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【Scene 1　賭場内】
「おう、ちょっと待ちな。賽を改めさせてもらうぜ」
――ガリッ――
「思った通りだ、サイコロに鉛仕込んでやがった」


【Scene 2　電車内】
「お客さま、恐れ入りますが、キップを拝見します」
――ガリッ――
「思った通りだ、切符に鉛仕込んでやがった」


【Scene 3　風俗店内】
「あらあ、太くて硬くて立派ねえ。ちょっといいかしら？」
――ガリッ――
「思った通りね、　　　　　　　　　　　　」（一部修正）

○コースは本牧埠頭の直線８００ｍ。
○ゴールは堤防のコンクリートフェンス。
○フェンス手前５０ｃｍ以内に早く停止した方が勝ちとする。
○フェンスに激突してもゴールとみなす。
○但し、エアバック、シートベルト着用は禁止する。

リーダー「このレースには俺たち本牧スピードデビルズの名誉がかかってる。
絶対に負けられないんだ。頼む。金は上納させるからいくらかかってもいい」

--後日--

リーダー「教授。出来たか」

シャッターが開く。
現れる銀色の７０年代アメ車。

メンバー「おおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ」

教授「ベースはダッジチャレンジャーＶ８スーパーチャージャー仕様だ。
ま、ボディ以外はまるで別の車になってしまっているがな。
心配しなくても勿論オートマだ。
スタートの合図でアクセルをべた踏みすれば勝手に相手をぶっちぎってくれる」

メンバー「おおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ」

教授「で、肝心のブレーキはＡＢＳがＧＰＳ搭載のコンピュータに連動する。
現在位置と停止地点、車速と加速度、路面の摩擦係数とを感知計算しながら
ベストの制動開始地点に来ると自動的にスロットルをオフにしてブレーキが利き始め、
フェンス手前３０ｃｍ誤差プラスマイナス５ｃｍできっちり止まってくれるだろう。
ま、リーダーはお猿の運転手になっていればすべてうまくいく」

メンバー「おおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ」

教授「但し、シートベルトが無いから制動時のＧには気を付けろ。
顔が大事なら両手をハンドルに目一杯突っ張るのだけは忘れるなよ」

リーダー「ごくっ」

教授「しかしこんな卑怯な手を使ってまでして勝って何が嬉しいんだ？」

リーダー「・・・・・」

教授「ま、最後には宿命とも言えるリーダー自身の問題が残るが・・・」

リーダー「いや。俺はもう大丈夫だ」

皮のズボンを下げるリーダー。

リーダー「超高分子吸収材使用ネピアテンダーパンツタイプお出かけ２倍」

メンバー「おおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ」

友達に教えられて初めてきたんですが、みなさん嘘が上手ですね（笑）。
と言ってもまだ三行しか読んでないんですけど（爆）。
それにルールもまだ読んでなかったりして（核爆）。

あ、自己紹介が遅れましたね。
ハンドルネームはInagiと言います。
本名はイナギ・ヨハネ・パウロ・マタイ・ルカ73世と言うんですよ（長）。
実は二週間前にバチカン市国から留学してきた13歳なんです（驚）。
心優しいみなさんは外国から来た中学生を
冷たくあしらったりしませんよね。

まだ日本に来たばっかりなのでまだ日本語が巧く書けません（沈）。
だからあんまり面白くないかも（汗）。
それでも辞書片手に頑張って、二ヶ月もかけてネタを書き上げたんですよ。
こんなに頑張っている人を見ると、
思わず票を入れてしまいますよね。

そう言えば話は変わりますが、僕の弟は健太って言う名前なんですが、
突然病気になって入院してしまいました。
具体的な病名はさけますが「急性虫垂炎」と言う名の病気らしいのです（難）。
病院の先生は手術をすれば治ると言ってるのですが、
健太は怖がって手術を受けようとしないんです（怒）。
そこでしちゃったんですよ、約束。
僕が嘘競演で30票以上とったら健太が手術を受けるって。
みなさんは健太を
見殺しになんかしないですよね。

ちょっと話が変わりますが僕はクリスチャンなのです。
聖書の一節に「求めよ、されば与えられん。」ってのがあります。
僕はこの節が大好きで、絶対に心優しい人たちが与えてくれると信じてます。
みなさんは敬虔な僕を
宗教不信にさせたりしないですよね。

またまた話は変わりますが、最近物騒ですよね。
なんか通り魔事件とか多発してるし（恐）。
それにインターネットの匿名性も当てにならないですよ。
一流ハッカーなら掲示板の書き込みから住所まで特定できるらしいです（嘆）。
これは僕の友達の話ですが、掲示板でトラブったせいで住所を特定されて部屋に侵入され、
自分のパソコンのテキスト文を全て「鼻毛」に書き換えられたそうです。
みなさんはそんな目に遭いたくないですよね。

それではこれからもよろしくお願いしまーす。

「うう……ううう………ホケキョ」
「な、中嶋さん……」
「触らないでっ！ホケキョ」

（バシッィ！）

「………………」
「ううう……ホケキョ」
「………………」
「………卑怯よ、あなた達みんな卑怯だわ…………寄ってたかって、示し合わせてあたしのことをバカにして……………ケキョケキョ」
「ち、違うよ。僕たちはただ……」
「何が違うのよ！騙したじゃないホーーーケッキョ！」
「僕たちはただ、この世の欺瞞の一つを解消しただけじゃないか！これは正しい行いだよ！大宇宙の意思に叶っているんだよ！」
「だったら、教えてくれればイイじゃない！うぐいすパンに本当に鶯が入ってるだなんて、思うはずないじゃないホケキョ！」
「そ、それは」
「ねえ……あたし、一生このままなのホケキョ？一生ずっと、死ぬまでホケキョホケキョ言ってなきゃいけないの？ねえ、ねえ答えてよ！！答えてみなさいよ！！！」

「………………」
「………………」
「………………」
「ホケキョ」
「………………」
「………………」
「あ、あのさ、俺、人間ポンプのおじさん呼んでくるっ。」
「お、俺も！」
「私も！」
「私も！」


（ザザザザザザーーーーガラガラーーーピシャン！）

（シーーン……）

「………」
「藤堂くんは？」
「え？」
「藤堂くんは行かないの？こんなホケキョホケキョホケキョ言い続けているケキョ、コオロギもスズムシもニワトリもできない江戸屋猫八みたいな女なんかホケキョ、ほっとけばいいじゃホケキョない。」
「でも、僕は………好きだな。」
「……え？」
「その…………中嶋さんの中の……鶯の声………」
「藤堂くケキョん……なに、同情しホケキョてくホケキョれるホケキョの？ホホホありホケキョがケキョ。」
「そんなじゃない！」（がっ）
「（ドキッ）」
「あの………本当に、好きなんだ。」
「ホーーーーーーーー……ホケキョ！」


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （続く）

　小姑、焼き豆腐！

　・・・・　なに？

　牡蠣鍋喰えば、納戸に桜を描く！


　もはや、言葉を返す気力も消え失せていた・・・
　なんて奴だ・・・　武蔵という男は・・・・


　小姑、焼き蛤！

　・・・・　なに？

　柿食えば、鐘が鳴るなり法隆寺！


　こいつで、何人目になるんだろうか・・・・
　こんな事をやりやがって・・・・


　五十の焼き蛤！

　・・・・・　なに？

　柿を食うのは、隣の客だ！


　これが・・・　これが、武蔵の兵法なのか・・・
　おれは・・・　これに挑んでいたのか・・・・


　五十の薬師如来！

　・・・・・　なに？

　勝つと思うな、思えば負けよ！


　ほぉ〜〜　ちょっと近づいたな・・・・
　って、喜んでいる場合ぢゃねぇだろう・・・


　今晩わ、薬師如来です！

　・・・・・　なに？

　帰ったら、うがいを忘れるな！


　また・・・　遠くなった・・・・
　一体、いつまで・・・　続くのか・・・・


浜辺を埋め尽くすように並んだ武蔵達を見て・・・・
小次郎は、大きくため息をついた・・・


　昆布茶は、体に良い！

　・・・・・　なに？

　カエルピョコピョコ三ピョコピョコ！


巌流島に登った朝陽が・・・・・
小次郎の頬を照らした・・・・・

北島三郎(39): ところで美川くんは今日はどうしたんだ。
前川清(12): 体調が悪いそうです。
加山雄三(16): 彼は毎年真剣勝負だからな。
前川清(12): 去年負けてたので今年は捲土重来だと意気込んでいましたよ。
堀内孝雄(14): さすが、見た目はオカマでも心は男ですね。
五木ひろし(32): うむ，だが美川くんには悪いが例年通りだと今年も白組が不利だ。なんとかあっと驚く作戦を考えねば。
森進一(35): 五木さんの言うとおりだ。何か妙案はないものか。
松崎しげる(1): 私にいいアイディアがあります，北島さん。
北島三郎(39): なんだね松崎くん。
松崎しげる(1): 美川さんの出番になって，舞台に登場したとき，最初は後ろを向いているんです。で，客席のほうを向くと，なんと美川さんではなくてコロッケ。
全員: …。
松崎しげる(1): そして歌っているうちに後ろから本物が出てくるというのはどうでしょう。
加山雄三(16): それは他の番組で見たことがあるな。
松崎しげる(1): い，いや，それは単なる…。
山本譲二(11): …君は今年も落選だな。
中居正広(11): 北島さん，私の案も聞いてくださいますか。
北島三郎(39): なんだね中居くん。
中居正広(11): お許しをいただければ，我々の事務所が総力で美川さんをバックアップします。例えば，高い塔の上で歌う美川さんのまわりで，SMAPやTOKIOが踊る。
細川たかし(28): それは豪華で良さそうだが，NHKがギャラを出すかね。
草ナギ剛(11): フフフ，ギャラは問題ではないんですよ。ただ，そのかわり，我々の悲願である，ジャニーズ枠１増をなんとか…。
北島三郎(39): よし，なんとか私の方からも掛け合ってみよう。
中居正広(11)，草ナギ剛(11): 本当ですか！
五木ひろし(32): そのかわり，全力でのサポートを頼むよ。
中居正広(11): 了解。今からスケジュールを押さえます。
谷村新司(15): 北島さん，我々の一番の強敵は中島みゆきです。昨年は瞬間視聴率もトップだったようですし。
北島三郎(39): うーむ。以前あれだけテレビ出演を嫌がっていたのに，今年も出る気なのか。
ジョン健ヌッツォ(1): フン，若い頃つっぱってテレビを敵視していた連中ほど，お呼びがかかればほいほい出ていくものなんですよ。
松山千春(1): 殺すぞてめえ。
えなりかずき(1): まあまあ，味方同士争うのは敵を利するだけです。
千昌夫(15): 金で動くかな。
平井堅(2): いやずばり男でしょう。
中居正広(11): それもうちにお任せください。若いのを何人か使ってさぐりいれてみましょう。
田代まさし(1): 何かスキャンダルでも起こして出場できなくさせることは無理でしょうか。
堀内孝雄(14): あいつを篭絡できたら紅組は相当な戦力ダウンだな。
中居正広(11): フフフ，わが事務所の最も得意とするところです。
五木ひろし(32): 頼もしいぞ。だが本当に大丈夫なのか。
木村拓哉(11): うちはどんなターゲットでも必ず落として見せる面子が揃ってます。もちろん年齢も性別も問わず，ね。
平井堅(2): こ，こっちを見ないで。
草ナギ剛(11): その代わり，DA PUMPを落選させる件は何とぞ・・・
北島三郎(39): わかった。よかったらうちの譲二や小金沢も使ってもいいぞ。
中居正広(11): いえ，それは結構です。
北島三郎(39): そうか…。
森進一(35): 残念そうですね。
五木ひろし(32): ともあれ，これで我々白組の勝利は決まったようなものですな，フヮッハッハ。
えなりかずき(1): 勝って兜の緒を締めよという言葉もあります。油断大敵ですぞ。
森進一(35): ところで氷川くんの姿が見えないが。
山本譲二(11): NHKのプレスリリースに行ってます。そろそろ帰るころですが…。
氷川きよし(3)（駆け込んでくる）: た，大変です！ 赤組，卑怯な手を使って来やがりましたぜ！
北島三郎(39): どうした，氷川くん！
氷川きよし(3): 白組キャプテン…和田アキコです！

大人にはなりたくない、と僕は思った。

この前僕が電車に乗ろうとしたら、「お客さん、子供料金で入っちゃだめですよ」って
言った駅員さん。僕をなんだと思ってるんだろう。確かに同年代でも大きい方だけど、
子供は子供。ひどいな。

そんな、３８歳の夏。

「山だねぇ」
「山だねぇ」
「登ろうか」
「登ろうよ」

ひいひいひい
ふうふうふう
ひいひいひい
ふうふうふう

「登ったねぇ」
「登ったねぇ」
「まだあるねぇ」
「まだあるねぇ」

ひいひいひい
ふうふうふう

「まだまだだねぇ」
「まだまだだねぇ」
「ちょっと疲れたなぁ」
「ちょっと疲れたねぇ」
「少し休もうか」
「少し休もうよ」

…………
………………

「あ、ヒコーキ雲」
「ああ、ヒコーキ雲」
「ずるいねぇ」
「ずるいなぁ」

料理家「・・ハイ、一時間煮込むとこのようになります」
助手　「わぁー！とってもおいしそうですねー」
料理家「すね肉が柔らかくなってますのでね、あまり混ぜすぎないように」
助手　「（カメラに向かい）お鍋の火を止めて、いよいよ盛り付けです」
料理家「ハイ、先ほどのバターライスにおろしたチーズを混ぜて、お皿に盛ります」
助手　「チーズがとろけて、とってもおいしそうですねー」
料理家「グチャッとしやすいのでね、手早くやりましょう。
　　　　そしてルーを盛り付けまして・・」
助手　「（ウットリと）ん〜、チーズとカレーの、いい匂いがしてます」
料理家「ハイ。このぐらい盛ります。そしてお客様のお皿の手前側に、
　　　　よく洗った慶長小判（分量外）をトッピングしてください」
助手　「ん〜、山吹色に輝いて、とっても綺麗ですねー」
料理家「あとはお好みでレーズンや粉チーズをかけて出来上がりです」
助手　「できました！ではさっそくいただいてみましょう。
　　　　（一口食べて）・・ンン！おいしいですねー！
　　　　すね肉の旨味とチーズのコクが絶妙です！」
料理家「ハイ、すね肉をよく下ゆでしてありますのでね、
　　　　年配の方にも召し上がりやすいと思います」
助手　「これなら大切なお客様のおもてなしにもピッタリですねー！」

助手　「（口を拭き、カメラに向かって）
　　　　今日ご紹介したのは『牛すね肉とトマトのカレー 越後屋風』でした。
　　　　明日の料理は、憎いライバルと一緒に食べる
　　　　『ロシアン手巻き寿司（毒入り）』です。それではまた明日！」