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[60] 13日の金曜日 あ。 2006/09/27(Wed) 20:27
タモリ(以下、タ)  「月曜の小室哲哉さんに始まり、マーク・パンサー、KEIKO、
            YOSHIKIと来て、今日はついに真打ち登場です。どうぞ」
アルタの客(以下、ア) キャーッという歓声。そして、拍手。
小泉純一郎(以下、小)「はじめまして。でも、襲名した落語家じゃあるまいし、真打
            ちは勘弁して欲しい。globeの5人目のメンバー、JUNです。
            よろしく」
タ「髪もフランス国旗のように3色に染められて、まあよくお似合いですこと」
小「真ん中は地の色だから、正確には青と赤の2色だね。耳にピアスの穴も開けたし、
  安室ちゃんの真似して、タトゥーも入れようかと思ってる。息子の孝太郎の名前に
  は、しないが」
タ「歌番組、映画、ドラマ、バラエティー、報道と、ひっぱりだこの人気ですね」
小「本職は、あくまでミュージシャンだよ。どれも、globeのパブリシティのためだ。
  私が加入した時、『タイタニック号に、元横綱・曙が乗ったようなもの』と揶揄し
  た英字新聞の記者がおったが、失敬な奴だ。沈めるどころか、引き上げてみせるぞ。
  合い言葉は、Raise the Titanicだ! この国だって、私が立て直したんだからな。
  落ち目のバンドの人気を取り戻すくらい、朝飯前さ。見ていたまえ」
タ「これは、頼もしいお言葉。期待しております。さて、昨日のYOSHIKIさんからのメッ
  セージで…」小「ストップ! それ以上いう必要は、ない」
タ「えっ? どうしてですか」
小「YOSHIKIから電話が掛かって来てからずっと、私はこの番組を見ていたんだよ。メッ
  セージだって、ちゃんと聞いてる」
タ「はあ」
小「他のゲストも皆、大抵そうだろう? それを、何故いちいち繰り返して聞かせる? 
  時間の無駄じゃないか」
タ「確かに、ごもっともなご意見で。お花と電報も各方面から沢山、届いておりますね
  え。小室さん、吉本興業の社長、中野英雄監督、橋田寿賀子さん、井脇ノブ子さん、
  片山さつきさん、河野洋平さん、佐藤ゆかりさん、杉村太蔵さん、貴乃花親方、荒
  川静香さん、亀井静香さん…」
小「各方面というより、永田町方面だね、ほぼ。音楽関係への根回しが、まだ足りない
  ようだ。今年の紅白には、間に合いそうにないな」
タ「いったんコマーシャル、行きます」

タ「会場の皆さんへのアンケートで、ひとりだけが答えたら、私の携帯ストラップを差し
  上げます」
小「ストラップなら、私のもあるぞ。これと交換しないか?」
タ「いやこれ、物々交換のコーナーじゃないですから。ここにいるお客さんに、何か質問
  して下さい」
小「そもそもアンケートや統計というのを、私は信じないたちで。数で人の心が、推し量
  れるか?」
タ「ゲームですから真剣に考えず、適当に聞いていただければ結構なんですが」
小「じゃあ、この中で私の携帯ストラップを持っている人」
タ「残念。3人でした」
小「(司会を無視し)では、安倍晋三の携帯ストラップを持ってる人」
小「(掲示板に現れた1を見て)勝った!」
タ「1問目で当てないと、差し上げられないことになっていますので…」
小「景品等、どうでもいいんだよ。この場合、大切なのは安倍君より私の携帯ストラップ
  を持っている人間の方が、3倍多いという事実だ。数字も案外、あなどれんものだ
  な」
タ「ではここで、お友達を紹介して下さい」
ア「(ほっとした様子を隠せないながらも、お約束で」)えーっ」
小「もんた」
タ「もんたよしのりさんですか?」
ア「キャー」
小「もんたといえば、みのに決まってるだろうが」
ア ざわざわ。
タ「いえあのでも、みのさんはこの時間は生放送がありますから、無理ではないでしょう
  か」
小「ちょっと抜け出て来るぐらい、平気だろう。何だったら、私が留守を預かってやる。
  主婦の悩みや愚痴を聞いて、適当にあいづちを打ったり説教すれば、いいんだろ?」
タ「そういう問題では…」
小「そうだ。こうすればいいんだ。タモリさんがみのの代役をやって、私がタモさんの代
  わりにこの番組の司会をやる。森田一義アワーでなく、小泉純一郎アワーになってし
  まうがね。実に斬新なアイディアと思わんか?」
タ「(つぶやくように)斬新過ぎる…」
小「さあ、そうと決まれば早速、みのもんたに電話してみようじゃないか。善は急げだ。
  アルタの皆さん、来週の月曜日、私がタモリの代わりに司会を勤めてもいいかな?」
ア「(反射的に)いいとも!」
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[59] (削除)あ。2006/09/27(Wed) 20:25




[58] 夢は海の彼方 週刊魚魚 2006/09/27(Wed) 20:15 [URL]
応仁以来の戦乱が、織田信長の手により収束の方向を
見せはじめていた頃の話である 。
羽柴秀吉はその頃、天下を平定せんとする織田信長の
命の下、中国地方に割拠する毛利氏を攻める軍団長と
なっていた。
当面の目標は因幡国(現在の鳥取県)。
因幡国の要、鳥取城には名将吉川経家が拠る。

因幡は毛利家の所領になってからまだ日が浅い。
それ以前は山名氏の統治下であった。その後、一度は
秀吉に攻略されたが、その後ふたたび攻められて毛利の
ものとなった。その際には山名の家臣による毛利への
内応があったとされる。
反復常無い因幡の国人や山名の家臣、そして百戦錬磨の
毛利軍を圧倒するには水も漏らさぬ作戦が必要である。

そこで秀吉が取ったのは兵糧攻めである。
秀吉が「太刀も刀もいらず」と言った戦は大掛かりであった。
商人に命じて鳥取城中や周囲の村々の兵糧を買占め、
周囲を完全に封鎖し城中への兵糧搬入を阻止する。

この作戦の支えとなったのが亀井茲矩である。
茲矩は、出雲は尼子氏の旧臣。戦前に忠義の人として
賞賛された山中鹿之介とともに尼子氏再興のために
秀吉の元で戦うこととなった。
茲矩は、対毛利へのゲリラ活動を通じて、因幡国の情勢に
通じていた。先に山名氏を降し、鳥取城を落とせたのも
茲矩の情報があってのことである。
その功で茲矩は因幡の国は鹿野城主となる。

兵糧攻めの際でも茲矩の情報はまた力を発揮した。
どこの誰が米を隠し持っているか、鳥取城につながる
ルートはどこか、すべてわかっていたからこそ水も
漏らさぬ作戦ができたのである。
世に鳥取の渇泣かしと喧伝された戦は、城主吉川経家の
切腹により終わった。
茲矩はその後も戦功を上げ、秀吉は彼をおおいに信頼した。

折りしも信長が明智光秀に討たれた。秀吉は軍を返し、
光秀討伐の挙を起こす。
秀吉にはすでに天下が見えていた。光秀を討てば
日本は自分の思うがままである。茲矩にも功を報いて
やれる。そんな思いか戯れか、茲矩に因幡の国の半分を
与えようとした。
だが茲矩はこう言った。
「それがしは日本の中に欲しい領地はございません。
ただ、琉球の国を頂ければ、たちどころにこれを攻め
取って御覧に入れまする。 」

琉球の国(今の沖縄県)は当時は異国である。
茲矩はその後、朱印船貿易で東南アジアとの交易を
行なったり、自分の城を釈迦生誕地の王舎城と改名した
ことなどからも、 異国にたいへん強い興味を持っていたと
される。
秀吉は呵々大笑し、金扇に「亀井琉球守」と書いて茲矩に
渡した。無論の事であるが、琉球が日本の版図となった
ことは過去になく、琉球守の名乗りは空前にして絶後で
ある。

秀吉は天下を平定した後、明国、朝鮮を攻め取らんと
兵を起こした。茲矩と馬があったのもそういう気宇壮大な
ところが似ていたからかもしれない。
茲矩も朝鮮に渡り、各地で戦功をあげた。しかしながら
明軍の支援や、朝鮮の名将李舜臣によって敗れる事となる。
その際に秀吉にもらった金扇を落としてしまい、
李舜臣に拾われたとも言われる。彼の戦歴から言えば
これは極めて大きな恥辱であろう。

茲矩はその後「台州守」の名乗りを許された。台州は
浙江省台州府とも言われる。その名乗りからも、彼が
恥をすすがんとして明打倒の夢を膨らませ続けたことは
確かに読み取れる。

彼の子孫はその後津和野4万3000石の領主となる。
膨らんだ彼の夢は、鎖国の長い眠りの中で、その一族
子孫達にも受け継がれていったのであろうか。
なお、茲矩の子孫は亀井久興参議院議員(国民新党)、
茲矩の兄吉助の子孫は亀井郁夫参議院議員(国民新党)、
亀井静香衆議院議員(国民新党)などを輩出している。


「だからね、明、ええか?と聞かれるとつい、よくないって
反射的に反対しちゃうわけなんだよね。
で、民営化反対、と。
血のせいなんだよね。悪気はなかったんだよね。 」
「わかりましたから自民党の席じゃなくて国民新党の席に
戻ってくださいよ亀井さんたち。 」



[57] 哀しいラストシーン 玄界灘男 2006/09/27(Wed) 14:30

その一

「おや」と兵十は、びっくりして純一郎に目を落しました。
「純一郎、お前だったのか。いつも靖国を参拝してくれたのは」
純一郎は、ぐったりと目をつぶったまま、うなずきました。
 兵十は火縄銃をばたりと、とり落しました。青い煙が、まだ筒口から細く出ていました。


そのニ

「おや」と兵十は、びっくりして純一郎に目を落しました。
「純一郎、お前だったのか。いつも郵政事業を民営化推進してくれたのは」
純一郎は、ぐったりと目をつぶったまま、うなずきました。
 兵十は火縄銃をばたりと、とり落しました。青い煙が、まだ筒口から細く出ていました。


その三

「おや」と兵十は、びっくりして純一郎に目を落しました。
「純一郎、お前だったのか。いつも自衛隊を海外に派兵してくれたのは」
純一郎は、ぐったりと目をつぶったまま、うなずきました。
 兵十は火縄銃をばたりと、とり落しました。青い煙が、まだ筒口から細く出ていました。


その四

「おや」と兵十は、びっくりして純一郎に目を落しました。
「純一郎、お前だったのか。曽祖父由兵衛はトビ職人。」
純一郎は、ぐったりと目をつぶったまま、うなずきました。
 兵十は火縄銃をばたりと、とり落しました。青い煙が、まだ筒口から細く出ていました。


その五

「おや」と兵十は、びっくりして純一郎に目を落しました。
「純一郎、お前だったのか。1999年に放送されたドラマTEAM(フジテレビ系)に文
 部大臣役として出演したことがあったのは。また同じ年に、同じくフジテレビ製作
 のSMAP×SMAPのビストロスマップのコーナーにも出演していたのは。」
純一郎は、ぐったりと目をつぶったまま、うなずきました。
 兵十は火縄銃をばたりと、とり落しました。青い煙が、まだ筒口から細く出ていました。


その六

「おや」と兵十は、びっくりして純一郎に目を落しました。
「純一郎、お前だったのか。エルヴィスと誕生日が同じで、 2006年6月30日に日米首脳会談後、エアフォースワンでブッシュ大統領夫妻とともにエルヴィスの旧居を訪問し、そこで「グローリー、グローリー、ハレルーヤ、っと」と熱唱しながら踊って、ブッシュ夫妻やエルヴィスの遺族、記者団の失笑を買ったのは。」
純一郎は、ぐったりと目をつぶったまま、うなずきました。
 兵十はまだ筒口から青い煙が細く出ている火縄銃に再度弾を込め始めました。





[56] (削除)玄界灘男2006/09/27(Wed) 14:19




[55] 特攻野郎 詰めにくい 2006/09/26(Tue) 23:16 [URL]
「俺は国民新党のリーダー、綿貫民輔。通称太陽神。根回しと調整の名人。トナミ運輸と癒着してなけりゃ、負け組どものリーダーなんかにならなかったのに!」

「俺は菅直人。通称イラ管。自慢の土下座に、有権者はみんなイチコロさ。ハッタリかまして、カイワレから牛丼まで、何でも食ってみせるぜ!」

「おまちどう!亀井静香、通称しずかちゃん。金集めの腕は天下一品!談合?裏金?だからなに?」

「田中真紀子、通称マキコ。他人の悪口の天才だ。総理大臣でもこき下ろしてみせらあ。でも、自分のことは勘弁な!」

「このような言葉を残して,前途ある政治家たちが,小泉内閣に体当たりするために出撃し,二度と帰りませんでした。みんな愛する権力や,金や,地位に後ろ髪をひかれながらも,それを押し隠して死んでいったのです。…」




[54] 手記 くもすけ 2006/09/26(Tue) 22:26
僕は怖かった。ただ、怖かったんだ。

みんなが僕を取り囲んでいた。どの顔も恐ろしいものでも見るように目を開い
て、僕に噛みつこうとしているみたいに歯をむき出しにしている。そして口々
に僕のやることは間違っていると叫ぶんだ。反論するヒマもないぐらい。僕は
なんとか言葉を絞り出そうとしたけれど、意味のない言葉の断片しか出てこな
かった。そんな僕を見て、みんなはまた笑うんだ。

僕は裏切られた。みんなが僕を裏切ったんだ。

親友だと思っていた友達もいた。お互いのお父さんやおじいちゃんの時代か
ら、付き合いがあったという友達もいた。信頼できる仲間だと思っていたの
に。仲間だって信じていたのに。でも、みんな僕を裏切った。一列になってニ
ヤニヤ笑いながら、僕に見せつけるようにして、台の上に青く塗られた何かの
切れ端を置いていく。そうすると、何故だか分からないけど、僕の頭の中で何
かがグシャグシャになるような気分になったんだ。僕は止めてくれと叫びたか
った。でも、できなかった。どうにもならなかった。僕の心で何かが完全に潰
れてしまった。

だから僕は刀を抜こうとした。何年か前に、体が大きくて人は良さそうだけ
ど、ただそこにいるだけっていう不思議な雰囲気のおじさんからもらった刀
だ。柄のところに手をかけただけで、みんな大騒ぎになって、また一斉に僕を
取り囲んだ。そして僕のやることは間違っていると言って笑うんだ。その笑い
声だったと思う。その笑い声のせいで、僕は何も考えられなくなったんだ。頭
の中がグニャグニャになって、なんだか変な色が混じり合ったような感じにな
って、そのまま僕と周りの境界線がなくなってしまうような気がした。怖かった。

それで僕は刀を抜いた。そうしたら世界には何もなくなった。そこから先は何
も覚えていない。記憶がないんだ。

気が付いたら人が大勢いる部屋にいた。今度はみんなが僕のやったことは正し
かったっと笑っている。僕は何か返事をしようとしたけれど、何を話したらい
いのか分からなくて、相変わらず意味のない言葉が幾つか絞り出しただけだっ
た。全国でたくさんの人が死んだと聞かされた。僕を裏切った友達も死んだみ
たいだ。僕が殺したのかもしれなかったけど、悲しいとは思わなかった。記憶
がなかったせいもあるけど、どうでもいいような気がした。

【2005年9月11日付 小泉孝太郎メモより】





[53] 【文化:川崎市の小泉-「日本の幻獣」展】 神無月久音 2006/09/26(Tue) 22:22
【文化:川崎市の小泉-「日本の幻獣」展】

 このほど川崎市市民ミュージアム学芸員で妖怪コレクターのG・ユーモト氏が、
古書店の古文書から、21世紀初頭、川崎市に現れた奇怪な政治家の記録を発見した。

 文書は平成17(2005)年、衆議院選挙の不正防止のための監視業務を
命じられていた選挙管理委員会の職員、山田忠衛の報告書という形式をとっている。

 それによれば、川崎市でとつぜん大雨、大風となり近辺が光った。
そのときスーツ姿の小泉が姿を現した。
小泉は体長は5mほど、猿のような顔で笑い、口元には尖った歯が覗く。
1時間ほど選挙カーの台の上にのぼり、雷のような声で演説した。
その後、立候補した元自民党所属の造反議員13人が落選し、
離党者も出たという。

 しかし、21世紀の政治状況に詳しいある高校教諭は
「当時の選挙管理委員会に山田忠衛という人物はおらず、
 13人が落選という記録もない」と述べる。

 この文書は、川崎市市民ミュージアムで7月3日から始まる
「日本の幻獣」展で公開される

(2504.6.4 旭新聞)



[52] 高い塔の上で 週刊魚魚 2006/09/26(Tue) 20:53 [URL]
「ビリケンはん」
「なんだい。」
「たのんます!わてを弟子にしておくんなはれ!」
「なんだね藪から棒に。」
「わて、昔からビリケンはんにあこがれとったんですわ!」
「それは嬉しいけどね、シシロー君。」
「はい。」
「どうして小泉首相のマスコットキャラの君が僕にあこがれたり
するんだい? 」
「そら、ビリケンはんは昔からこのナニワの街のシンボルや!
この通天閣の上で座って、みんなに笑顔を届けてはる!
わても、そんなビリケンはんみたいになりたいんですわ! 」
「足の裏もくぼんだけどね。」
「たのんます!首相マスコットキャラ界の一番はビリケンはんや!
わてを、弟子にしておくんなはれ! 」
「確かに寺内正毅首相は『ビリケン首相』ってよばれてたけどね。
でもどっちかって言うと僕のほうができたの先だからなあ。
寺内首相の頭の形が僕に似てたから。
マスコットキャラ界ってのものどうかと思うなあ。 」
「わてのモデルの小泉首相は、戦後三位の長期政権やった。
せやけどわてはあっという間に飽きられてしもた。わては
小泉首相を恨んだ。何でお前だけそんなに長持ちすんねんと。 」
「近年まれに見る逆恨みだなあ。」
「せやから、わてもマスコットキャラ界で活躍して、小泉首相を
見返したるんや!ビリケンはんのように! 」
「寺内内閣は2年でつぶれたけどね。米騒動で。」
「たのんます!寺内内閣は『非立憲内閣』てよばれたそうや
おまへんか! 小泉内閣も改憲をめざしてたんや!同じ
憲同士のよしみで、 弟子にしてくれまへんか!」
「できてないじゃないか改憲。」
「おい、シシロー何してるんだ。」
「あ!クールビズはん!」
「クールビズって言うな!俺は羽田孜首相のマスコットキャラ
省エネルックだ!お前ごときがビリケンにならぼうなんて
10年早いんだよ! 」
「なんやて!戦後二番目の短命政権のくせに!」
「なにおう!お前の人気よりは長いぞ!たぶん!」
「というか省エネルックってマスコットキャラじゃないと
思うなあ。」
「なにやってんだい!」
「お、おまはんは!」
「そうよ、松方正義首相のマスコットキャラ、子沢山よ。」
「それはマスコットじゃなくて特徴じゃないかなあ。」
「ふっ、なんとでもお言い。松方正義首相は、明治天皇に
何人子供がいるかと聞かれて、思い出せなくて『後日
調査の上ご報告申し上げます。 』 と答えたぐらい
子沢山なのよ!少子化時代のシシローや省エネとは
格が違うのよ! 」
「なんやて!」
「なんだと!」
「やめて!みんなやめて!」
「ニ、ニコポン…。」
「みんな、同じマスコットキャラどうしじゃない!
同じマスコットキャラどうし、けんかしてどうなるって
いうのよ! 」
「同じじゃないと思うなあ。」
「フッ、お前の涙には負けたぜニコポン。」
「堪忍してくんなはれニコポンはん。」
「あたいも言い過ぎたよニコポン。」
「みんな…」
「そろそろ誰か桂太郎首相がニコッと笑って
相手の背中をポンとたたく人心掌握術で知られた
ためにニコポン宰相と呼ばれたことを説明して
くれるといいなあ。」
「ククククク!友情ごっこはそこまでだ!」
「お、お前は!」
「おしゃれ!」


西園寺公望首相が化粧箱を持ち歩くほどおしゃれ
だったということで出てきたマスコットキャラ、
「おしゃれ」。
ほかにおしゃれな首相はいなかったのかという疑問も
吹き飛ばす勢いで現れた彼の目的は?
次回、「蘇った元奴隷!不適に笑う漢字ニ文字!!」
お楽しみに!



[51] 揺れる思い くもすけ 2006/09/26(Tue) 20:32
あの人は、悪い人とは違うわな。芯もしっかりしてるし、正直で一途なところ
もある。あんまり頭はええことないけど、そないアホでもあらへんがな。

ただな。やることはやっぱり無茶やねん。人の気持ちが分からんっちゅうんか
な。こないだの諮問会議のときもそうや。こっちが作ったペーパーを事前にあ
の人に見せるやろ。あの人が前の会議でゆうた通りに作ってんで。そやけど、
あの人は「ココが気に入らん。全部作り直せ」と言うわけや。せやけど、もう
マスコミに公表する資料も全部作った後やがな。もう1回、何百部っていう資
料を作り直さなあかんっちゅうねん。これがな、俺が自分で作った資料やった
らええで。でもこれは、俺のスタッフのみんなが作ってくれたもんやねん。そ
いつらの気持ち考えたら、「コイツ何言うとんねん」っちゅう気分にもなるわな。

まぁ、その時は作り直したったけどな。

でも、そんなことしたから、結局、マスコミに向かって会見する時間が遅れて
しまうわけや。そらそうやわな、何百部と作り直したわけやから。せやけどそ
んなことになったもんやから、「会議は紛糾した」とか「誰と誰が対立した」
とかアホらが騒ぐわけやんか。あいつら、それだけが仕事みたいなもんやから
な。そしたら翌日の新聞見て、あの人は言うわけや。「ちゃんと準備はしてる
のかね」って。腹立つやろぉ? しかも「しているのかね」やで。どこの生ま
れやねんっちゅうやっちゃ。いっぺん大阪湾に簀巻きにして沈めたろかって思
うわな。ほんまに腹立つわ。

まぁ、その時は「すみませんでした」言うといたけどな。あんまり言ったるの
もアレやし。

で、まぁ、ここまではええねん。あの人も芯から悪いわけちゃうし、俺もその
こと分かったってるからな。でもや。でもやで。その直後に「与謝野君を見習
ったらいいんじゃないの?」って言うわけや。いつもの軽い調子で。これには
カチーンとくるがな。あいつの名前出しよった。俺はもう、あいつの名前出さ
れるのだけは許されへんねん。まぁ、あの人も、あいつも、どっちもええ所の
ボンボンやろうから、気の合うところはあるんかもしれんで。俺みたいな田舎
もんとは違うわな。でもそれとこれとは別やんか。せやろ? あの時だけは、
「あんなヤツ見習ってたまるかボケ!」言うたろうかと思ったわ。

まぁ、その時は笑って許しといたったけどな。あの人が悪いわけとちゃうんやし。

あ。あの人、また俺を呼んでる。しゃーないなぁ。はぁーい! 平蔵はここに
おりますぅーーー。




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