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[460] (削除)2000/12/24(Sun) 11:23

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[459] 糞野郎、東京に現る NARIZO 2000/12/24(Sun) 11:11 [URL]
人類はその日、伝説の糞野郎に初めて遭遇した。

糞野郎。
伝説の男。

数知れない職場や、学校、ありとあらゆる局面で、
彼の名前を吐き捨てるかのように呼んで来た多くの人々は、
糞に例えて、特定の個人を非難していたに過ぎなかった。
それが現れるまでは。

しかし、多くの人がどのような気持ちでこれまで
「糞野郎」と口にしてきたのか、
その理由を彼は知るはずも無かった。

彼の名前は糞野郎。
多くの人に呼ばれ続け、ついに便所の底から蘇った伝説の男。

取材のヘリが飛び交い、多くの通行人が鼻を摘み、嗚咽する中、
糞野郎は、自分の体の一部を路上にへばらせながら青山通りを南下していた。
緑と赤に彩られたクリスマスの装飾を、ウンコ色に染め直しながら...。

その頃、東京湾に一人の女が上陸した。
全身緑色のその女の名は、バキュウムギャル。
世紀末の東京を汚物で染める一大決戦の火蓋は、まさに切って落とされようとしていた。



[458] 最終決戦 はなじろ 2000/12/24(Sun) 08:32
 元禄15年12月2日  遠江吉良の郷 甲賀の流れを汲むある忍びの屋敷  「御屋形、吉良の上野ノ介殿を葬ろうとせん不穏な輩が・・・」
 「ふん、上野ノ介などのことは上杉に任せておけば良い。それよりも・・・
  今年こそ・・・よいな? 後はないと思え」
 「ハッ!」
 「秘策がある。このように改装せよ」


  兜の六文銭と言えば分かる人も多いであろう、この武田の旧臣は、密かに
 徳川の忍として子孫を残し、機を窺って既に100年以上・・・しかし気概
 は衰えさせず、今までじっと耐えてきた。忍としての技も、伊賀のものなど
 軽くあしらえても満足出来ぬ程研鑽してきた・・・徳川を倒すために。

  だが・・・3年前、師走も下弦の月の頃、あっさりと何者かの侵入を許し
 てしまったのだ。しかも侵入者は、御屋形の枕元に、竹蜻蛉を置いていった。
  こんな侮辱は許せぬと皆がいきり立ち、半年以上も捜索したがその正体は
 知れなかった。

  悪夢は繰り返した。2年前の同じく師走の下弦の月のもと、再び彼が痕跡
 を残した。今度は、御屋形は唐の人形を抱きながら目を覚ました。


 同年12月16日

 「御屋形、江戸より知らせがありました。上野ノ介殿、討ち死にです。」
 「ふん、構わん。うぬらの手腕があらば縁には困るまい。我らの目的を忘れ
  たか? 例え皆が離れようと、目指すはひとつよ」
 「しかし・・・」
 「・・・・・・・・分かぬか?」
 「我々も大儀は忘れておりませぬ。しかし、きゃつめが恐らく・・・我らは
  旧敵より、御屋形の敵も討ちとうございます。」
 「済まぬ・・・今宵はまだ十六夜、下弦までの7日、うぬらの時と・・・命
  を預からせてくれ・・・」


  去年もやはり師走の下弦の月にヤツは現れた。最終通告とも受け取れる物
 を、彼の手に握らせていた・・・まだ産まれたばかりの、彼の跡取りとなる
 べき赤子の・・・血に染まった・・・生温い・・・

  ヤツの侵入経路は突き止めた。盲点だった。高温、窒息の危険性から全く
 注意を払っていなかった煙道からだ。しかし見ていろ、今年は違うからな。
 そうさ、排煙溝の一部をかわやから小川までの経路と共通にしたのだ。これ
 では侵入出来まい。


 同年12月24日

  「来たぞ! くい止めろ!」
  「あかん、止まらへんねん!」
  「うわっ、くっさぁ!」
  「御屋形っ!」

  そんな馬鹿な・・・どこから侵入した? まさか! と思ったとき・・・
  ガラッ・・・ 力無く障子を開けたのは、全身赤茶色に染まって息絶え絶え
 の南蛮人だった。

  遂に彼は、ヤツと会った。
  先に口を開いたのは南蛮人のヤツだった。

  「メ・・リー・・・クリー・・・・・スマース」
  そして、2歳(数え)になる息子のちゃんちゃんこを差し出してきた。

  「貴様! またこのような物を! 何故だ!」
  「あなたは・・・そんなに、悲しみを・・・ふりまいては・・・いけない。
   わたしには、わかる、あなたはほんとうは、やさしい人です・・・
   わたしは、セカイジュウのの子供たちに、ささやかな、あたたかい幸福を
   送ることをなりわいとしています・・・が・・・まもなくわたしの命も尽
   きます・・・後は・・・あなたにこそ・・・まか・・・せ・・・」
  「お、おいっ!」
  「・・・」
  「そうだったのか? やはりあの竹蜻蛉や人形は、友達の少ない私のために
   くれたものだったのか? あの我が子の切りたての臍の緒は、参勤交代で
   来年まで我が子に会えぬ悲しみを気遣ってくれたものだったのか? この
   ちゃんちゃんこはっ・・・・」

 同年12月27日 板橋の南蛮寺にて

  「どうせ自分は主を無くした人間だ、お前の後を継ぐよ。そして、世界中の
   子ども達へ、こんな悲劇を繰り返させぬよう、希望を与え続ける。
   ああ、お前の服、借りるからな。」
  「御屋形、我々も、その夢に・・・いえ、その夢の土台にして下さい」
  「う、うぬらっ、何故ここに・・・!?」
  「御屋形の行く道を照らすためにございます」


   そう言葉を残して、未だに強烈な異臭を放つ、赤茶色に染まった服を羽織っ
  た男と、その夢を、希望を未来に託すいしずえにならんとして、鼻を真っ赤に
  するまでつまみ続けた男たちは旅だっていったのであった。

   (サンタ十有志より)

                                  は





[457] わたつみのように 愛野 ぽえ夢 2000/12/24(Sun) 08:30
  あなたはまるで 押し寄せる波のよう
  さっきまでは 少し爪先を震えさせただけ
  でも、今は背筋が震えてるの

  あなたはいつも あのわたつみのよう
  昔からずっと 変わらなく力強く
  でも、その影にコーラックの匂い

  あなたは時に 大海原の嵐
  明日になれば 晴れるのかしら
  でも、それはビオフェルミンのおかげ
                                 は




[456] うんこの一生 らんぶら 2000/12/24(Sun) 06:22 [URL]
●うんこの一生



[455] 原告敗訴 とうがらし 2000/12/24(Sun) 03:36 [URL]
横浜市中区在住の会社員、御手洗 育造(27)さんの長女の出生届けが
「女児の名前としては不適当」という理由で受理されなかったことを不服として
横浜中区役所を相手取り、総額1010万円の損害賠償を求めた裁判で、
横浜地検は、命名権の濫用として原告の訴えを退けた。


◆(452)
[454] Re[452]: 点取り占 みりん 2000/12/24(Sun) 02:24
それは君が出したのか
        ○3点
◆(452)


[453] たくましき母親 NARIZO 2000/12/24(Sun) 01:56 [URL]
「子供が産まれるときってね、まさに産みの苦しみよ。」
「やっぱり痛いわけ?」
「ちょっと違うかな。便秘が解消して、ようやく脱糞したって感じ。」
「へぇ〜。そんなにすっきりするもんなんだ。それにしても、あんたの赤ちゃん、やけに色グロよネェ。」



[452] 点取り占 豆仙 2000/12/24(Sun) 01:04
靴の裏に何かついているね
         ●5点



[451] 日本のエネルギー供給 はなじろ(NIFTYより転載 2000/12/24(Sun) 00:47 [URL]

 ̄ ̄\
    ̄ ̄\
      \
        ̄ ̄ ̄ ̄\             原子力
        / ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       /     \__________ 火力
      /
_____/              ____ 人間ガス
                   /
−−−−−−−−−−−−−−−−−−/−−−−− 水力
                 /     _ 人間燃料
−−−−−−−−−−−−−−−−/−−−−−/− 天然ガス
               /     /


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