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[480] (削除)2000/12/25(Mon) 07:24

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[479] 手段 じぇろめ 2000/12/25(Mon) 05:13 [URL]
科挙の受験生には、経書の写しを飲み込んで入場した者もいたとされるが、
かの長襦袢と違い、残念ながら現物は保存されていない。



[478] (削除)2000/12/25(Mon) 04:52




[477] 証拠 horagai 2000/12/25(Mon) 02:43
人間の大人の中にはコアラの赤ん坊と同じ嗜好を持つものがたまにいるが
鳥の雛と同じ嗜好を持つものはまずいない。
これは人間がコアラの子孫であって、鳥の子孫ではないことの有力な証拠である。

さらにスカラベの子孫であって、犬の子孫でないことの証拠でもある。




[476] タブー 枢斬暗屯子 2000/12/25(Mon) 02:17 [URL]
コミック界では、漫画「ドカベン」の主人公・山田太郎のあだ名の由来が
その巨大な弁当箱であるという「定説」に疑問を差し挟むことはタブーと
されている。



[475] コアラの赤ちゃん AAMN 2000/12/25(Mon) 01:28
コアラの赤ちゃん百匹に聞きました。
最近の食生活で思うことは?
答えは7つ

1.私のために良く作ってくれています。・・・36匹
2.いい加減ワンパターンなので飽きてきました。・・・22匹
3.愛が有れば大丈夫です。・・・17匹
4.最近ストレスがたまっているのか、固くなってきました。・・・11匹
5.他の親のも食べてみたいです・・・8匹
6.ここで死んでしまったら上杉謙信と同じかなぁと思うと興奮します。・・・4匹
7.えっ、これってキャビアじゃないんですか?・・・2匹

流石に可愛い回答が目立ちました。



[474] 匠の技 (長文) 流水木 2000/12/25(Mon) 01:07
作業場の中に充満している湿った空気が、窓から入り込む外気に押
されて、中層をゆっくりと漂いながら壁の中へと吸い込まれていく。
ゆっくりと。 ゆっくりと。

匠の手は、「ふぅ」と小さく息を吐いて、漉上がったばかりの植物
の繊維に光をあてる。
右に、左に僅かに傾け、表面の仕上がりを確認し、納得したように
頷きながら弟子に木枠を手渡す。
「これは、上から三段目の右隅に置いておくれ。」
弟子に、木枠を置く棚の位置を指図して、次の木枠を手にする。
 その動作は、ゆっくりとしているが、無駄がない。

「で、今日は、何の話をしましょうかね?」
この道、五十年の紙漉き職人は、手元の缶から飴玉を一つ取って、
口の中で転がし始めた。
「そうですねぇ、『落し紙』の話でもしましょうか。」
「え、落し紙?」
匠の口から、この言葉が出てくるとは予想だにしていなかった。
「『落し紙』と言うと、あの.... 今で言うと.....」
「今だと、『てぃっしゅ』とか言うんでしょう?」
「ええ、そうですね。 ティッシュですね。」
匠は、驚いている私の顔を、目を細めながら見つめている。

「今の若い職人は、金になる上質の紙しか作ろうとしないんですが、
私らが若い時分には、親方から『おめぇらなんか、和紙を漉こうな
んて、十年はぇえよ。 そこの切れ端集めて『落し紙』でも漉いて
ろ』なんて、よく言われましてね。 良く漉いたものでしたよ。」
先頃、人間国宝にも指定された、この匠も、駆け出しの頃には、人
並みの苦労があったらしい。
「最初はね、親方に言われて、渋々漉いていたんですが、その内に、
だんだんと面白くなって来ましてね。」
「え? あのぉ、『落し紙』がですか?」
手元の昆布茶を一口啜ると、匠は、私にこう尋ねた。

「あんた、日本画や書道で使う『高級和紙』と『落し紙』とだと、
どっちが作るのに手間が掛かると思います?」
「え、それは当然、『高級和紙』の方が手間が掛かるでしょう。」
それを聞いた匠は、顔を綻ばせながら、二度三度と頷いた。
「やっぱ、そう思うでしょうねぇ。 世間では、そう思われている
んですがね。」
「では、『落し紙』の方が手間が掛かるんですか?」
「『高級和紙』なんてのは、表面の仕上がりと全体の密度にさえ注
意をすれば、よほどの間違いをしない限り、上等なものが出来上が
るんですよ。 でもね、『落し紙』の場合は、そうは行かない。」
「と、言いますと?」
「『高級和紙』の表面の仕上がりなんてのは、筆の先さえ考えてお
けば済むが、『落し紙』の場合は、使う人の皮膚を考えなければな
らないんですよ。」
たしかに、現在も『高級ディッシュ』と呼ばれているものは、いず
れも、その肌触りの良さを売りにしている。 しかし....

「『落とし紙』の場合、裏と表の作りが『和紙』なんかに比べたら、
数段複雑になっていてね。 『軽く指で摘んだときに、一枚だけ摘
める』ように作らなきゃならないんですよ。」
「一枚だけですか?」
「ちゃんと漉かれた『落とし紙』なら、二枚も三枚も重ねて使う必
要なんて無いんですよ。 一枚で十分。」
私の怪訝そうな顔を見て、匠は、傍らの木箱から一枚の紙を取り出
した。
「あんた、ちょと、これで鼻をかんでごらん?」
「いや、今は鼻が詰まっていませんから....」
「さぁ、いいから、この紙を鼻にあててごらんよ。」
匠が言うとおりに、両の手でその紙を持って、鼻にあててみる....

鼻から軽く息を抜くと......
「あ!」
ゆっくりと鼻を擦ってみると、後頭部を痺れさせる甘美な刺激が頭
全体に広がっていった。
また、鼻から軽く息を抜く.....
そして、また..... そして、また......

呆然として、その『落とし紙』を見つめている私の顔を匠は嬉しそ
うに眺めていた。
「どうだい、わかったかい?」
今まで生きてきて、これほど無理なく、心地よく、鼻をかめたこと
は無かったであろう。
「この紙は、私が漉いたもので『花香』という『落し紙』なんです
よ。 どうです? 一枚でも、破けていないでしょう?」
「え、ええ。 まったく破けていませんね。」
「そうだい、使い心地は? 良かったでしょう?」
「今までに、こんな心地よく鼻をかんだことはなかったですね。
 なんか、鼻をかんでいるとは、思えませんでした。」
「これが、上質の『落し紙』っていうものなんですよ。」

「ところで、あんた、見るからに身体が細いが、便秘症ではないの
かい?」
「いやぁ、わかりますかね。 じつは、私、便秘症なんですよ。」
「ははは、やっぱりね。 そうじゃないかと思ったんだよ。」
「この所、不規則な生活と運動不足で、便秘が続いているんですよ。」
「ははは、それは辛いでしょう。 ちょっと、待ってて下さいね。」
そう言うと、匠は隣の部屋に入っていった。

ものの5分も待ったであろうか。 部屋の戸を開けて匠が入ってきた。
手には、一束の紙を持って、ゆっくりを腰を下ろした。
「この『落し紙』、使ってみて下さいよ。」
「この紙は.... まさか....」
「これも私が漉いた『落とし紙』でしてね。 『雲香』という『落
し紙』なんですよ。 廁で使ってみて下さいよ。」
「廁? トイレで使うんですか? この紙を?」
「まあ、騙されたと思って、一度試してみて下さいよ。」
「ひょっとして、この紙も、先ほどの『花香』の様に、素敵な感触
なんでしょうかね?」
「ははは、さあ、どうでしょう。 それは使ってみるとわかります
よ。」
多少興奮して、赤らんだ顔でその紙を見ている私を、匠は、嬉しそ
うに眺めていた。

「あ! そうそう、一言注意を言っておかなきゃなりません。」
「え、何か、注意することがあるんですか? この紙?」
「この紙、廁に持っていくのは、一度に5枚までにしておいて下さい。
 必ず6枚目以降は、普通の『落し紙』を使って下さいね。」
「え? 私は、普段から2枚程度で済ませていますので、大丈夫だ
と思うんですが。」
「ははは、まあ、使ってみるとわかりますよ。 先日も、親戚の者
に一束渡したら、小一時間も廁から出てこなくてねぇ。 それは、
大騒ぎになってしまって。」
「大騒ぎ? 大騒ぎと言いますと.....」
「すっかり、脱水症状を起こしてしまって、救急車を呼ぶはめにな
ってしまって....」
「はぁ? 救急車?」
「ま。くれぐれも、廁に持っていくのは5枚以内にしておいて下さ
いよ。」
「はぁ.... 5枚ですね..... わかりました。」

奇妙な空気が部屋の中をゆっくりと回りながら、天井の隙間に吸い
込まれていった。 ゆっくりと。 ゆっくりと。




[473] 成功確率。 摂津土竜 2000/12/25(Mon) 00:49
W大学理学部の数学学科助教授大下勉氏によると、とぐろ状排便法の成功率は3京4千兆分の1であると試算した。この数字は現在の日本とぐろ排便協会全会員が百億年かかって一度成功するかどうかと言う数字であり、実質的に不可能である事を証明した。




[472] やな温泉 さすけ 2000/12/25(Mon) 00:11
       「温泉成分表」

  泉質:単純硫黄泉(低張性・中性・高温泉)
  泉温:泉  源−摂氏85度
  使用位置−摂氏56.0度(気温20度)

1.一般的適応症

 (1)神経痛(2)筋肉痛(3)関節痛(4)五十肩(5)運動麻痺

 (6)間接のこわばり(7)うちみ(8)くじき(9)慢性消化器病
 
 (10)痔症(11)便秘(即効性)(12)病後回復期(13)疲労回復(14)健康増進





[471] あらまほしくなき死 玄界灘男 2000/12/24(Sun) 23:52 [URL]

羽蔵権兵衛信禎(はくらごんのひょうえのぶさだ)
 慶安4年(1651)〜元禄14年(1702)12月15日
 
三河国幡豆郡出身。高家吉良家の家臣として代々扶持奉行職。二十石
五人扶持。談林派の俳句をよくし号を「巨椿(きょちん)」と称す。
また茶の湯のたしなみもあった。
十二月十四日の大友近江守茶会の手配世話後、就寝。茶会で饗した懐
石の残りに当たり、夜半過ぎから腹痛を起こす。
赤穂浪士討ち入り時は、表門近くの厠におり、冨森助右衛門、矢田五
郎右衛門、吉田沢右衛門らに発見せられる。立ち上がろうとした所を
吉田沢右衛門に袈裟掛けにされ、冨森助右衛門の槍にかかり絶命。
そのまま落下したため幕府目付による現場改め時まで発見が遅れた。
享年52歳


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