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「お蔦、俺と別れてくれ。嗚呼、月は晴れても心は闇だ。」
「主税さん、切れるの、別れるのってそんなことはね、芸者の時にいうことよ。
　今の私へは、はっきり死ねといって下さいね。」
「（真砂町の先生には大恩がある。一緒に暮らし始めたばかりの二人なのに、別
　れはしょうがないものか。お蔦、俺は心を隠して別れるのだ。）嗚呼、お蔦、
　今月今夜のこの月も、再来年の今月今夜のこの月も、俺の涙できっと曇らせ
　て見せるぞ。」
「主税さん、何か聞いたような台詞ね。お話が混じっているのじゃないの？」
「赤城の山も今宵限り。末を契りしお前とも、ぁ離れぇ離れにぃなる門出だあ。
　（ちょーーん！）」
「いよっ！日本一！」
「まじめに聞け！」
「赤い林檎に唇寄せて、黙って見ている今日の月。」
「主税さん、そんな小物まで仕込んで・・・。」
「林檎は何にも言わないけれど、千々に乱れし我が心。」
「なんか語呂がいいわねぇ。」
「はっと狼狽え取り落とす、赤き林檎に月の陰。」
「林檎と月と、それが私達の別れとどう関係があるの？ねえ、主税さん。」
「林檎と月とふたつにかかる・・・・、」
「林檎と月とふたつにかかる？」
「『お蔦主税』たあ、このことよぉ！」

この世には「隠し屋」が存在する。

誰の目にも触れる事なく、「あってはならないもの」を闇に葬る闇の稼業。
それは、猫社会にも存在する。

その正体は、一匹の黒猫。
額に星のマークひとつの、まっ黒な猫であった。

ただし、この黒猫はこの世のものではない。

かつて気ままな野良猫であった頃、民家の庭先に糞をしたところを住人に見つかり
真冬にバケツの水を全身にかけられた事が原因で命を落とし
この世に未練をたっぷり残したまま成仏できずに闇から闇へ渡り歩く死霊であった。

この黒猫が隠すものはただひとつ、「猫の糞」である。

ふだん町中に犬の糞を発見することは多々あっても、猫の糞は決して見つからない。
それはこの黒猫がすべて隠しているからなのだ。

そして、もし万が一隠し切れなかった猫の糞を発見した者には、恐ろしい災いがふりかかると言う。

たとえあなたが町中でまごうかたなき猫の糞を発見したとしても、
決してそれを猫の糞だと思ったまま立ち去ってはいけない。
「これは犬の糞」
と3回唱えて砂をかければ、全ての災いから逃れる事ができるのである。

言い換えるならば、町中ではまず見かけるとこのない100％天然野良猫の糞、
それは災いを避ける希少な最強ラッキーアイテムなのであった。

ポール／…あのさ？
ジョン／…。
ジョージ／…。
リンゴ／…。
ポール／…ねえ聞いてる？
ジョン／…。
ジョージ／…。
リンゴ／…。
ポール／オレの紙コップどこかな？
ジョン／…。
ジョージ／…。
リンゴ／…。
ポール／…ねえ聞いてる？
ジョン／…。
ジョージ／…。
リンゴ／…。
ポール／オレの紙コップ知らない？
ジョン／…。
ジョージ／…。
リンゴ／…。
ポール／ここんとこにマジックで「ポール」って書いてあるんだけど？
ジョン／…。
ジョージ／…。
リンゴ／…。
ポール／…知らない？
ジョン／…。
ジョージ／…。
リンゴ／…。
ポール／…まぁいいけど。
ジョン／…。
ジョージ／…。
リンゴ／…。
ポール／…あのさ。
ジョン／…。
ジョージ／…。
リンゴ／…。
ポール／オレたちも頂点を極めて、それぞれソロ活動なんかしてるわけだけど。
ジョン／…。
ジョージ／…。
リンゴ／…。
ポール／やっぱりさ、４人そろってナンボの商売だと思うわけさ。
ジョン／…。
ジョージ／…。
リンゴ／…。
ポール／解散するなら解散でもいいさ。きちんとケリをつけたいんだよ。
ジョン／…。
ジョージ／…。
リンゴ／…。
ポール／あ。もちろん解散って言葉がイヤなら「終幕」って言ってもいいんだけどさ。
ジョン／…。
ジョージ／…。
リンゴ／…。
ポール／ま、どっちでもいいんだけど。
ジョン／…。
ジョージ／…。
リンゴ／…。
ポール／…ねえ？
ジョン／…。
ジョージ／…。
リンゴ／…。
ポール／…聞いてる？
ジョン／…。
ジョージ／…。
リンゴ／…。
ポール／でさ、オレちょっと考えたんだけど。
ジョン／…。
ジョージ／…。
リンゴ／…。
ポール／…ねえ聞いてる？
ジョン／…。
ジョージ／…。
リンゴ／…。
ポール／オレ考えたんだ。やっぱりオレたちってビッグネームじゃん？　誰がなんと言おうと歴史に名を残す存在じゃん？　そう
　　　　いうオレらだからやっぱり伝説を残すべきだと思うのね。生きながらにしてすでに神、みたいな？　わかる？　わかるし
　　　　ょ？　それにはやっぱり、ドカーンと一発ド派手なブチカマシが必要だと思うわけ。なにがいいかって？　考えたよオレ。
　　　　夜も寝ないで考えたよ。すげぇよオレのアイデア。びっくらこくゼ。あのな、オレが死ぬの。死ぬのさオレが！　…なん
　　　　だよジョン、急に起き上がるからなにごとかと思ったぜ。いいかよく聞け。死ぬっていってもほんとに死ぬんじゃなくて、
　　　　風評ってヤツだな。ほら、テレビとか雑誌とかの影響でウワサが流れるじゃん。女子高生の間では志村ケンは死んでると
　　　　かあったじゃん。あーゆーヤツ。それオレやるの。死んだと思わせるの。どうやるかってきいた？　きいてない？　まぁ
　　　　どっちでもいいや。どうやるかっていうとな、今度のアルバムな、ジャケ写な、スタジオの前の横断歩道のところで撮る
　　　　んだけどな、その時、みんなは左足を前に出すんだけど、オレだけ右足を前に出してるの！　どう？　わかる？　ひとり
　　　　だけ違うことしてて、まるで「ポールだけ違う足を出しているのはポールが死んでいるからだ！」って思われそうな雰囲
　　　　気だべ？　あとあと、オレほんとは左利きなんだけど、右手にタバコ持ったりしてな。意味ありげだろ？　あ、タバコだ
　　　　から「肺ガンで死んだ」って思われちゃうかもな？　他にもさ、さりげなく路駐してるワーゲンのナンバープレートに、
　　　　なんか意味ありげなメッセージを残したりしてな。なんか適当なの考えてくれよ、オレそういうの苦手だからさ。あとは
　　　　…、あー、ありがちだけどレコード逆回転させたら幽霊の声で「ハハハ、ポールが死んだ」とか入っているってのもいい
　　　　かもな。どう思う？　撮影許可？　そんなの要らないよ。ゲリラだよゲリラ。あそこの横断歩道のところ、けっこう交通
　　　　量が多いだろ？　騎馬警察が交通整理したりしてるもんな。観光客とか真似して写真撮影したがると思うんだ。でさ轢か
　　　　れちゃったりするヤツがいたりなんかして。馬に轢かれて死ぬやつとかな。牛なら善光寺参りだったのにな。馬だってさ。
　　　　浮かばれねー！　そしたらさ、「ポールに殉死」「後追い自殺」なーんて言われるんだぜ。よりいっそうオレの神格化が
　　　　進むってわけさ。どう？　どうよ？　…こうすることが結局まわりまわってみんなのためになると思うんだ。オレひとり
　　　　がオイシイところさらっちゃおうってつもりじゃないんだぜ。わかる？　わかるだろ？　こうやってオレたち、登りつめ
　　　　るところまで登っておけば、バラバラになってもなんとか喰っていけると思うんだ…！
ジョン／…。
ジョージ／…。
リンゴ／…。
ポール／…ねえ？
ジョン／…。
ジョージ／…。
リンゴ／…。
ポール／ど、
ジョン／…。
ジョージ／…。
リンゴ／…。
ポール／どうかな…？
ジョン／…。
ジョージ／…。
リンゴ／…。
ポール／やってみても、いいかな…？
ジョン／…。
ジョージ／…。
リンゴ／…。

〜〜〜撮影当日〜〜〜

ポール／…だ、だれだよーっ。オレの靴、便器の中に隠したの！！！
　
　
　

■事例１「馬」の場合■

刑事／やいやい、盗んだ「馬」をどこに隠しやがった!?
犯人／「木を隠すなら森へゆけ」というからな。「馬」を隠すなら…。
刑事／…？？？　そうか、「競馬場」だっ！
犯人／げげげっ、なぜわかった!?

　（競馬場にて）

馬／ひひーん。



■事例２「兎」の場合■

刑事／やいやい、盗んだ「兎」をどこに隠しやがった!?
犯人／「木を隠すなら森へゆけ」というからな。「兎」を隠すなら…。
刑事／…？？？　そうか、「ウサギちゃんのお店」だっ！
犯人／げげげっ、なぜわかった!?

　（ウサギちゃんのお店こと「新宿パープル☆バニー」にて）

ウサギちゃん／いらっしゃ〜い◎
刑事／わほほーい！



■事例３「牛」の場合■

刑事／やいやい、盗んだ「牛」をどこに隠しやがった!?
犯人／「木を隠すなら森へゆけ」というからな。「牛」を隠すなら…。
刑事／…？？？　そうか、「日本ゲートウェイ（株）の倉庫」だっ！
犯人／げげげっ、なぜわかった!?

　（日本ゲートウェイ（株）の倉庫にて）

警備員／在庫はぜんぶ処分しちゃったよー。
刑事／ぎゃふん。



■事例４「縞馬」の場合■

刑事／やいやい、盗んだ「縞馬」をどこに隠しやがった!?
犯人／「木を隠すなら森へゆけ」というからな。「縞馬」を隠すなら…。
刑事／…？？？　うぅむ、どれだけ考えてもわからない。降参だっ！
犯人／げげげっ、なぜ降参する!?

　（街角にて）

犯人／見落としているところがあるだろう。よく探せよ。
刑事／えーとえーと、…そうか、「横断歩道」だ！
犯人／正解！
刑事／どれどれ…。おい、どこにもいないぞ？
犯人／そんな馬鹿な…？？？　あーっ！　こ、この原形をとどめていない礫死体はっ！！！
　
　
　

えー毎度馬鹿馬鹿しいお笑いでございます。しばしお付合いの程を…。昨今は少子化なんて申しまして、中国でもないのにひとりっこ政
策なんぞを各ご家庭で明るく計画的に実践なさっているそうで、そうしますとたったひとりの子供を蝶よ花よとベタ可愛がるわけですな。
テメェの子供なんだから、蛾やゲジゲジや椎茸やオオイヌノフグリから蝶や花が生まれてくるわけぁないんですが、そこは親の欲目って
ヤツで可愛くってしょうがない。あんまり猫っ可愛がりするもんだから、古参のタマが拗ねちまって荷物まとめて暇を貰ったってくらい
なもんで…。

―ねぇ坊や。
―なんや。
―ちょいと頼まれてくれるかい？
―いやや。
―聞く前からいややてなこと言いないな。ちょっとおつかいに行ってきてほしいんや。
―ナンボ出す？
―えらいこと聞いてくるわ。誰に似たんやろ。帰ってきたらお駄賃あげるさかいに。
―先にくれ。
―なんとまぁガメツイこって。ほなこれお金渡すさかいに、お釣りはみんなあげるがな。
―安いの買うたろ。
―よぉ頭回るわぁ。ココはウチに似たんやろな。でもな坊、買うてもらうもんはもう決まっとるんや。
―なんや。
―や。
―なんや、て？
―それはなぁ、お父ちゃんが飲むと、グフフ…、って、子供は知らんでもエェもんや。お店のおじさんには言ったるさかい、大丈夫やで。
　忘れんように、、てくりかえし言いながら行くんやで。
―、、てか。
―そうや。道々、、て言っとったら忘れへん。
―、…。
―あ、それからな。車にはよぉ気ぃつけるんやで。横断歩道を渡るときには特に気をつけるんやでわかったなー…。

…てな感じで子供をおつかいに出します。いくら生意気ではしっこくてもまだ子供、親の言いつけはちゃぁんと守って道々忘れんよぉに
ブツブツ呟きながら歩いてゆきます。

―、…。
　あ、横断歩道や。車には気ぃつけぇっておかーちゃんがゆーてはった。どや？　車来るか？　うわ、右から来たわ。お、また来たわ。
　ほんまにココの横断歩道を渡るのは命がけや。うわ、今度は左から来たわ。あのオッちゃん手ばなし運転やんけ…。
　どやろ？　そろそろエェか？　エェかな？　渡れるかな。大丈夫かな？　
　ほな、どっこいしょ！

…ゆうて最初の横断歩道を渡ります。ひたすら歩きながらもブツブツ呟くことは止めてない。

―どっこいしょ、どっこいしょ…。どっこいしょ、どっこいしょ…。
　あ、横断歩道や。ココも車多いわ。こんないたいけな子供が心細げに立っとるのに車ビュンビュン飛ばしよるわ。ほんまにもう…。
　どやろ？　渡れるかな？　行くで、行くで、…せーのっ、うわ、真ん中に水たまりがあるやんけ！
　ばっちゃーん！

…みごとにはまって全身濡れネズミ。さすがにむかつきながらも、おつかいの使命だけは忘れてません。

―ばっちゃーん、ばっちゃーん…。ばっちゃーん、ばっちゃーん…。
　あぁ冷べた。誰やあんなところに水たまり作ったの。水もしたたるイイ男ゆーてる場合やないでホンマに…。
　ばっちゃーん、ばっちゃーん…。ばっちゃーん、ばっちゃーん…。
　あ、また横断歩道や。あれ？　老婦人が車が多ぉて渡りとぉても渡れンで、立ち往生したはる。
　ばっちゃーん、ばっちゃーん、往生するのはまだ早いで。一緒に手ぇつないで渡ったろ。
―あれまぁこれはこれはご親切にどうもどうも。
―えぇがなえぇがな、年寄りの礼の言葉は長いばっかりでたいした意味はない。ふたり一緒に渡ったらどっちかひとりは着けるやろ。
―ほなワテが…。
―どつくぞババァ。エェか？　渡るぞ？　ついて来いよ？　ほら行けっ。…うわ、ダンプカー突っこんできよったで。あー、ドッカーン！
　イってもたー！

…こうゆうところは年功序列で逝くようにうまいことなっております。哀れ老婦人は大往生、すばしこい坊はとっさの機転で手を離し、
　クルリと転がって難を逃れております。

―うわ、ビックリしたがな。まさかホンマに突っこんでくるとは思わへんで。ババァ即死や。ヒト集まってくるわ。ピポピポいっぱい来
　たがな。え？　オレ関係ないで。アカンアカン、こんなところウロウロしとったらなに因縁つけられるやしらん。早よイの。えぇと…、
　イってもたー、イってもたー…。イってもたー、イってもたー…。
　イってもたー、イってもたー…。イってもたー、イってもたー…。

…ようやく目的のお店に着きまして、

―トントン、トントン、こんちわー。頼もうー頼もうー。
―はいはいどなたですかいな？　おやまぁチビこいお客さまで。ボクぅひとりで来たのぉ？
―そや。
―ひとりでおつかいするなんてエライねー。
―馴れ馴れしゅう触ンな。
―なんや小生意気なガキやで。で、なにが欲しいネン？
―あっという間に手のひら返すな。なにが欲しいて訊いてるか。♪なぁにが欲しいぃと問われれぇばぁ〜〜〜。
―唄っとらんと早よ言いな。…あれ、もしかしてなにを買いに来たか忘れてしもたんとちゃうか？
―忘れるかいな。ちゃぁんと道々忘れんように、くりかえしくりかえし言いながら来たンやから。
　イってもたー、くれ。
―は？
―イってもたー、くれ。
―なんや、イってもたー、て？
―お前とこにあるやろ、イってもたーやがな。四の五の言わんと早よ出さんかい。
―そんなモンないがな。なにか他のモンと間違っとるんとちゃうか？
―間違っとるわけあるかい。ココに来るまでイってもたー、イってもたー、て言っとったんやぞ。
―せやからそんなモンはないがな。もういっぺん最初から思い出してみ。お母ちゃんなに買うてこいってゆぅてはった？
―イってもたーやがな。子供は知らんでお父ちゃんがグフフでこづかいは行きがけの駄賃で…。
―なになに？　お父ちゃんが馬並みでグフフのイってもたー？　…ははぁ、それはもしかして、やないか？
―あぁそれやそれ、や！
―そうかそうか、ほらコレがや。落とさんようにちゃんと持って行くンやで。
　…それにしてもアレやな。子供のくせにこんなモン買いにやられるなんて、坊やも大変やな。モノがなにかわかっとらんのやろなぁ。
　エェか、お父ちゃんとお母ちゃんにコレ渡して、ちゃぁんとお願いするんやで。…ところで坊やは弟か妹どっちが欲しいんや？
―妹がエェな。
―なんでや？
―女の子の方が、大切なトコロが。

お後がよろしいようで…。
　
　
　

ウマ子は脇毛の手入れをしていないので手を上げて横断歩道を渡れない。
　

　１日、「動画コマ割一部分色差替パカパカ表示禁止法（通称「色パカ禁止法」）」が制定、即日施行された。同法は97年12月に発
生したテレビ東京系アニメ「ポケットモンスター（以下ポケモン）」を視聴していた児童多数が、1/24コマのセル画に交互に挟まれ
た赤と青の刺激に敏感に反応して光過敏性てんかんで倒れるという事件があったことをきっかけとし、児童の保護者などを通じて制
定の要望が高まっていたもので、異例の長期間の検討を経てようやく施行に至ったものである。同法の制定を受けて、今後セルアニ
メ・ＣＧアニメを問わず、色を交互に表示させてちらつきや縞模様を表示させることは全面的に禁止されることになり、「ポケモン」
で多用されていた表現方法に類する早い点滅と遅い点滅の繰り返しなどが以後日本アニメから全廃されることになる。
　今後はよりいっそう刺激的な「色パカ」アニメを求めて、オタクたちは地下に潜伏するものと思われる。
これを受けて１日夜にＴＢＳ系列で放映予定されていた「決定版！なつかしのテレビアニメ一〇〇選！」は、同放送内で発掘予定だ
った「キューティーハニー」での如月ハニーの変身シーンで、破れた着衣と素肌とのすばやい交互表示が同法に抵触するものである
として急遽放送を取り止めるなど対応に追われた。また「電光超特急ヒカリアン」の中で、主人公が走行する線路の枕木が交互にす
ばやく表示されるのは不適とすべきなのか、あるいは「美少女戦士セーラームーン(再)」の中で、主人公の月野うさぎと大阪なるが
早朝元気に通学するシーンで、交差点の道路上に描かれた横断歩道の黒と白の縞縞が色パカに当たるのではないかとの指摘が一部識
者から上がっているなど、同法の解釈をめぐって早くも見解が錯綜している。
　更には新宿・歌舞伎町の歓楽街からは「いわゆる『色町』で働くおねぇさんたちのアソコが『パカパカ』しているのはたいそう具
合がいいんだけれど、それも禁止なのか」とか、「芦毛（栗色に白色の毛の混生）の競馬ウマがパカパカ走るのがなぜいけない!?」
など、どう考えても言いがかりとしか思えない反発の声も上がっていて、同法が期待していなかった範疇にまでその影響は及びそう
な勢いである。
　

いっせん・を・かくす【一線を隠す】（連語・動）ロリータ写真集の修正。

山田化学株式会社（本社：東京都）は２８日、全世界で初めて覆面パトカー用の
専用覆面（車両カバー）を発売すると発表した。

同社によると、従来型の覆面パトカーは市民から「わかりにくい」「スター性が
ない」と評判が悪く、また警察側でも「通常走行時いばれない」などの深刻な問
題を抱えている。

新しいパトカー用覆面は、通常の白黒パトカーにかぶせて使用。原色のサテ ンを
ベースにラメ刺繍を随所に施しており、アピール度は抜群だ。
トランクに入れておけば巡回中の急な覆面パトカー化もお手のもの、当然通常パ
トカーと覆面パトカーの二種の車両を維持する経費も省けるとあって、早くも複
数の警察署から問い合わせが殺到しているという。

また同社は、やはり「わかりにくい」と苦情の多かった盗難車に対しても「盗難
車用車両カバー」を同時発売する。こちらは唐草模様。（言膜通信）

先日、フランス凱旋門地下から大量の「不可能」が発見された。
これらの「不可能」は、ナポレオンの辞書から盗まれたものであるとの
意見が専門家の間では強い。
ナポレオン研究家・奈保檸檬氏の言葉
「誰が隠したのかは不明だが、『我輩の辞書に不可能という言葉は無い』
というナポレオンの言葉が真実だったことが立証されるだろう」