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[160] (削除)page2002/05/25(Sat) 04:24

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[159] 好き好き大好き一休さん GIN 2002/05/25(Sat) 03:12 [URL]

義光「おお、一休殿。待っておったぞ、はやくこちらに参れ」
(義光、手を大きく振り、一休を招き寄せる)
(一休、一礼し義光の前に腰をおろす)

一休「お待たせしました、将軍様ぁ。今度はどんな御用ですか?」
(一休、小首を傾げて義光の顔を覗き込む)
(義光、目を大きく見開く)

義光「何を惚けたことを言っておる。予が一休殿を呼ぶのは、謎かけと
決まっておろう。さ、さ、始めるぞ」
(義光、一気にまくしたてると従者を別室に払い、謎掛けを催促)

一休「やれやれ、将軍様もお好きですね」
(一休、ちょっと困ったふうに顔を顰めてみせる)

義光「なにをぶつぶつ言っておる。はやくせい」
(義光、扇子で畳をとんとんと叩き、一休を催促する)

一休「よぉし、いきますよ。そもさん!」
(一休、はつらつと第一声)

義光「せっぱじゃ!」
(義光、無邪気に返答)

一休「転んでも、寝そべっても。いつも誰よりも一番高い場所にいる
人がいます。さて、それは誰でしょう」
(一休、いたずらっぽく微笑む)

義光「転んで倒れれば自ずと他人より低くなるのは自然の摂理じゃが、
うむ、難問じゃのう」
(義光、両の人差し指をぺろりと舐め、頭に円を描き黙想を始める)


ぽく・ぽく・ぽく・ぽく・ぽく・ぽく・ぽく・ぽく・ぽく・ぽく・ちーん!


義光「おおっ、わかったぞ!一休、答えは身長3mに及ぶ巨人じゃ、
怪人じゃ。どうじゃ一休」
(義光、自信満々に一休の顔を覗き込む)
(一休、困った表情で首を左右に振る)

一休「将軍様、身長が3mあろうと5mあろうと、倒れてしまえば人より
低くなってしまいます。正解は、足利義光公。将軍様ですよ」

義光「ほぉっ!、予のこととは意外な答えじゃ!。して、その心は?」
(義光、目をきらきらと輝かせて続きを促す)

一休「将軍様は全ての人間の頂点にたつお方です。例え転んだ
ところでその事にかわりありません。将軍様の地位は揺ぎ無いのです」
(一休、曰くありげに答える。策士の目付き。)

義光「なるほどっ!それは名回答じゃっ!まいった、まいった。
よし、一休このままでは終わらせんぞ。もう一問こいっ。さぁ、こいっ!」
(義光、大喜び。立て続けに次の謎掛けを催促)

一休「将軍様も懲りない人ですねえ。よぉし、、そもさんっ!」
(一休、にやにやしながら一声)

義光「せ、せ、せ、、せっぱ!」
(義光、興奮を押さえきれず、どもる)

一休「『この橋どんな人間であってもわたるべからず』との注意書きがされた
橋があります。さて、その橋をわたれる者はいるでしょうか?」
(一休、含みある口調で問題をそらんじる)

義光「う〜ん、、どんな人間もわたれぬ橋か。またしても難問じゃのう」
(義光、やや興奮気味に両の人差し指をぺろりと舐め、頭に円を描き黙想を
始める。カタカタと膝が揺れ、落ち着きが無い様子)


ぽく・ぽく・ぽく・ちーん!


義光「わからん、わからん。一休、はやく答えを申せ!そんな橋ないじゃろ?」
(義光、待ちきれず早急にギブアップ)

一休「いいえ、ありますとも。その答えは、将軍様、あなたのことですよ」
(一休、にやりと口元で笑う)

義光「なんとっ!またわしとな。困った困った。ああ、困るのぅ。わしばっかり。
また反感を買ってしまうではないか。まぁ、よい。して、その答えは?」
(義光、少年のように目を輝かせて饒舌に語る)

一休「将軍様は天上人。いわば人間ではなく「神」というべき存在です。
看板では『どんな人間もわたるべからず』とあるわけですから、神である将軍様
は、堂々と通ればよいのです。なんせ神なんですからねぇ」
(一休、粘りつくような口調で説明)

義光「ああ、一休!最高の回答じゃ、一休!名回答中の名回答じゃ、一休!
ああ、一休と謎掛けをすると心が晴れ晴れするのう。
どうじゃ、一休。酒でも飲んで帰らんか?」
(義光、懐から小判数枚を取り出し、一休の前に差し出す)

一休「ありがとうございます。いただきます」
(一休)卑屈に笑いながら小判を懐にしまう。
(義光、両の掌を「パン、パン」と二度叩き、従者を呼ぶ)
(将軍の侍従を勤める美少年、姿を現す)

義光「酒じゃ、酒を持てい!宴じゃ、宴の用意をするのじゃ!」
(義光、侍従に宴の準備を命ずる)
(一休、それを制し侍従の腰に手を回す)

一休「あわてなぁい、あわてない、ひとやすみ、ひとやすみ」
(一休、侍従の懐に手を伸ばす)
(侍従ぴくりと痙攣)
(義光、「そうじゃった、そうじゃった」と呟きながら、そっと席をはずす)


                終





[158] (削除)GIN2002/05/25(Sat) 03:04




[157] (削除)GIN2002/05/25(Sat) 02:29




[156] 八方美人 まりす 2002/05/25(Sat) 01:28
【長所】
どんな人にも明るく親しみやすく接する事が出来る。

【短所】
どんな方向に転んでも、必ず顔から落ちる。




[155] 読者のひろば 鈴之助 2002/05/25(Sat) 00:43
 先日、電車に乗っていたら、5歳くらいの男の子が車内を走り回っていました。車内は次第に混雑してきだしたのですが、母親は注意をする素振りもありません。仕方なく私が「こらっ! いいかげんにしないと、ぶっころすよ!」と言うと、やっと母親は「ほら、怖いお婆さんが怒ってるでしょ」と子供におざなりな注意をしました。
 最近の若い母親は、子供をきちんと叱ることも出来ないのですね。
(東京都:山本セツ子 60歳)

−−−−−

<お詫び>
 5月25日の「ひろば」に掲載しました東京都・山本セツ子さんの投書に、以下の誤植がありました。謹んでお詫び致しますとともに、訂正致します。
「誤:ぶっころすよ!」
「正:すっころぶよ!」



[154] 転! コバ 2002/05/24(Fri) 23:56 [URL]


いらっしゃいませぇ、

はい全部でお会計、1026円になります。

2000円からでよろしいですか?


「あ、はい。」


それではお釣り、900と、74円です。

どうもっ、ありがとうございましたー。

あ、お客様。


「え?あ、はい。」


実は私はお前の父親なんだ。


-----------------------------------------------------------



むかしむかし、あるところに

おじいさんとおばあさんがすんでいました。

が!

この中に裏切り者がいる!


-----------------------------------------------------------



コール音


「あ、もしもし。」


ただいま留守にしています。

ピーッ、という音がなると爆発の危険があるのか?


「ああ、そうだ。」


解体は慎重に行わないとな。


「ブルってヘマするんじゃないぞ新米。訓練通りに、落ち着いてやりゃ出来る。」


いつまでも新米呼ばわりするなよ。俺だって一人前さ。

・・・赤と青のコード、どっちかがダミー・・・か。


「あるいは両方が、な。」


-----------------------------------------------------------



満場の喝采。ブラボー、ブラボー。

ブーイング同好会が一人だけ野次を飛ばす以外は

皆が歓喜に打ち震える。

称える。素晴らしい、実によかった。

感動した、感極まった。良くやった。

が、誰も気づいていない。

この中に裏切り者がいる上に、そいつは実の父親で、
さらに赤と青のコードが両方ダミーということに!






[153] サトラレ 流水木 2002/05/24(Fri) 23:29
《あぁ〜〜 今日は妙に暑いなぁ〜〜》
春にしては、妙に強い日差しが地面をわずかにざわめかせる。

《せっかくの休日なのに・・・ 何か面白いこと無いかなぁ〜〜》
砂場を占有している小さなお客を誘うように、ブランコが僅かに揺れている。

《何か面白いこと・・・ あ、いい女・・・》
淡い色のブラウスとベージュ色のスカートの上で、髪がワルツを踊っている。

《いい女だなぁ〜〜 はぁ〜〜》
子供達の注意を引きつけようとして、春の風が公園の入り口から駆けてきた。

《あぁ〜〜 気持ちのいい風だぁ〜〜 あぁ〜〜》
気持ちのいい風は、子供達を包み込みながら、彼女のスカートにも手を伸ばした。

《あ、あの女・・・ パンティーはいてない・・ えぇ!》
悪戯な春の風を睨みながら、彼女の目尻は温度を上げていった。

《おぉ〜〜 ノーパンかよぉ〜〜 すげぇ〜〜》
春の風に迎えに駆けてきた子供達が、ワルツのリズムを変えた。

そして子供達は・・・ 女を囲んで、笑いながら転んだ・・・




[152] ある金曜日の出来事 トコツカ 2002/05/24(Fri) 22:00
まいったなぁ、まだあんなにあるやないか。
やれやれ、お務めとは言えこれからこのくっそ重たいもん担いであの丘の上まで行かなならんのかいな。もうよう言わんわまったく。
ああ背中痛い。
もお、頭のこれちくちくするわ。
ああかゆ。もおめっちゃかゆい。
あっ、汗ぇ目ぇに入った。あかんあかん、前見えへんよおなった。
やばいやばいやばいて、あっ。
・・・あっちゃー、あかんこけてもた。
えらい人見てるがな。
お母んとかそのへんにおれへんやろな。また何か言われたらかなんな。もぉこれで終いやねんから勘弁して欲しいわ。やれやれどっこいしょっと。だいぶおっさんくさいな自分も。まだ33やっちゅーねん。
・・・ん、なんやなんや。誰やねん自分。なんや知らんねえちゃんや。
お、手拭いやないですか。こらまた真っ白のきれいな、上等のもんでんな。え、借りてよろしおまんの。えらいすんませんなどうも。ほなら遠慮のぉ、借りまっせ。おおきにどうも。
・・・ああさっぱりした。いや姉さん、おおきに助かりましたわ。いやあ恥ずかしいとこお見せしてしもて。えらいすんません。ほならまだ用事が控えとりまっさかい、これで失礼しますわ。ほなどうも。
ああどっこいしょ。重いなこの十字架いうんはまったく。

イエス・キリストが磔のためにゴルゴダの丘に引かれていく途中、エルサレムの町の中でつまずいて転んだ。その時、群衆の中から一人の若い女性が進み出、布でイエスの額の汗をぬぐった。するとその時、その布に奇跡的にイエスの顔が浮かび上がったという。現在この布は聖遺物の一つとして厳重に保存されており、ごく限られた者にしか公開されていない。
幸運にもその拝謁を許された者は、皆口々に「主イエスの人間的な側面に触れる思いです」とその感激を語っている。その布に映し出されたイエスの顔は、額に茨の冠をいただき、照れくさそうな笑みを浮かべているという。




[151] ペンギン飛び込み自衛隊員ら怪我 たろぼー 2002/05/24(Fri) 15:38
 10日午前11時(現地時間)ごろ、南極で観測作業中の自衛隊員にペンギンが突っ込み、ペンギン2羽と自衛隊員4名が怪我をし、みずほ基地に運ばれた。けが人はいずれも命に別状はないという。
 南極では若いペンギンによる暴走行為が社会問題化しており、今回捕獲されたペンギンも珍走団の一員と見て自衛隊では調べを進めている。
 捕獲されたペンギンは「ころんだ先に人がいただけ」と暴走行為を否認している。


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