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[40] 親日家 ケスモク? 2007/03/26(Mon) 11:13 [URL]
「首相、来週会談がセットされている、シラク大統領のプロフィールです」
「ああ。かなりの親日家なんでしょ。一応、目を通しておこうか」

*  *  *

【氏名】ジャック・シラク
【肩書】フランス大統領
【敬愛する国家】日本
【唾棄すべき国家】アメリカ合衆国

*  *  *

「唾棄すべき国家なんて、言っちゃっていいのかね」
「まぁ、公然の秘密でしょうけどね」

*  *  *

【尊敬する政治家】ジスカール・デスタン、東条英機
【尊敬する思想家】モンテスキュー、北一輝
【影響を受けた本】「パンセ」(パスカル)、「最終戦争論」(石原莞爾)

*  *  *

「随分と極端な人みたいだね」
「アメリカに楯突いたという一点で評価しているらしいです」

*  *  *

【好きな言葉】「自由 平等 博愛」「トラ トラ トラ」
【愛唱歌】「ラ・マルセイエーズ」、「同期の桜」
【理想の女性像】カトリーヌ・ドヌーヴ、藤崎詩織

*  *  *

「藤崎って誰だい?」
「さぁ?」

*  *  *

【好きな画家】オーギュスト・ルノワール、小松崎茂
【好きな映画】「昼顔」「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」
【好きな食べ物】ギー・サヴォアのタルブ産白インゲン豆のカスレ、秋葉原のおでん缶

*  *  *

「何だかよく分からないけど、麻生さんに代理を頼もうか?」
「先方も喜ぶと思います」

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[39] 彼女の辞書には屈服もない ボイラー室の主 2007/03/26(Mon) 01:10
「国民の気持ちを、まるでわかってないんだ」
「首飾りを騙しとるなんて、あくどい女だぜ」
「外国に情報をリークしたってな。なんて売国奴だ」

髪を短く刈られ、手を縛られ、肥桶の中に入れられた彼女は、
処刑台までの道のりにて、市民をの姿を見つめ、その声を聞き、
なおも胸を張って何を思うのだろう。

「いい気味だぜ」
「さっさと死ね」
「馬鹿女が」

ゆっくりとギロチンへと向かう彼女。
しかし動揺のためか、死刑執行人の足を踏んでしまう。

「ごめんなさいね、わざとではありませんのよ」



[38] 彼女の辞書にも不可能は無い ボイラー室の主 2007/03/26(Mon) 00:44
「国民が『パンを寄こせ』とデモ行進をしています」
「パンが無ければ、お菓子を食べればいいじゃない」

「お伝えします。風呂の湯が足りません」
「お湯が無ければ、力士を入れればいいじゃない」

「大変です。展開がダレて、今週で打ち切られそうです」
「展開がダレたら、萌えを入れればいいじゃない」

「オゾンホールが巨大化し、紫外線がすごいです」
「オゾンが無ければ、オゾン発生装置を発明すればいいじゃない」

「地球の温暖化が進んでいます。このままでは」
「温暖化したら、核で地軸をズラせばいいじゃない」

「お伝えします、本当にこのままでは……」
「あーもう、うるさいわね。あとはDr.中松氏にお願いしてあるから、そっちでやって頂戴!」



[37] 真実を伝えて 週刊魚魚 2007/03/26(Mon) 00:20 [URL]
こんにちは。

 私は43さいです。ふゆしょうぐんなんかいないって言うげんすいがいます。しんぶんに書いてあること
ならほんとうだとげんすいはいつも言っています。ほんとうのことを教えてください。ふゆしょうぐんは
いるのですか。

ナポレオン・ボナパルト
パリ5−13115



 ナポレオン、君の元帥はまちがってるよ。その元帥たちはなんでも疑ってかかろうとする懐疑主義に毒さ
れているのだ。そんな人は自分の目で見ないと信じないのだね。自分の小さな頭で理解できないもの
はみんな存在しないものだと考えているのだよ。人の精神というものはね、ナポレオン、皇帝でも、元帥でも
小さいものなのだ。この広大な宇宙では人間というものは、その知力にかけてはただの虫、ありみたいなもの
なのだよ。モスクワをとりまく無限の大地と比べてごらん。あらゆる真実と知識を意のままに把握することの
できる神の知力と比べてごらん。

 そうだよ、ナポレオン、冬将軍はいるのだよ。寒さ、飢え、焦土戦術というものがあるように、冬将軍も
いるのだ。ロシアでこういった被害にあった将軍はたくさんいて、数々の戦史に彩りと喜びをもたらして
くれるじゃないか。冬将軍のいないロシアなんて、そんなのはさびしいじゃないか。
ナポレオンみたいな皇帝がいなければヨーロッパがさびしくなるのと同じことだよ。皇帝らしい戦術、辞書、
ロマンスがあるからこそ、欧州のつらいこともがまんできる。砲兵をろくに使わない戦いや、旧態依然の傭兵
軍同士の戦い以外に戦いというものがなくなってしまうじゃないか。ちびのコルシカ人がいるおかげで欧州に
満ちている由緒のない王様も消えてしまうよ。

 冬将軍を信じないって! チーズの香りも信じないのかな。元帥に頼んで人を送ってもらい、長い冬の間、
あちこちの要塞を見張ってもらったとしよう。冬将軍が要塞にやってくるのを見なかったとしても、それが
どんな証明になるだろう。だれにも冬将軍は見えないんだ。でもそれで冬将軍がいないって証拠にはならない。
この世で一番ほんとうのものというのは、皇帝にも元帥にも目には見えないものなのだよ。チーズの香りが
ジョセフィーヌが持ったチーズから出てくるのを見たことがあるかい。もちろん、ないさ。でもそれがチーズ
の香りがないという証拠にはならない。この世の中にあるもので、目に見えないすばらしいものをすべて頭に
描いたり、想像したりするということはだれにもできないことなのだよ。

 ベートーベンのピアノをこわせば、どうして中から音がでるのか調べてみることはできる。でも、目に見
えないロシアをおおっているベールがあって、これは世の中の最高の皇帝が命令した近代国民軍がどんなに
力をあわせても引き裂くことはできないのだよ。このカーテンを開けてサンクトペテルブルクの美とその向
こうにある栄光を目にすることができるのは、我々偉大なるロシア人だけなのだよ。これらは現実に存在す
るものだろうか。ナポレオン、いいかね、これらほど、ほんもので変わらぬものはこの世にないのだよ。

 冬将軍がいないって! とんでもない。冬将軍は永遠に生きているのだよ。ナポレオン、
これから千年後、いや、一万年の十倍たったときでも、冬将軍は侵略者達に絶望と、取り返しのつかない被害を
もたらし続けてくれるのだよ。



[36] (削除)週刊魚魚2007/03/26(Mon) 00:18




[35] (削除)週刊魚魚2007/03/26(Mon) 00:11




[34] 小咄をひとつ ボイラー室の主 2007/03/25(Sun) 23:59
なかなかこどものできない夫婦に、念願の子宝が授かりました。
丸々と大きな、男の子です。
夫婦は喜びいさんで「どうか長生きしますように」と、
願いを込めて神父様に洗礼名を付けてもらう事にしました。

神父様は悩みました。
これも外せない、これも外せない。

「パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ホアン・ネポムセノ・
マリア・デ・ロス・レメディオス・クリスピン・クリスピニアノ・デ・ラ・
サンティシマ・トリニダード・ルイス・ブラスコ・ピカソ」

夫婦は長すぎる名前にビックリしましたが、可愛い我が子のためです。
一語一句間違えずに、名前を暗記しました。

・エピソード1
「パブロ・ディエゴ(略)ピカソ! この算数の成績はなんだ!」
「だって父さん、名前を書く欄が小さすぎるんだよ。
小さい文字を書くのに時間がかかるのは当然だろ」
「パブロ・ディエゴ・ホセ・フラシッ! ……フランシスコ(略)ピカソ!
大体、綴りを間違えてるじゃないか!」
「アルファベットなんて、覚える気になれないよ。
てゆうか、噛んでるよ」

・エピソード2
「エヴァ……僕は君に会えて嬉しいよ。こうして君と食べるランチは格別だ」
「パブロ・ディエゴ(略)ピカソ……私もよ」
「エヴァ……もっと君と話したい。時間がいくらあっても足りないんだ。
恋って不思議だね」
「パブロ・ディエゴ(略)ピカソ……同感よ。激しく同感よ」
「うん。エヴァ、いつも食べるの遅いよね。スープが冷めてるよ」

・エピソード3
「結核……? そんな、嘘だろ、エヴァ! 嘘だと言ってくれ!」
「聞いて……パブロ・ディエゴ(略)ピカソ……」
「エヴァ……エヴァ……死なないでくれ! 僕を一人にしないでくれ!」
「最後のお願い……聞いてってば、パブロ・ディエ」
「エヴァ! エヴァーッ!!」
「ねえ、私ね、パブロ・ディエゴ・ホゴゲフゲフガハガフガフベシャビシャ!」
「うわーーーーーーーーーーーー!!」

ピカソが自分の名前を略していたのは、こういったトラウマが原因と考えられている。



[33] 密度が最高の純水1リットル Shi.Ma.Chu 2007/03/25(Sun) 23:36
今日未明、パリ郊外にある国際度量衡局に3人組の強盗が押し入り、制止に駆け付けた警備員4人に怪我を負わせた上、保管庫におさめられた白金イリジウム合金1kgを盗みだした。その後、強盗らは盗み出した合金と持ち込んだ白金イリジウム合金を溶接し、約2kg程度にまで重さを増やし再び保管庫に戻して逃げ去った。
溶接により重さが増えたのは国際キログラム原器であり、国際単位の基準となるもの。計量法では1kgの定義はキログラム原器の質量と定められており、なんらかの対処がとられない限り、現在の約2kgが1kgとして再定義されることを期待しての犯行とみられている。

警察では、太り過ぎに悩む若い女性、もしくは国内のメートル法への移行に反発するアメリカ人やイギリス人らの犯行と見て捜査を行っている。



[32] Re.[21] レ・ミゼラブル ボイラー室の主 2007/03/25(Sun) 23:25
「ウホッ! いい男……」
ジャヴェールの目的は明らかだった。



[31] フランス諺集 とびを 2007/03/25(Sun) 23:22

ブルゴーニュの森でエスカルゴを探すのならまず長靴を買え
(千里の道も一歩から)

集めたエスカルゴをクロコダイルバーキンに詰める
(猫に小判)

Sサイズのエスカルゴエストニアのエスカルゴ 元SSのエスカルゴ
(新春山村シャンソンショー)

ルージュの仕上げをエスカルゴに任せない女は馬鹿だ
(画竜点睛を欠く)

パンツの中でエスカルゴを飼うな
(李下に冠を正さず)

慌ててトゥシューズを履く時に限って中にはエスカルゴがいる
(マーフィの法則)

実物より美しいエスカルゴが描きたいのならモンマルトルへ行け
(郷に入りては郷に従え)

ゆっくり焼いてやってもエスカルゴは感謝しない
(下手の考え休むに似たり)

エッフェル塔の上からカトリーヌにエスカルゴを食べさせる
(案ずるより産むが易し)

メトロのホームで吐いたエスカルゴはもう美味しくなかった
(覆水盆に返らず)

ピレネーを越えてきたエスカルゴが一休みするトゥーシューズ
(諸行無常)



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