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[60] つらい気持ちPART2 pamera 2003/01/14(Tue) 08:52

 男は決心をした。
「今日こそこの手紙をあのコに渡すぞ...」
そう呟くとコンビニに入って行き、レジにいる
アルバイトの少女に向かってこう言った。

「あのー、これ、これ読んでください!
宜しくお願いします!」
そう言ってポケットから取り出した一枚の紙片を彼女の
手に握らせるとまるでエッチ本を万引きした中学生が
犯行後逃げ去るようなスピードで店から出て行った。

 少女はあっけに取られていたが、「またラブレター?いやだわ...」
そう言いながら男の手紙を読んでみた。




    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



        請求書   ¥87,000也



      イメクラ「どすこい」両国店
        お客様担当    東関脇 栃嵐


    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



 「ギャアアアアアアア〜〜〜!!
  なんで手紙を俺が持っているんだああああ〜〜!!」
男が自分の過ちに気付くのにそう時間はかからなかった。
  

 男の恋を終わった。

 


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[59] 奥飛騨青春暴走一直線女子高生殺人事件の真相 はなじろ 2003/01/14(Tue) 03:05

 カンカンカン・・・
 踏切の10メートル前で遮断機が下りる。よし、今日もナイスタイミング!
 最近、わざとこの時間に登校してるんだ。
 うんうん、遮断機の向こうに見える彼は今日もとってもステキ はにゃ〜☆
 そう、私は恋してるのかも、いえ、恋しちゃったの!

 昼休み
 うーん、どうしよう、相談したほうがイイのかな? でも恥ずかしいなぁ
 それに相手が相手だから絶対バカにされる、あんなんどこがイイの?って。
 でもアタシ意外とそう言うのニガテだからなぁ。このテの相談はやっぱユウちゃん?
 「どしたの? ぼーーーっとしちゃって」
 「え!? う、な、なんでもないよ、アハハ」
 「ひょっとして恋の悩みとか?」
  どっきーん! ユウちゃんスルドイっ!
 「まさかまさかっ、違うよッ」
 「ほーぉ、アンタもやっと色気づいてきたんか? 隠すなって、相手は?」
 「だからだから違うってばっ!!」

 こーなったら仕方ない、自分で何とかしよう、うん!
 定番はやっぱりアレよね? 遅刻しそうになってあわててる時にぶつかるってやつ。
 これならあがり症のアタシでも違和感なくいけるよね? ね?

 今朝は予定通り2分20秒遅れで家を出た。計算ではこのまま走り続けたら丁度いい
はずなんだけど・・・神様、お願いっ!

 いつもの踏切が見えてくる、もちろん今日は既に遮断機が下りている。やった、この
タイミングならきっとうまくいくハズよ! あっ、足がもつれっ、たっ、てっ、根性っ!
行っけ〜!!
 「アタシのキハ85系特急ワイドビュー飛騨さまぁぁぁっっっ」

 そう、これは殺人ではなく自殺だったのだ!

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[58] 開発秘話 藤山高志 2003/01/14(Tue) 00:56


 「・・・・・・が好きです。」

 
 オ、オレのことが好きだって! こんな可愛い女の子が?
 

       イヤッホホオォォッッッ!!!


 ああ、神様! ありがとうっ! ありがとうっ!

 やったぜ母ちゃん!  Show me ご先祖!

 オレは、おれは・・・・・・今まで生きてきた中で一番幸せですっ!!!








































 「でも、ゾウさんのほうがもっと好きでーす」


         ズガーン!


 「でも、クマさんのほうがもっと好きでーす」


         バガーン!


 「でも、ネコさんのほうがもっと好きでーす」

 
         ドビーン!


 「でも、パンダさんのほうがもっと好きでーす」
           ・
           ・ 
          中 略
           ・
           
           ・
           
           ・
 

 結論、

 「でも、ゾウさん、クマさん、ネコさん、パンダさん、ライオンさん、トラさん、シマウマさん、
  トリさん、クジラさん、イルカさん、シュモクザメさん、コモドドラゴンさん、ゾウウミガメさん、カブトガニさん、
  カエルさん、メダカさん、ハリセンボンさん、イカさん、クラゲさん、キングコブラさん、
  ナナホシテントウムシさん、ショウジョウバエさん、ヘモグロビンさん、バクテリアファージさん、
  のほうがもっと好きでーす」
  

                 ちゅどーーんっ!!


 あたま まっちろ。 たてがみ まっちろ。 からだ まっちろ。 こころ まっちろ。

  ぜんぶ まっちろ。 まっしろけのけ〜♪ うけけけけけけ〜。






女性「社長、ホントに彼、大丈夫なんですか?」

社長「大丈夫かどうかは知らん。しかし、今度の新製品の開発には必要だったんだよ。
   スプーン一杯では出せない、この白さが」

女性「って洗剤じゃないんだから。でもホント白いわー。矢吹丈の最期を見ているみた   い。」

社長「まぁ、それくらいでいいだろう? それよりCMのリハを見ておきたいんだ     が。」

女性「ああ、ゴメンなさい! えーと、みんな用意はいい?
   それじゃ、ミュージックスタートッ!」




     真冬においしい発泡酒♪

     マイルドマイルド白キリン。

     暖炉で火照ったこのカラダ〜。

     冷やすゼイタク、この一杯。

     マイルドマイルド、白キリン〜。




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[57] 韓国恋愛事情 なまひつじ 2003/01/13(Mon) 23:40

韓国では、チャットしてすぐに会う約束をすることを「稲妻が走る」と呼んでいる。これは実際に会ってみると想像とは違った(たいていにおいて悪い方である)場合に、相手をスタンガン等で気絶させ、その間に逃げる為である。

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[56] 2003年ヒット商品【便乗商法?『恋のあざらしたまちゃん』がヒットの予感】 玄界灘男 2003/01/13(Mon) 23:11 [URL]

昨年度の流行語大賞となった「タマちゃん」の人気にあやかろうと、「恋のあざら
したまちゃん」という曲がリリースされた。この曲を歌うのは新人アイドル3人組
の、その名も「たまちゃんず」《写真左から愛川瑠璃(15)、中嶋さなえ(14)、
里見貴子(15)》。本家タマちゃんは依然として神奈川県内の河川に出没している
が、歌詞では「いなくなった恋人タマヨを探しに日本の河にやってきた」というラ
ブソングになっている。リーダーの愛川は「以前から歌いたかった曲、何かにつけ
て口ずさんでいた曲なので歌えてうれしい。」と元気に応えていた。発売元のエー
ベックスジャパンでは「いわゆる企画ものではあるが、誰でもが知っている耳馴染
みのいい曲に新たな歌詞をつけてノリのいいポップスに仕上げました。」とコメン
トしている。作曲者となった吉幾三さんは、「みんなが知っているメロディという
ことで『新日本ハウス』のCMソングを使ってもらったのはうれしい。」と発言。
発表会では「たまちゃんず」のメンバーに囲まれ、終始笑顔だった。

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[55] つらい気持ち pamera 2003/01/13(Mon) 23:05

 男は決心した。
「今日こそこの手紙をあのコに渡すぞ...」
そう呟くとコンビニに入って行き、レジにいる
アルバイトの少女に向かってこう言った。

「あのー、これ、これ読んでください!
 宜しくおねがいします!」
そう言ってポケットから取り出した一枚の紙片を彼女の
手に握らせるとまるでコンビニ強盗が犯行後
逃げ去るようなスピードで店から走り出て行った。

 少女はあっけに取られていたが、「またラブレター?、いやだわ...」
そう言いながら男の手紙を読んでみた。



  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  
   請求書   ¥69,000也

  
       エステサロン  TUKEUMA

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 
 
 「全く、嫌な仕事だよなー」
男はそう言いながら、ポケットの中の請求書の枚数を
指先で数えるのであった。

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[54] 新商品企画会議 それがなにより 2003/01/13(Mon) 23:05



「・・・ということで、本企画では、従来の一攫千金型ではなく、日々の積み上げに重点を置いた、不況の世の中に向けたものでございます。」

「ダメだよお前、そんなみみっちい事じゃ。不況だからこそみんなドカンと一発欲しがってるんじゃないか。いくら現実志向と言っても、そういうみみっちいのはダメなんだよ。・・・で、他には誰か、企画を出せるやつはいないのか?」

「はい、考えてきました。」

「おう、お前のはこんなみみっちいのじゃないだろうな?」

「はい、私の考えてきました企画は、古来よりある商品を、非常に現代的かつ現実的にアレンジしつつ、しかし、人々の心にロマンを与えることができる画期的なもの、と言えます」

「たいそうな事を言うじゃないか。で、どんな企画だ?ちょっと簡単に言ってみろ。」

「はい、『縁』を、ほどけやすく、しかも複数結ぶ、というものです。」

「なんだそれは?」

「ですから、縁結びという昔からある商品を、改良し、縁をゆるくてほどけやすく、また、1対1ではなく、多対多で結ぶのです。」

「そんなものを喜ぶやつがいるのか?」

「だいたい、ゆるく結ぶんじゃ、結ぶ意味ないじゃないか?」

「いえ、これは縁結びにくる者の素性や最近の若者のニーズを調査した結果なのです。今日の縁結びは、『もはや我々にしか頼ることができない』者達にしか魅力がないのです。そして、最近の多くの若いものは、恋はしたいけれども、硬く結んで苦楽を共に生きていく、という昭和枯れ薄のような事を、望んではいないのです。しかし、恋はすれども縁は結ばず、という半端な状況をかなえる商品は、これまでにはありませんでした。ですから、恋はしたいけど結ばれるのはどうも、という若い層は、店に来なくなってしまったのです。さらに、1本結ばれているだけではなく、できるだけ多く結びたい、という傾向があるのでございます。まぁ、これは1000年くらい前にもあった事ですが・・・。そこで、この商品を考えたのです。結び目はゆるくして、ほどき易い。しかも、あらかじめ数本、結べるようにしておく。もちろん、これでいいや、ということになれば、きつく結べるのですが、その後でもまた複数本結ぶことも出来るのです。さらに、もう結んである場合でも、数本のオプションを追加できるようにすることで、若い層以外にも販路が拓ける、という試算もあります。」

「・・・」

「・・・我々の常識では、あまり歓迎できんな・・・」

「・・・だが、確かにいいところを突いているとは思う。最近の若い奴らは、来る度に違う奴と腕組んでるからな・・・」

「・・・それに、昔の貴族にはそんなやつらが多かったよな・・・今や広く下々の者もそんなもんなのか?」

「はい、まぁ、悪く言えばモラルが低下したというか・・・ま、いつの世でも、生活にゆとりがあると繁殖の真似事がしたくなる、ということなのでしょうねぇ。」

「なんか、後発の一神教の影響でもあるんじゃないのか?」

「はぁ、まぁこの国の民のいい所でもあるわけですが、すぐに自分の都合のよいように取り込むことができますからね。縁についても例外では無かった、というか・・・」

「だけど、今まで店に来たことも無いようなやつらがターゲットなんだろ?どうするんだ?」

「それはもう、正月の少し前に宣伝するのです。正月はとりあえずいろんな客が来ます。何、お守りの種類を増やすだけですが、年末に出る若者向けの情報誌に間に合えば、こういうネタなら喜んで書いてくれると、これも調査済です。」

「商品名とか、具体的な事まで考えてあるのか?」

「商品名はインパクトのあるものが欲しいのですが、仮称で『同時多発恋愛成就結婚不成就守』と呼んでおります。これを扱う店への取材には、『ステキな恋といくつも出会える、というありがたいお守り』とでも書いてもらおうかと。」

「ベタな名前だな。もうちょっとどうにかならんのか?」

「それに、いくつも出会える、って、そんな書き方して大丈夫なのか?」

「名前に関しては企画会議にて検討もしくは募集していただきたいと・・・取材への対応については、普通に『恋に出会えるかも?』では、インパクトが弱いのです。それにその程度では既に他社が手がけております。また、基本的には若い、結んでない層を狙いますが、販路拡大のための戦略としてはもう結んでしまった中高年齢層にもアピールしたい。店を変えることも考えられますが、基本的には同じ店で、と考えています。ですから中年層向けの雑誌等には、『もう一度、恋を』というようなコピーでいって見ようかと。」

「だが、我々の品格も問われるものになるのではないですか?どこかの店で試験販売するか、限定販売とした方がよいのではないですか?」

「うむ、最初はそうだな・・・どこが好適だと思っている?」

「場所的には、それなりに若い人も来るところでと思いますので、清明神社などがよいのではないかと考えますが。」

「あー、ああいう謂れのところはいいかもしれんな。ブームもまだくすぶっておるし、よし、じゃあ試験販売開始だ。好調なら、全国展開も考えるが、希少性がかえってヒットを呼ぶかもしれんから、そのへんも判断するように。あ、いい名前付けてからにしろよ!」

・・・・・・・

八百万の神々も不況には勝てず、このようにして恋のカジュアル化は神の認めるところとなった。



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[53] 青春は力ずく page 2003/01/13(Mon) 22:49

 15日午前11時15分ごろ、福岡市内に住む女性(19)から「弟が中学生に暴行を受けている」と110番通報があった。
 博多署の調べでは、同日午前11時10分ごろ、中学1年の女子生徒(13)が同じ中学校を同日卒業した男子生徒(15)を呼び出し、「卒業の記念に制服のズボンのボタンが欲しい」と頼んだが断られたため、男子生徒を押し倒してボタンを取ろうとした。二人はもみあいになったが、まもなく駆けつけた博多署員の説得に応じ、もみあいを止めた。
 博多署によると、女子生徒は「ボタンをもらえれば両想いになれると思った」と話し、男子生徒に謝罪したという。


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[52] ジブリがいっぱい。 玄界灘男 2003/01/13(Mon) 22:41 [URL]


【作品解説】
鉱山で見習い機械工として働く少年パズーと、ウメタ帝国の謎を秘めた飛行石のペンダントを持つ
少女シータとの出会い。そして二人の恋と友情を軸に、空中海賊(関東賊)、政府調査機関の男達、
パズーの住む山谷の人々が入り乱れ、ウメタ帝国の秘密と飛行石の謎をめぐる大冒険ドラマが展開
される。
初々しい初恋物語を軸に、少女の危機に、力の限り彼女を助けようとする少年の、ひたむきな気持
ちと冒険魂が人々の胸を打つ。そしてやっとたどりついた「ウメタ」に待っているものとは。圧倒
的なスケールとスリルとサスペンス。さらに、波瀾万丈の冒険活劇の中にも人と人とのふれあいの
楽しさや友愛、相手への献身など温かなヒューマニズムにあふれた夢と感動いっぱいの娯楽アニメ映画。

【ハイライトシーン紙上プレビュー】

シャルル ウメタだよ、ママ〜、ウメタだよ。

バズー  ・・・・ウメタは本当にあったんだ・・・・・・。

ドーラ  あたしら関東賊にとっちゃあ、ウメタは鬼門だよ。あそこへ行って無事に帰ったもんは
     いないって話だ。騙されたり、尻のけばまでむしられたり、荷物をひったくられたりす
     るって話だよ。

バズー  おばさん、行こう!父さんは、それでも父さんはウメタから無事に帰ってきたんだ!

ドーラ  ・・・・・・・・・。

シータ  おばさまっ!

ドーラ  よーし、みんな気を緩めるんじゃないよ。ここは関東賊の意地を見せてやろうじゃない
     か!なんだい、あんなウメタなんか。
     (声をひそめて)いいかい、バズー。あんたはしっかりとシータを守るんだよ。それが
     恋する男ってもんだよ。シータが香港なんぞに売られちまったら承知しないからね。
     ウメタのブティックの試着室は鏡が回転式になってるそうだからね。

バズー  うん!おばさん!・・・・シータは僕が・・・・・・僕が守るよっ!

ドーラ  よーし、よく言ったね。それでこそ男だよ。みんな!ウメタに突っ込むよ!進路98、
     速力40!

ルイ   マァ〜マァ〜、怖いよお!

ドーラ  しっかりおしっ!お前も関東賊だろっ!

(一方その頃)

ムスカ  地上の建造物などガラクタに過ぎん。ウメタの中枢は全てこの地下街に結晶しているの
     だよ。

【主なキャスト】

●パズー …………………………… 田中 真弓
●シータ …………………………… 横沢 啓子
●ドーラ …………………………… 初井 言榮
●ムスカ …………………………… 寺田  農
●ポムじいさん……………………… 常田富士男
●将軍  …………………………… 永井 一郎
●親方  …………………………… 糸   博
●おかみ …………………………… 鷲尾真知子
●シャルル…………………………… 神山 卓三
●ルイ  …………………………… 安原 義人
●アンリ …………………………… 亀山 助清

【主なスタッフ陣】

●製 作……………………………… 徳間康快
●企 画……………………………… 山下辰巳・尾形英夫
●原作・脚本・監督………………… 宮崎 駿
●プロデューサー…………………… 高畑 勲
●作画監督…………………………… 丹内 司
●美術監督…………………………… 野崎俊朗・山本二三
●音 楽……………………………… 久石 譲
●音響監督…………………………… 欺波重治

主題歌(挿入歌)「自分をのせて」
    作詞/宮崎 駿
 作曲・編曲/久石 譲
     歌/井上あずみ(徳間ジャパン)

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[51] 注文に応じます 古賀 2003/01/13(Mon) 20:09

「あなたのどんなご注文にも応じます。そのかわり…」
「お、お前は何者だ?」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『分岐点』


その1

佐々木小次郎 「遅いぞ、武蔵!」
宮本武蔵   「小次郎やぶれたり!勝つ身であれば、なぜ鞘を投げ捨てた?」
佐々木小次郎 「なにィ、しまった!」

その2

佐々木小次郎 「遅いぞ、武蔵!」
宮本武蔵   「小次郎やぶれたり!勝つ身であれば、なぜバナナの皮を投げ捨てた?」
佐々木小次郎 「ウキィーッ!」
宮本武蔵   「さらになぜ自由の女神像も投げ捨てた?」
佐々木小次郎 「ウキィウキィーーッ!」
宇宙飛行士  「なんてことだ。俺のいるこの星は地球だったんだ!」

その3

佐々木小次郎 「遅いぞ、武蔵!」
宮本武蔵   「小次郎やぶれたり!勝つ身であれば、なぜ金玉を投げ捨てた?」
佐々木小次郎 「あらン、やだわン」

その4

佐々木小次郎 「遅いぞ、武蔵!」
宮本武蔵   「小次郎やぶれたり!勝つ身であれば、なぜハートを投げ捨てた?」
佐々木小次郎 「なにィ、しまった!」
宮本武蔵   「すでにおぬしのハートはそれを拾いあげた拙者のもの…」
佐々木小次郎 「ポッ」




小説家    「ふむ。今まで思いついた4つの案のどれを使って書くか、アミダで決めるか」
編集者    「吉川英治先生〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

悪魔     「これがあなたの願いどおりの『バナナ』『自由の女神』『下品』『恋』を全て入れるという注文を満たしたショートショートです」
作家の卵   「あ、ありがとう」
悪魔     「これで3つの願いのうち1つをかなえました。残りはあと2つです」
作家の卵   「あと2つどんな願いでもいいのか?」
悪魔     「権力、金、若さ、愛、どんな願いにどんな注文をつけてもかまいません」
作家の卵   「それでは、永遠の若さを」
悪魔     「永遠の若さ、結構です。ただ最初の契約どおり50年後には間違いなくあなたの魂を頂くことになります。それがルールですからね。よろしいですか?」
作家の卵   「それでもいい。50年先までずっと若いままでいられれば」
悪魔     「いいでしょう。2つめが永遠の若さ。それでは最後の願いは?」
作家の卵   「最後は永遠の愛だ」
悪魔     「永遠の愛ですか、よろしいですよ。但し実際に続くのは50年間だけですが」
作家の卵   「ある女性が熱烈かつ献身的にぼくを永遠に愛し続けるようにしてほしいんだ。ぼくの我侭を何でも聞いてくれるほどに…。ぼくを助けるためならどんなことでもしてくれるほどに…。ぼくの命を救うためならどんな法律やルールを破ることも辞さないほどに…。可能だろうか?」
悪魔     「私に不可能はありませんわ。どんな女性でもお望みどおりに注文なさってください」
作家の卵   「それでは」



200年後

世界一の小説家「ただいま」
悪魔     「おかえりなさい。ご飯になさいます、それともお風呂?」

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