんなものはシュレッダーにかけちゃって」
「え、でもこの話も米に書いてあったらどうするんですか」
「別にいいから」
「目詰まりしますよ」
「いいってば。メタメタに砕いちゃって」
「ほほう、メタフィクションだけにメタメタに」
「ちょっと無理やりだけど」
「いえいえさすが部長、おあとがよろしいようで」

「小さい空き見つけた」

電車のロングシートに座る人の間にできた、
30センチ程の隙間に座ろうとする中年女性の姿を、
哀愁を帯びたメロディーにのせて歌う曲。

午後７時のニュースをお伝えします。

先日、「朝起きたらいつも小人が並んで歩いてる。」と番組内で発言した大阪府の竹中　佐久野くん(６)が、本日、精神鑑定を受ける事になりました。
この竹中佐久野くんの両親は、「寝る時によく羊を数えていたが、実際に見えているようだった」等と述べており、
今後も調査を進める予定です。
また、この佐久野くんの体には阪神タイガースのロゴが顔に接着剤で付けられている事から、両親の阪神タイガースへの教育、虐待などが無かったか等も調査を進めています。

また、佐久野くんの寝室からは白雪姫の絵本、ゼンマイ付きの小さな人形などが発見されました。



以上、午後のニュースでした。

Ｑ　聖武天皇に質問。一体どうして大量のお金や人手や時間をかけてまで
奈良の大仏のような巨大な代物を造ろうと思われたのですか？

Ａ　外国人に「鎮護の小さい奴」と馬鹿にされたから。

青空。
早朝の公園。
一面の銀世界。
雪を被ったシーソー、ブランコ、滑り台。
広いピクニック広場にうっすらと犬の足跡が一筋。

太郎「お婆ちゃま！　おしっこでドラえもん描いたよ！」
節子「まっ。　太郎ちゃんたら。
　　　・・・・・。
　　　これがドラえもんなの？
　　　一体誰の血かしらねぇほんとに。
　　　あなたのパパだってスケッチ大会いつも金賞だったのに」







節子「はい。　それじゃ滑り台の一番上に登りましょ。
　　　
　　　どう？　
　　　え？　太郎ちゃんあれ知らないの？　
　　　やれやれ。真理さんたらどんな教育してるんだか。
　　　
　　　ナスカの地上絵。 あれはハチドリなの。
　　　お婆ちゃま凍えそうだからもう帰りますよ」

近年急速に普及し、最近ではカメラ付携帯電話に押されて売れ行きが頭打ちのデジタルカメラ。

メーカー各社ではいま、カメラとしての撮影性能を上げる、あるいは今までのデジカメにはない付加価値をつける、などといった商品開発に力を注ぎ「デジカメ冬の時代」を乗り切る構えだ。

新しい付加価値として、魚介類や天ぷらなどの撮影用に、合わせ酢を内蔵する機能の研究に醸造メーカーと共同で乗り出したカメラメーカーも現れた。

このメーカーは「こんなに小さいのに、三杯酢」というキャッチコピーで、今春にも新製品を市場に投入する予定である。

　今月八日、登下校中の小学生をしつように付け回しては、
勝手に名前を付けていた男が県の迷惑防止条例違反で警察に逮捕された。
男は自称天文学者の62歳の男。
男の自宅から押収された数十冊に及ぶ大学ノートには1960年から現在に至るまでの
近くの小学校に通う生徒の住所、登下校のルート、時間、特徴等が克明に記録され、
それぞれのこどもに名前が付けられていた。

　取り調べに対して男は
「新しい小学生を発見したら、その軌道を観測するのは天文学者の義務。
軌道の確定が出来た小学生に名前を付ける権利は当然発見者にある」
と、反省の色がないばかりか
「第一号のケレス君発見以来、五万人以上の小学生の軌道を調べて来た。
6562号のタコヤキ君や6983号のコマツサキョウちゃんを発見、名付ることが出来たときには、我ながらヤッタ！と思った」
などど捜査員に自慢げに話しているという。
男の付けた名前が学校でそのままあだ名になることも多いらしく
県教委は実態の把握につとめている。

聞かれて回答に困る質問はなんですか？（複数回答可）

１位　今後の北朝鮮への対応　　　　　　　　　　　　　　　８９％
２位　少子化問題　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　７２％
３位　景気回復　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　６７％　　
４位　どうして大統領がいるのに小統領はいないの？　５５％　

（総理官邸から出てきた人１００人に聞きました。）

・好きな楽器はホルン。

・好きな食べ物はミノ。

・好きなゲームはグラディウス。

・好きな歌は「奥飛騨慕情」。

・酔っぱらうたびに「僕もね、広げるとテニスコート１枚分に…」の話を
　始めるので部下からは嫌われている

・歌舞伎町で「ショチョサーン」と呼ばれるのを苦々しく思っている。

・肛門に「このケツの穴の小さい野郎め」と言われたときに、
　「お前がケツの穴だろう」と言い返せなかったことを未だに悔やんでいる。

・一度、まっすぐになって寝てみたい。

・耳から絨毛が伸びているので、女性社員にも嫌われている。

・ソーセージを分解した夜は、バーで深酒をあおる。

・大腸への腹いせに、胃腸からの消化物を直接、肛門へ送ったことがある。

・胃腸への腹いせに、大腸へ送った消化物を再び、鼻へ戻したことがある。

・オリエンテーションで体外見学に行ったことは今でも良い思い出だ。

・「ER　緊急救命室」には２７回、出演したことがある。

・「その時 歴史は動いた」にも３回、出演したことがある。

・便秘時の大腸を武器に使った完全犯罪について考えたことがある。

・本当は、広げても畳１枚ぐらいにしかならないんじゃないかと、不安に駆られる時がある。

・あまりに心配になって、実際に広げようとしたら、抗不安剤を処方された。

・いつかは内臓全部を小腸にしたい。