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[夜2] 名探偵・天羽志緒 VS 怪人・28面相 橋川桂 2003/07/16(Wed) 12:18 [URL] [返信]

《予告状:今夜12時、名画鉄人の微笑み≠頂きに参上いたします……怪盗・28面相》

「12時だ! 28面相の予告した時刻だ!」
「うわ、停電か!?」
「28面相のしわざか!?」
「みんな落ち着け! とにかく出口をかためろ!」
「誰もこの部屋から出すな!」
(パッ!)
「あ、鉄人の微笑み≠ェない!」
「おのれ、28面相め、まんまと予告通りに」
「しかし、いったいどうやって警戒厳重なこの部屋から、奴は脱出したのでしょう?」
「あるいは、まだこの部屋にいるのかもしれない」
「え!? それはどういうことです、天羽先生?」
「とりあえず、正太郎くん、急いで服を脱いで!」
「え、あ、はい!」
「ええ!?」

本物の壁にそっくりなついたてを置くことで、あたかも鉄人の微笑み≠ェなくなったかのように見せかけ、ついたてと本当の壁の間の隙間に身を潜めていた28面相は、たちまちに中村警部の指揮する警官隊にとりおさえられた。

------------------------------------------------

「大変です、天羽先生、伊集院家のご令息が28面相に誘拐されました!」
「奴は、令息の身柄と引き替えに伊集院家の家宝の、プラチナの鉄人像≠要求しています」
「しかも運び役として、先生の少年助手の正太郎くんを指名しています」
「今夜12時、プラチナの鉄人像≠持って××公園まで、ひとりで来させろと」
「何ですって!? それで、服装は?」
「服装?」
「28面相が運び屋に正太郎くんを指名したからには、当然服装のことまでことこまかに指定して来たでしょう? ガクラン姿でとか、体操服でただしシャツの裾は短パンの中にいれるなとか、ミニスカセーラー服でとか、スクール水着にジャージの上だけ羽織って来いとか……」
「私を何だと思っていやがる!」

天羽探偵の出方をうかがうべく、中村警部の部下にひとりに変装していた28面相は、たちまち警官隊によってとりおさえられた。

------------------------------------------------

「12時だ! 28面相の予告した時刻だ!」
「うわ、停電か!?」
「28面相のしわざか!?」
「みんな落ち着け! とにかく出口をかためろ!」
「誰もこの部屋から出すな!」
「あ…… やだ、先生、こんな時に何を…… ああ!」
「や、やめろぉ!」

ボカッ!

「これで、12回目だったかしら?」
愛用のブラックジャックを手に、自らの足下に血を流して横たわるメイド長……に扮した怪人28面相……を見下しながら、名探偵・天羽志緒は言った。
「13回目ですよぉ」
ずたずたにひきさかれた学生服をかきいだきながら、半裸の正太郎少年は涙目で訂正した。
「たいがい学習しないわねぇ」
「やかましい、この犯罪者!」と、怪人28面相は息もたえだえに悪態をついた。
「あんたもね」

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[夜1] 夜の嘘競演が12時をお知らせします かくたかひろ 2003/07/16(Wed) 12:01


===========虚実境界線============

【夜の嘘競演 開始】 次の土曜まで、闇に隠れて生きよ



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[昼138] 昼の嘘競演が12時をお知らせします かくたかひろ 2003/07/16(Wed) 00:00


【昼の嘘競演 終了】 日没! 月が昇る明日の昼を待て

===========虚実境界線============



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[昼137] visualize 〜 統計 chappa 2003/07/15(Tue) 23:59 [返信]


リアルタイム会議 時間帯別平均参加人数 [テキスト版]

【凡例】○:10人 o :1人

1995年10月16日 月曜日

00:00〜01:00 ooooooo
01:00〜02:00 ooo
02:00〜03:00 o
03:00〜04:00 o
04:00〜05:00 o
05:00〜06:00 o
06:00〜07:00 o
07:00〜08:00 o
08:00〜09:00 o
09:00〜10:00 o
10:00〜11:00 o
11:00〜12:00 o
12:00〜13:00 oooo
13:00〜14:00 o
14:00〜15:00 o
15:00〜16:00 o
16:00〜17:00 o
17:00〜18:00 o
18:00〜19:00 o
19:00〜20:00 o
20:00〜21:00 o
21:00〜22:00 o
22:00〜23:00 ooo
23:00〜24:00 ooooooo


1995年10月17日 火曜日

00:00〜01:00 ○oo
01:00〜02:00 ooooo
02:00〜03:00 ooo
03:00〜04:00 o
04:00〜05:00 o
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12:00〜13:00 oooo
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19:00〜20:00 o
20:00〜21:00 o
21:00〜22:00 o
22:00〜23:00 oooo
23:00〜24:00 ○○oooooo


1995年10月18日 水曜日

00:00〜01:00 ○○○○○ooooo
01:00〜02:00 o
02:00〜03:00
03:00〜04:00
04:00〜05:00
05:00〜06:00
06:00〜07:00
07:00〜08:00
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09:00〜10:00 o
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12:00〜13:00 oooo
13:00〜14:00 o
14:00〜15:00 o
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20:00〜21:00 o
21:00〜22:00 o
22:00〜23:00 ooo
23:00〜24:00 oooooo


1995年10月19日 木曜日

00:00〜01:00 oooooooo
01:00〜02:00 ooo
02:00〜03:00 oo
03:00〜04:00 o
04:00〜05:00 o
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20:00〜21:00 o
21:00〜22:00 o
22:00〜23:00 ooo
23:00〜24:00 ○ooo


1995年10月20日 金曜日

00:00〜01:00 ○oooo
01:00〜02:00 ooooo
02:00〜03:00 oo
03:00〜04:00 o
04:00〜05:00 o
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06:00〜07:00 o
07:00〜08:00 o
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20:00〜21:00 o
21:00〜22:00 o
22:00〜23:00 oooo
23:00〜24:00 ○○


1995年10月21日 土曜日

00:00〜01:00 ○○oooo
01:00〜02:00 ○o
02:00〜03:00 oooooo
03:00〜04:00 oooooo
04:00〜05:00 oooo
05:00〜06:00 ooo
06:00〜07:00 ooo
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19:00〜20:00 o
20:00〜21:00 o
21:00〜22:00 o
22:00〜23:00 ooo
23:00〜24:00 ooooooo


1995年10月22日 日曜日

00:00〜01:00 ○oo
01:00〜02:00 ○ooo
02:00〜03:00 ooooooo
03:00〜04:00 oooooooo
04:00〜05:00 oooo
05:00〜06:00 ooo
06:00〜07:00 ooo
07:00〜08:00 o
08:00〜09:00 o
09:00〜10:00 o
10:00〜11:00 o
11:00〜12:00 o
12:00〜13:00 o
13:00〜14:00 o
14:00〜15:00 o
15:00〜16:00 o
16:00〜17:00 o
17:00〜18:00 o
18:00〜19:00 o
19:00〜20:00 o
20:00〜21:00 o
21:00〜22:00 o
22:00〜23:00 ○oo
23:00〜24:00 ○ooooo


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[昼136] 壁掛け時計の憂鬱 2003/07/15(Tue) 23:17 [返信]

ぼちぼち11時58分かな。よいっっっっっしょと、最近この長針動き鈍いな〜おい。
まったく、半年で単一電池2本ぽっちの給料じゃやってらんないっつうんだよ。
・・・とかいいつつも俺もうダラダラとこの仕事8年目だな。どうしよう、そろそろ別の仕事探そうかな。
でも、俺の特技なんてこの超人的な体内時計能力しかないからなぁ・・・。
しかも8年もやってると、さすがにこの家にも愛着があるんだよなぁ。

息子は結婚した。その子供が生まれた。その子供がボヤ騒ぎを起こして危うく焼かれそうになった。
それが原因で、離婚するしないで朝4時まで揉めてた事もあったっけ。
そして俺を買ってくれた爺さんは去年死んじまった・・・。

・・・いかんいかん、こんな昔のことなんか思い出してる場合じゃない。俺にはこれしかないんだ。
これが俺の天職なんだ。ここの家族に時間を教えてやれるのは俺しかいないんだ!
よっしゃ、なんか元気が出てきたぞ。今日もそろそろ半分終わりだ。あと半日頑張るか!
あ、やばいやばい59分になるわ、長針動かさんと、よいっっっっっしょっ。

時報「正午をお知らせいたします。ピッ、ピッ、ピッ、ポーン」

・・・やっぱそろそろ引退かな、俺。

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[昼135] Count Down Party ! じょーしゅ 2003/07/15(Tue) 22:36 [返信]

全国三千二百万人のご供養ファンの皆様、こんばんは。
こちらは「盂蘭盆・ザ・ナイト in バーニングサマー カウントダウンパーティー'03」が開催されております凶乱寺特設会場です。

あとわずか数十分後にお盆が迫っております。
ご覧のように、3000個の盆提灯に照らされ光り輝く会場は超満員。入場者数なんと1万人と発表されております。
まさに、真夏の夜の夢。熱気と興奮で息苦しいほどです。

さて、ただ今、午後11時30分を回ったところですが、既に仏壇をデザイン化した金色のステージでは、亡き霊を迎える為に苧殻(オガラ)を焚いた迎え火が燃え立ち、ステージ中央では、ナンバーワン・ラッパー成仏Xによって、初盆を迎える方の名前がラップに乗って読み上げられております。観客は総立ちで声援を送っています。

ではここで、今回のイベントについてご説明いたしましょう。
「盆と正月が一度に来たよう」という慣用句にありますように、古来よりお盆は正月と同等に論じられ、日本人の心に深く根差した絶対にかかせない年中行事です。
しかしながら、お盆は正月に比較して不当に地味な扱いを受けがちであります。そこで、正月を迎える際に行われるカウントダウンパーティーをお盆前日にやることによって、その不当な差別的扱いを返上し、日本の心を取り戻そうという主旨で企画されたのが今回のイベントであります。

さて、そうこうするうちに万雷の拍手を背にして成仏Xがステージを去っていきました。
そしてー、おっと、今度は五色の僧衣をまとった各宗派の高僧が奈落からせりあがってきたぞ。

高僧の唱える「南無阿弥陀仏」「南無妙法蓮華経」「南無八幡大菩薩」の経文が、迎え火と共に闇に溶け、調和し、昇華していっております。
おっ、ここで、ステージ裾からは、うん? あ、小坊主の群れが走り出てきたー! 手に手に木魚を持っているぞ。
出ましたー!小坊主軍団が満を持して放つ「百人木魚乱れ打ち」だあっ!

おっ、尼僧ダンサーズも登場した!薄物の袈裟をまとった尼僧が、ああ、木魚のリズムで舞い踊りはじめました。
レーザー光線がきらめく!
小坊主が跳梁し、尼僧が乱舞しているっ!
ここは西方十万億土の彼方から現出した極楽浄土か?

おっと、いきなり音がやんだ!
ここで一人の高僧がステージ中央に進み出た。マイクを持っています。

「いいかアリーナ!そろそろ時間だぜ!OK、いくぜ!盂蘭盆・ザ・カウントダウン!」
「イエー!」

場内、まさに割れんばかりの歓声です!カウントダウンが始まります。

「10」「9」「8」「7」

カウントダウンの声と共に大梵鐘の音と木魚の音が響いています。

「6」「5」「4」

おおっ、トランス状態に陥ったか、小坊主のひとりが自分の頭に木魚を打ち付けている!噴水のように血が吹き出したー!

「3」「2」「1」

12時だー!お盆だー!おめでとー!
梵鐘乱打!轟音と歓声で耳が壊れそうだーっ!

おおーっ花火です。大輪の花が夜空に咲いたー!
そしてー、ステージ裏から巨大なものがムクムクと・・・。巨大なバルーンが、あ、2つですか?
大きく膨らんでいる。グリーンとパープル、ああっ、これはキュウリの馬とナスの馬をかたどったバルーンだ!
花火を背景に空へと上っていきます。

ん!何でしょう!?
観客同士でもめごとのようです。あ、乱闘が始まった。どうしたんだ?
え?はい、はー。

えー、ただ今入った情報によりますと、ウラボンパーティーと聞いて何か誤解してきた一部の観客が「話が違う」と暴れ出したようです。

あ、大乱闘になっています。あ、ステージの上からも僧侶や尼僧が乱闘の中に飛び込んだ!
小坊主を投げつける高僧もいます。
わっ、こっちにも木魚が飛んできた! 危ない! 卒塔婆も飛んでいる!
半裸の尼僧が坊主の頭に食らいついている!
血しぶきが吹き上がった!

わ!空で爆発が!
バルーンが爆発した!
炎を上げながら落ちてきたー!
花火に引火した? ヘリウムじゃなく水素使ってたのか、あのバルーン!

極楽浄土から一転、地獄絵だー!
小坊主が燃えている!高僧も燃えている!阿鼻叫喚の中、尼僧も観客も燃え上がっている!
全てが炎に包まれていきます。

こ、これは迎え火ではありません。
紅蓮の炎が巨大な送り火となって、愚かな者どもをあの世へと送り込んでいきます。

まさにボム・ザ・ナイト!バーニングサマー!
地獄へのカウントダウンが始まりましたー!


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[昼134] 十二時殺人事件(TV版) Inagi 2003/07/15(Tue) 21:37 [返信]

場面は変わり、浅井氏の殺害現場であるリビングへと移る。
部屋の中央では探偵木下が一人突っ立っている。
誰も居ないはずなのにわざとらしく独り言を言い始める木下。
「わからない…浅井さん、あなたは何を伝えたかったのですか?」

おもむろに場面は木下の想像シーンに移る。
黒ずくめの誰が見ても犯人と言った感じの男が浅井氏に襲いかかる。
格闘する浅井氏と犯人。
あっさりとナイフを突き立てられる浅井氏。
画面外へと逃走する犯人。
死にかけの浅井氏が格闘の最中に都合良く壊れた腕時計を外す。
死にかけの割には元気に腕時計の針を十二時に合わせる浅井氏。
針を合わせた瞬間、不自然に事切れる浅井氏。
十二時に合わせられた壊れた腕時計がズームアップされる。

場面は戻り殺害現場のリビング。
木下がビニール袋に入った壊れた腕時計を懐から取り出す。
探偵が証拠品を勝手に持ち出すなよ、と言うつっこみを無視して
不自然に独り言を言う木下。
「浅井氏の残した十二時というダイイングメッセージ、何か意味があるはずなんだ。」
脈絡もなく自分の腕時計を見る木下。
木下の時計のズームアップ。
時間は十二時になろうとしている。
「十二時か…」
分かり切ったことを大声で言う木下。
壁に掛けられた鳩時計が鳴り始める。
「パポー・パポー・パポー…」
あたりを見渡す木下。
怪しい物は見あたらない。
ふと鳩時計を見る木下。
目を見開く木下。
木下の顔にズームアップしてそのままフェードアウト。
(ここでCM開始)


(ここでCM終了)
場面はリビングのまま。
いつの間にか集められた事件の関係者が集合している。
大げさな動作で関係者全員の顔を見渡す木下。
「柴田警部、これは一体どういうことかね?」
集まっといてどういうことも糞も無いだろう、と視聴者に思わせながら
柴田警部に突っかかる朝倉代議士。
「こ、これには深いわけがありまして…」
何でそんなに弱気なのか分からない柴田警部。
「木下君、本当に犯人が分かったんだろうね!」
いきなり理不尽に強気に木下に詰問する柴田警部。
「任せてください、柴田警部。私には全ての謎が解けました。」
自信満々の木下。

おもむろに関係者の方を向くと、カメラ目線で語り始める木下。
「今回の殺人事件は私にとってかなり難しい事件でした。
浅井氏は何故殺されなくてはならなかったのか?
そして犯人はこの密室からどうやって逃走したのか?
ですが浅井氏の残した『十二時』というダイイングメッセージのおかげで
ついにすべての謎が解けたのです。」
自分の存在をアピールしながら話に割り込む市子夫人。
「そ、それでは私の夫を殺した犯人が分かったのですか!」
不適に笑う木下。
意味もなく動揺する朝倉代議士。
話を続ける木下。
「ええ、その通りです。そして犯人がどうやってこの密室のリビングから
脱出したのかもね。
そして…」
一拍おいてカメラ目線で指を突きつける木下。
「その犯人はこの中にいます!」
(十分ためたところでCM開始)


(少し長めのCM終了)
話を続ける木下。
「ええ、その通りです。そして犯人がどうやってこの密室のリビングから
脱出したのかもね。
そして…」
一拍おいてカメラ目線で指を突きつける木下。
「その犯人はこの中にいます!」
驚いて飛び上がる朝倉代議士。
「ば、馬鹿な、ふざけるのもいい加減にしたまえ!」
オロオロする柴田警部。
「き、木下君冗談はやめたまえ。」
平然としている木下。
「冗談ではありません。その証拠に十二時になれば…。」
怒って立ち上がる朝倉代議士。
「もう十分だワシは帰るっ!」
流石に動揺する木下。
「ま、待ってください。もう少しで十二時になりますから…。」

いきなり立ち上がる市子夫人。
「木下さん、今の話本当ですね。」
完全に飲まれてしまっている木下。
「は、はい、本当です。」
きりっとした表情で朝倉代議士の方を向く市子夫人。
「朝倉様、木下さんもああいってるのですし、十二時まで待ちましょう。」
あっさりと説得される朝倉代議士。
むすっとした表情で椅子に座り直す朝倉代議士。
沈黙。
時計のズームアップ。
時計の針が十二時を指そうとしている。
(またまたCM開始)


(結構長めのCM終了)
きりっとした表情で朝倉代議士の方を向く市子夫人。
「朝倉様、木下さんもああいってるのですし、十二時まで待ちましょう。」
あっさりと説得される朝倉代議士。
むすっとした表情で椅子に座り直す朝倉代議士。
沈黙。
時計のズームアップ。
時計の針が十二時を指そうとしている。
針が十二時を指す。
鳴り始める鳩時計。
(またまたまたCM開始)


(かなり長いCM終了)
きりっとした表情で朝倉代議士の方を向く市子夫人。
「朝倉様、木下さんもああいってるのですし、十二時まで待ちましょう。」
あっさりと説得される朝倉代議士。
むすっとした表情で椅子に座り直す朝倉代議士。
沈黙。
時計のズームアップ。
時計の針が十二時を指そうとしている。
針が十二時を指す。
鳴り始める鳩時計。
「パポー・パポー・パポー…」
全員の目が鳩時計に釘付けになる。
鳩時計の鳩の替わりに鳩に変装した黒ずくめの男が出てくる。
勝ち誇って叫ぶ木下。
「どうです、私の言ったとおりこの鳩時計の中に犯人が居たのです。」
リビングに集まっている人々と目が合ってしまう犯人。
「パポ?」
とりあえずそのままの格好で時計の中に逃げる犯人。
しかし十二回鳴き終えてなかったので時計から強制的に出される犯人。
柴田警部に捕まる犯人。

大団円


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[昼133] シンデレラ・エクスプレス 枢斬暗屯子 2003/07/15(Tue) 20:45 [URL] [返信]

「よくお聞き、シンデレラ。決してこのお札には今日の判を押してはいけないよ。
12時を過ぎると魔法が解けて、お前はタダでは帰れなくなってしまうからね。
いいかい、必ず明日の判を押してもらうんだよ。」

快速「ムーンライトながら」は横浜駅を発車したばかりであった。


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[昼132] しょうご違い kazuaki 2003/07/15(Tue) 19:50 [返信]

昭和64年1月2日12時00分00秒・・・
被害者 「キャ〜」
警部  「何事だ!」
警察官 「警部、殺人があったようです!」
警部  「よし。現場へ直行!」

現場・・・
警察官 「殺人時、部屋にいた怪しい男2人(章吾と伸也)をつれてきました。」
    (こいつらのうち一人が犯人だ・・・どっちだ、どっちだ・・・分からん。)
警察官 「警部?どうかしましたか?」
警部  「あっ」(う〜ん・・・)
警部  「事件は何時にあった!」
警察官 「正午です。」
警部  「犯人は・・・章吾だ!絶対犯人は章吾だ!」
章吾  「証拠はどこにあるんだよ!!」
 
その後・・・
警部  「なんで俺が捕まるんだよ〜」


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[昼131] 無駄知識 くもすけ 2003/07/15(Tue) 18:54 [返信]


江戸時代の馬子は、午前中は馬の前を、午後は馬の後ろを歩いた。
正午きっかりには、一瞬だけケンタウルスになっていた。


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