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[100] 『馬、逆転勝利』 みじお 2003/01/16(Thu) 10:43 [URL]


「人の恋路を邪魔するヤツは□□に蹴られて死んじまえ」
                        (卒塔婆中・93年)

 空欄を埋めよ、の乾いた文句が引き金となって巻き起こった、いわゆる「馬裁判」が遂に結審した。
19日、大方の予想に反して小林光禎最高裁長官は原告馬側の訴えを全面的に認めた。これにより10
年あまりの長きに渡って続いた「空欄には何が入るのか」という論争が再燃することは避けられない模
様。

 発端は、埼玉県の私立中学の国語の入試問題であった。受験生の牝馬・サイノクニサイダーさん(当
時3歳)がある問題に目を留めた。慣用句の空欄を埋めよという何気ない設問が、彼女の心を激しく動
揺させた。結局彼女は試験終了まで以降の問題にいっさい手が付けられなくなったのだ。帰宅後、泣き
ながら少女は両親にこのことを告白。曰く「空欄がウマであることは判ったのよー。でも恋路を邪
魔するヤツ呼ばわり
されたことが悲しかったのよー」。

 これを聞いて激昂したのが義父のトウゲノチャヤーさん(当時46歳)。鼻孔をいっぱいに広げ、「
まだツボミも膨らみかけたばかりのいたいけな幼娘は、恋に恋することはあっても、恋を足蹴にする卑
劣漢と同等に見下されてなるものか!」と、白髪交じりの芦毛を奮わせて怒り心頭に発し、思いの丈を
サンケイ新聞に投書した。すぐさま大反響が寄せられ、甲論乙駁・各界の著名人を巻きこんでの一大論
戦が繰り広げられることとなる。

 当初より一致団結した馬。「空欄はシカにしろ」「いやクマだ」と一斉に言い立て、互いにヒンヒン
といななきあって、むやみと敵陣を拡大させてしまった。そのため一時はほとんど全ての生き物から総
スカンをくらい孤立したが、96年コウモリと電撃的に同盟を結成。「獣鳥戦争」「第2次鳥獣戦争」
共に孤立無援の辛い立場を体験したコウモリならではの懐の深さで、馬を全面的に支援する旨を表明し
たのだ。

 一時は盤石に見えた馬コウモリ連合軍であったが、「コウモリは蹴ることが出来ないから、自分たち
だけは空欄じゃないと思っているに違いない!」と、生来の嫌われ者がここでもやはりいちゃもんを付
けられる。「蹴りは出来ないがカカト落としならなんとかなる」と意味不明の内容を言い張った一派が、
街頭でデモンストレーションをやるといった巻き返しを計ったが、馬の気持ちは既に離れていた。「コ
ウモリって語呂が悪いよな」というなんとなくの気分が馬に蔓延したからである。

 ここで、冷静な一派が「空欄が恋路を邪魔しているわけじゃないだろ? 恋路を邪魔しているヤツが
空欄に蹴られるんだ。空欄はいわば恋のキューピッドだ!」と至極もっともなことにやっと気付いたの
だが、時既に遅し。また、「空欄は2マスあるが、漢字で書くのかカナで書くのかはっきりしてもらい
たい!」という要求を掲げて、武闘派集団「馬狸象魂(バリゾウゴン)」が県教育委員会正門で座り込
み。一部メンバーがそのまま冬眠するという前代未聞の離れ技をやってのけたりもした。

 既に言い習わしとして定着してしまった文句が存在し続けることが名誉毀損にあたるかどうか、一審
二審とも判断を保留。「空欄が埋められることで著しく気分を害する者があるのならば、その意思は尊
重されなければならないが、すげ替えで別の者が空欄を埋めたところで問題の根本解決にはならない」
「文言そのものを規制することは、昨今喧しい言葉狩りの批判に晒される恐れがあるので避けるべきだ
」「そもそも恋という高次の精神状態に司法の手は及ばない」などの理由を挙げている。

 判決に不服を持った馬は上訴。しかし裁判の長期化で大衆の興味は次第に薄れていった。森喜朗首相
(当時)の「馬でイーじゃんウマで」というノー天気な一言が「ウマイー」という語尾上がりの若者語
として定着し、2000年の流行語大賞にノミネート。翌年が「午年」であったことも後押しして、2
001年はにわかに馬ブームが巻き起こった。愛媛県の宇摩川河口に突如出現したゴマヒゲアザラシの
赤ちゃんに「ウマちゃん」の愛称が付けられるなど。

 「ウマの不満は不満として、まぁそれでも仕方がないでしょ?」という風潮がすっかり定着した中で
の最高裁の判決。空欄がウマでないとすると、いったい何が「恋路を邪魔する不貞の輩」に当たるのか。
そもそもの発端となり原告団のシンボルでもあったサイノクニサイダーさんは、「アホらしくなって」
という理由で途中から原告から外れていたが、判決の日久しぶりに報道陣の前に姿を見せた。

 「ウマれ変ってもごウマんな言い回しには断固ふゥマんを表明するつもりですが、今いやウマは夫と
もウマくいっていてもうすぐ子供もウマれます。影でウマい汁を吸っていたウーマんリブの団体からお
誘いを受けることもありますが、もウマんまと騙されません。きょウマでどうもありがとウございマし
た」


◆関連ニュース

・「バカ裁判」膠着続く〜馬vs鹿、真のバカを巡っての争いは泥炭化の様相
・「新地前商店街」が紛糾〜実は「ウマに蹴られて新地前!」では???
・「ウマ煮」はウマイ?
・「ロロ」こそ「□□」空欄?
・【コラム】上田馬之助「私の初恋は12歳」
・「馬刺殺人事件」



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[99] 【流鏑馬】 みじお 2003/01/16(Thu) 09:17 [URL]





や。
や。

このやに。
このやに。
このやに。

このやに。
おもいをこめて。
オモイオコメテ。

いるのよ。
いるのよ。
いるのよ!


…!
…!!
…!!!



この脂重いを米て炒るのよ。
…って。
バカっ。

ちがう。
ちがう。
ちがうってば!

矢。
矢。
一本の矢。

一本だけだとすぐ折れる。
三本もあれば折れにくい。
BYもおりせんせえ。


いますぐそいつをこれからそいつを。
なぐりにゆこうか。
矢矢矢。

この矢。
この矢なんの矢きになる矢。
この矢は小さな矢やが人類にとっては大きな矢や。


矢ーーーーーー!
い矢ーーーーー!
矢めてーーーー!

矢ん矢ん矢ん◎
とってもだいすき。
ド矢えーもんー。


矢。
この矢が。
この矢が当たってくれれば。


矢。
思いをこめて。
この矢を射れば。

矢。
アタシのねがい。
とどけアタシのねがいこの矢にこめて…!

…!
…!!
…!!!


よいしょっと。
けっこう高いわねこの鞍。
ナマ言うんじゃないわよバシッこのウマヅラが。

きこきこきこ。
矢っぱり紀州大前之里伊豫之守謹製の鏑矢はひと味ちがうわねー。
古くは那須与一が壇ノ浦の合戦で。


ま。
そんなウンチクは。
おいといて。

先に弓につがえるのかしら。
走り出してからえびらから取り出すのかしら。
背中にしょっちゃダメなのね。


きゅっ。
きりきりきり。
パチン。

いたい。
いたいってばよ。
いたいったらいたいったらいたいってばよ。


射ったれ。
ぇぇぇぇぇぇぇ。
え!


はいよぉっ!


ぱかっ。
 ぱかっ。
  ぱかっ。
   ぱかっ。
    ぱかっ。
     ぱかっ。
      ぱかっ。
       ぱかっ。
        ぱかっ。
         ぱかっ。
          ぱかっ。
           ぱかっ。
            ぱかっ。
             ぱかっ。
              ぱかっ。
               ぱかっ。
                ぱかっ。
           ひゅんっ  ぱかっ。

                ↓
                 ↓
                  ↓
                   ↓
                    ↓
                     ↓
                      ↓
                  すかっ。 ↓
                        ↓






                ぱかっ。
               ぱかっ。
              ぱかっ。
             ぱかっ。
            ぱかっ。
           ぱかっ。
          ぱかっ。
     ずざざざざぁっ。

…。
…。
…。


ふう。



今のは練習。
なかったことにしてっと。

なんのっ。
負けないわよっ!
じゃじゃーん。

実はもう一本あるっ!
ははははは。
びっくりしたでしょー!


さぁあ行くよロシナンテ!
とどけあたしの思いこの矢とともに!

はいよぉっ!


ぱかっ。
 ぱかっ。
  ぱかっ。
   ぱかっ。
    ぱかっ。
     ぱかっ。
      ぱかっ。
       ぱかっ。
        ぱかっ。
         ぱかっ。
          ぱかっ。
           ………!!!


…。
…。
…。



― ねぇ。
― なに?
― あのさ。
― なによ。
― 訊きたいんだけど。
― どうぞ。
― 怒らない?
― だからなによ。
― 怒らないって約束して。
― 怒るわよ。
― じゃあイイ。
― 訊きなさいよ。
― 加世子ちゃんなにやってるの?
― さぁ…。
― なんだかぶつぶつ言ってるみたいだけど。
― 言ってるわね。
― 馬にまたがったけど。
― 乗れるのね。
― たすきがけにして。
― 気合い入ってるわね。
― ただごとじゃないわよ。
― ただごとじゃないわね。
― 走り出したわよ。
― 走り出したわね。
― あれあれあれ…! …!!!
― やばかったわね。
― どういうこと?
― よく落ちなかったと思うわ。
― そうじゃなくて。
― 何が?
― 何がじゃなくて。
― ほらまた行ったよ。
― あああ! …!!!
― …ふう。
― 冷や冷やさせるわねぇ。
― まったく。


― ねぇ。
― なに?
― わたしにはアレにしか見えないんだけど。
― アタシにもアレにしか見えないわよ。
― どうしてなの?
― アタシに訊かれても。
― 加世子ちゃん吹奏楽部よね。
― よく知らない。
― 吹奏楽部の先輩に若松淳也さんっているわよね。
― あのカッコつけた人?
― あのカッコいい人。
― それがどうしたの?
― すごくもてるんだって。
― ふうん。
― バレンタインデーの翌日は鼻血まみれだって。
― 下品ね。
― とっかえひっかえで。
― ますます下品ね。
― 本命はだれなんだろう?
― 知らないわよ。
― 加世子ちゃんも狙ってるんだって。
― だれを?
― 若松先輩。
― ふうん。
― ライバルも多くて。
― だろうね。
― あ!
― また行った…!
― …ふぅ。
― 今度はかなりやばかったわね。
― だんだん下手になってるみたい。
― 死に体ね。
― ねぇ?
― なに?
― やっぱりさぁ。
― うん?
― アレだと思うんだよね。
― アレだろう。
― アレでしょ?
― アレだよ。
― アレ。
― アレさ。
― アレってなんて言うの?


― 「ヤブサメ」。
― 「ヤブサメ」?
― 「ヤブサメ」よ。
― なにそれ?
― ライバルが多いんでしょ?
― 両手でも足りないくらい。
― 加世子も好きなんだろ?
― 望み薄だけどね。
― 若松先輩。
― うん。
― だからさ。
― ウン?
― 「ヤブサメ」。
― 「ヤブサメ」?
― 「恋のヤブサメ」。
― …???
― 判るでしょ?
― …。
― …。
― ねぇ。
― ん?
― 怒らないでね。
― 怒らないわよ。
― ホントに怒らないでね。
― 怒るわよ。
― だからぁ。
― 怒らないって。
― もしかしてさ。
― うん?
― アレさ。
― うん。
― 「恋のサヤアテ」…?


― …。
― …。
― …。
― …。
― …。
― …。
― 似てるわね。
― 似てるでしょ?
― 似てるけど。
― 似てないでしょ?
― 可能性はあるな。
― 加世子なら。
― うん。
― 加世子、思い詰めるタイプだから。
― うん。
― 加世子、こうと決めたら一直線だから。
― うん。
― いかにもでしょ?
― いかにも。
― 「恋のサヤアテ」と。
― 「恋のヤブサメ」。
― 似てるでしょ?
― 似てるね。
― 似てるけど。
― 違うね。
― 似てないか。
― 似てないな。
― どうする?
― どうするって。
― どうしたらいいんだろう?
― どうしたらっていわれても。
― 困ったわね。
― 困ったけど。


― …。
― …。
― …。
― …。
― …。
― …。




はいよぉっ!

ぱかっ。
 ぱかっ。
  ぱかっ。
   ぱかっ。
    ぱかっ。
     ぱかっ。
      ぱかっ。
       ぱかっ。
        ぱかっ。
         ぱかっ。
          ぱかっ。
           ぱかっ。
            ぱかっ。
             ぱかっ。
              ぱかっ。
               ぱかっ。
                ぱかっ。
           ひゅんっ  ぱかっ。

                (以下余白)。































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[98] TVガイド 豆仙 2003/01/16(Thu) 06:56

NHK教育
7
00 セサミストリート 「ぼくとあそぼう」
30 こどもにんぎょう劇場 「仲間はずれはよくないよ」
8
00 おかあさんといっしょ
9
00イタリア語会話 「お茶でも飲みませんか?」
30英会話・トーク&トーク 「自分を説明する」(3)
10
00 ことばあ! 「わかりやすく つたえよう」
30スペイン語会話 「きょう何をしたいですか?〜動物園に行きましょう」
11
00はじめよう英会話 「手をつないでもいいですか」
15ロシア語会話 「разлюби`ть〜 えっ?」
30きょうの健康 「保健の先生」
12
00 教育セミナー・生物 「生殖の仕組み」
13
00 ひとりでできるもん!あんなことやこんなことやとても恥ずかしくて口には出せないいろんなことをこうやってああやって想像しながら…










17
00 真剣10代しゃべり場 「どうしたら自分を好きになれますか?」
15 名曲アルバム
30 みんなのうた
55 自然ウオッチ





20
00 さわやか3組 「はじめてのスキー」
05 歌えリコーダー 「馬鹿!目を閉じるな!寝るな寝たら死ぬぞ!何か言ってみろ!そうだ歌だ!歌を歌え!俺は笛で合わせるから!」
54 おはなしのくに 「ドッキリ!湯けむり混浴露天風呂連続殺人事件〜草津伊香保〜カリスマギャルの名推理が冴える!」
55 みんな生きている 「幻だった…」
21
00 趣味悠々 「永平寺一日体験」
05 にんげんゆうゆう 「婚姻制度と福祉の相関」
10 NHK夫婦手話ニュース









22
00 教育セミナー・世界くらしの旅 「東南アジア〜都市化と風俗の変容」
10 きょうの健康 「慢性性病に負けないために」(5)
20 ETV2003 「日本人への提言」−失敗を生かす−
30 NHK夫婦手話ニュース




23
00 今夜もあなたのパートナー2 「銀座で倶楽部活動」
05 NHK人間講座 「金の切れ目が縁の切れ目」
10 NHK夫婦手話ニュース




24
00 福祉ニュース 「老いてますます盛んに」
00 こころの時代 「看護婦さん、冥土の土産に一度でいいから…モガモガ…」
10ワンポイント介護 「点滴の外し方」


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[97] 8−4、それから・・・ Nutria 2003/01/16(Thu) 02:41 [URL]

男 「ピーチ姫さん!」
女 「姫づけなんてイヤ、ピーチって呼んで!」

男 「ピーチ!」
女 「ああっ、スーパーマリオさん!」

男 「スーパーマリオさんなんて、君こそ他人行儀だよ」
女 「そうね、ごめんなさい」

男 「ピーチ!」
女 「スーパー!」

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[96] <訃報> それがなにより 2003/01/16(Thu) 02:27

<訃報>玄貝灘夫さん 86歳=恋愛師・人間国宝

恋愛師としてただ一人、人間国宝の指定を受けていた玄貝灘夫(げんかい・なだお)さんが15日、
脳こうそくのため入院先の病院で死去した。86歳。葬儀は17日午前11時、東京都台東区の鈴本演
芸場。喪主は同じ恋愛師で友人の宇目千代子氏。

1927年に映画界へ。数々の映画に出演、流し目と不思議な服装の魅力で人気を集めた。その後恵ま
れた恋愛力を生かし、日本人初、世界でも数少ない「恋愛師」となり、プロの恋人として各方面で活躍。
その絶頂期には「目があっただけで恋の病をうつされる」と恐れられた。1960年代後半からは同性
に対しても恋愛師としての実力を発揮し、同性愛の地位向上に大きく貢献した。
80年代からは自らの経験を活かして恋の病の治療にも携わり、94年に恋愛師として初めて人間国宝
となった。97年には紫綬褒章を受章。その恋愛力は死の直前まで衰えず、晩年まで多くの弟子そして
恋人に囲まれて独居していた。


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[95] (削除)  それがなにより  2003/01/16(Thu) 02:20

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[94] 恋の季節 なまひつじ 2003/01/16(Thu) 00:52

日本気象学会によると、「恋の季節」とは以下の期間を指すのだと言う。

@3月上旬から4月下旬まで
A12月24日及びその前後2週間
B7月下旬から9月まで
C12月第2週から1月第2週まで
D3月上旬から3月中旬まで
E8月第2週週末及びその前3ヶ月間
F12月最終週週末及びその前3ヶ月間
GGW及びその前3ヶ月間
H「恋人」の誕生日及びその前1ヵ月間
I「恋人とつきあい始めた」日及びその前1ヵ月間
J上記期間の準備期間として、@〜Iのそれぞれの期間の前後3ヶ月間



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[93] 恋の辞典 不滅の放蕩 2003/01/16(Thu) 00:36

【あ】
 愛恋(あいれん)
  恋愛に同じであるが、心より体を先に許した場合にこう呼ぶ。

【い】
 色恋(いろこい)
  色物文具に恋すること。色文ともいう。

【か】
 隠恋慕(かくれんぼ)
  ひっそりと恋い慕うこと。転じてストーカーの意。

 勝手恋(かってれん)
  相手の意向を無視して勝手に恋すること。

【き】
 仰恋(ぎょうれん)
  あがめ慕うこと。相手が上位自我にあたるとき、こうなる。
  単に相手が上に乗っている場合は、この限りではない。

【こ】
 恋文(こいぶみ)
  某国総理大臣が書く懸想文。

 恋女房(こいにょうぼう)
  ケバい妻。

【し】
 失恋(しつれん)
  恋をうしなうこと。「しつこい」ともいう。
  用例:「しつこいわね」「どうもしつれんしました」

 情恋(じょうれん)
  店の女の子に恋心をいだき通い詰めること。

【す】
 吹恋(すいれん)
  吹奏楽に恋すること、またそういう人達による連盟を指す。

【て】
 出恋(でてこい)
  庭の池のふちで、ぱんぱんと手を打つこと。鯉に恋している場合の行動。
  御庭番やシャザーンが出てくることもある。

【と】
 どす恋(どすこい)
  関取衆の恋。体をぶつけ合ううちに芽生えることもある。

 どっ恋(どっこい)
  夫が恋をすること。

 どんと恋(どんとこい)
  ジバンとカンバンがないため、比例代表選挙を熱望すること。カバンだけはあるらしい。

【ひ】
 冷恋(ひゃっこい)
  冷淡な恋のこと。地方によっては「しゃっこい」という。

【め】
 面恋(めんこい)
  かわいい子に恋すること。

【れ】
 恋愛(れんあい)
  恋し愛すること。「こいあい」ともいい、最終結果として乳が良く出るようになることもある。

 恋枕(れんちん)
  枕に恋すること。転じて朝なかなか起きられないこと。
  そのために朝食の手抜きをすることを「電子れんちん」という。

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[92] 週刊『女性自身』【恋愛に関するアンケート】 玄界灘男 2003/01/16(Thu) 00:18 [URL]


●●●----   今月のテーマ  ----●●●

恋人から「好きな人ができた」と別れ話が・・・。あなたはすんなり身を引く?
それとも別れを拒む?

別れを拒む派の意見--------------------------

自分にとっては突然のことできっと動揺してしまうと思うので、「はい、そうですか」
ってわけにはいかないと思う。(女, 29才)

絶対「やだ」っていうと思う。 前にやった経験あり・・・。 好きな人とわかれるのは、
さびしい!(女,25才)

拒めるかぎり拒む。彼にはしんどい思いをさせるけど、それでも相手の女がいいのか、
もう一度考えてほしい。(女, 22才)

まあ何回かは別れを拒むだろうね、そして話し合いの上で納得して分かれると思う。相
手が好きな人が出来てそれが本当ならね。 (女,25才)

本当に好きならまずは別れを拒むでしょ。その後どうするかは話し合って考える (女, 19才)

拒む・・・・かな。「絶対イヤだ」って言っちゃうなぁ。本当に好きなら相手の幸せを願
いなさいって言われるだろうけど、それって綺麗事のような気がしちゃうよ・・・・。
(女, 30才)

身を引く派の意見------------------------

本当は拒んで拒んで自分の方を向かせたいって思うけど、そこにエネルギーを使うくらい
なら、相手に見返してやる!くらいの勢いで他の恋に全力投球したほうがいいと思う。ま
た会う機会があれば、堂々と会えるしね♪ (女,24才)

他に好きな人がいる人にすがっても 幸せにはなれない。そんな状況で一緒にいてもお互い
やるせないだけ。片一方が別の方向に進んでしまったらなら もうその間系はおしまいだよ
ね。辛いけど 時間をかけて自分も他の道を歩むしかない。と思う。(女, 24才)

私が悪いのかもしれません。嫌われたくなくて年ごまかしてたし。でもさすがに21も上と
言い出せなかった私に、別れないで、とは言えません。(女,48才)

恋人ってただの肩書きなんだと思います。結局は互いを想う気持ちが大切で、それが無く
ては恋愛は成立しないと思います。だから、相手に別に想う人が出来た時点で『恋人』っ
て肩書きは無くなってしまう。だから、『恋人関係』は解消してしまいます。(女,21才)

それからやっぱり子供が高校生だというのは27才の男性にはつらいことだと思います。父
親は無理だとしてもいい友達になれると思ったのですが。(女,48才)

心の中で諦めがつかなくても、しょうがないねと別れを認める。あいてに気持ちがないの知
ってて一緒にいるほど辛い事はない。(女, 26才)

相手の心が離れた、と思った時に無言電話攻撃や相手の家の電源を切って侵入後、閃光弾で
動きを封じておいて婚姻届けに捺印させたりしたのはやっぱりやり過ぎだったと思う。この
ままではお互いのためにならない気がした。辛いけど別れを受け入れるべきだと思う。
(女, 48才)

私は言われなくても、相手にそういう態度や行動された時点で身をひいちゃう…。もちろん
辛いけど、このまま続けてもしょうがないし。 (女, 17才)

相手が私の姿を見るだけで怯えたりナイフを構えたりするのは、やっぱり普通じゃないと思
うし、そこまで追い込みをかけたのはかわいそうだと思う。でもやはり諦め切れないかな?
憐憫の情と世間体とを考えると別れるのがいいのかも。(女,48才)

来るものは拒まず、去るものは追わず。だけど来るものはなるべくキレイな顔。もしくはお
金持ってる人のみ。(女,21才)

一事の気の迷いで車ではねちゃったり電車のホームで背中押したりしたけど、それは別れた
くないっていうか弱い女心のサインだと思う。相手の親から訴えられたけれど、まだ地裁レ
ベルだし、もしかしたらもう一度振り向いてくれるかもしれないという淡い期待が拭えませ
ん。パッと思い切るにはコンクリートに詰めて東京湾かなあ?でも「死にたくなければ好き
って言って」というのもちょっとかわいそうなので、身をひくのがいいと思う。(女, 48才)

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[91] 真説・鶴の恩返し s・バレット 2003/01/15(Wed) 22:56

ある夜更け、眠っていたよひょうがふっ、と目を覚ますと、何やら妖しげな物音。

かたん、かたん、かたん……

不信に思って「開けてはならぬ」と固く言われていた戸を、さっ、と開けると、そこには!

「あ!つ、つうっ!」
「あれほど見てはならぬと言ったのに……見られたからには、去らねばなりませぬ。けれど、忘れないで下さいまし。つうはよひょうを、心から愛しておりました……」
「ま、待ってけろぉぉ、つう!」

さて、つうは鶴となって天へと舞いあがる。
よひょうは一人、泣き崩れるのであった。


―――

次の日の夜更け、傷心のよひょうがふっ、と目を覚ますと、昨夜と同じく何やら妖しげな物音。

かたん、かたん、かたん……

不信に思って「開けてはならぬ」と固く言われていた戸を、さっ、と開けると、そこには!

「あ!つ、つうMk-2っ!」
「あれほど見てはならぬと言ったのに……見られたからには、去らねばなりませぬ。けれど、忘れないで下さいまし。つうMk-2はよひょうを、心から愛しておりました……」
「ま、待ってけろぉぉ、つうMk-2!」

さて、南極2号は鶴となって天へと舞いあがる。
よひょうはまたしても一人、泣き崩れるのであった。


―――

さて次の次の日の夜更け、涙に暮れるよひょうがふっ、と目を覚ますと、今夜も何やら妖しげな物音。

かたん、かたん、かたん……

不信に思って「開けてはならぬ」と固く言われていた戸を、さっ、と開けると、そこには!

「あ!つ、つう(どこでも携帯タイプ)っ!」
「あれほど見てはならぬと言ったのに……見られたからには、去らねばなりませぬ。けれど、忘れないで下さいまし。つう(どこでも携帯タイプ)はよひょうを、心から愛しておりました……」
「ま、待ってけろぉぉ、つう(どこでも携帯タイプ)ぅぅ!」

さて、雑誌『投稿写真』は鶴となって天へと舞いあがる。
よひょうは今夜も一人、泣き崩れるのであった。


―――

さて次の次の次の日の夜更け、生きる目的を失ったよひょうがふっ、と目を覚ますと、今夜も何やら妖しげな物音。

かたん、かたん、かたん……

不信に思って「開けてはならぬ」と固く言われていた戸を、さっ、と開けると、そこには!

「あ!つ、つうっ!遠い海から来たつうっ!」
「あれほど見てはならぬと言ったのに……見られたからには、去らねばなりませぬ。けれど、忘れないで下さいまし。わたしはあなたを、心から愛しておりました……」
「ま、待ってけろぉぉ、遠い海から来たつうぅぅ!」

さて、アニータは鶴となって天へと舞いあがる。
よひょうは寂しく一人、泣き崩れるのであった。


―――

さて次の次の次の次の日の夜更け、スコッチで寂しさを紛らわせつつ寝入ったよひょうがふっ、と目を覚ますと、またまた何やら妖しげな物音。

かたん、かたん、かたん……

不信に思って「開けてはならぬ」と固く言われていた戸を、さっ、と開けると、そこには!

「あ!つ、つう………………いや、まて。君は、本物のつうではないなっ!?」
「ふふふ……さすがは名探偵・明智小五郎。だが、気が付くのが遅すぎたようだね。」
「おのれ、二十面相!」
「ふはははは、さらばだ明智くんっ!また会おう!」

さて、怪人二十面相は鶴となって天へと舞いあがる。
よひょうはまたしても一人、泣き崩れるのであった。


―――

さて次の次の次の次の次の日の夜更け、よひょうがふっ、と目を覚ますと、何やら妖しげな物音。

かたん、かたん、かたん……

不信に思って「開けてはならぬ」と固く言われていた戸を、さっ、と開けると、そこには!

「あ!」
「よひょうくんっ!」

つうであった。夢でも幻でもない。
去って行った筈のつうが確かに、目の前にあった。

「じつにふしぎなんだよ。また、こっちへきてもいいことになった。」
「な、なぜ?どうして?」
「それがぼくにもわからない。」
「ははあ、ウソ800を飲んで……、」
「ぼくが、もう帰ってこないといったのか。」

はっしと抱き合う二人であった。

「うれしくない!これからもまた、ずうっとつうといっしょにくらさないっ!!」


                                     =fin=


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