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[120] 電報 鉄子 2002/05/22(Wed) 18:19

トゥルルルル

こちらは、
お客様の真心を、スピーディにお届けする
テレグラムサムでございます。
ピーッという発信音の後
オペレーターの指示に従い
必要事項をプッシュダイヤルしてください。

ピーッ

テレグラムサムのご利用、真にありがとうございます。

お客様のお電話番号をプッシュしてください。

えっと、090のピポパピっと。

承知しました。

お客様のご希望する電報の種類をお教え下さい。
お祝いならば1を
お悔やみなら2をプッシュしてください。

えっと、2だな。  ピッ

承知しました。

メッセージをお選びください。

1.アリシヒノオスガタヲシノビ、ココロカラオクヤミモウシアゲマス。

2.ダイニノジンセイノスタートデスネ。
  テンゴクデノメジャーリーグイリキタイシテイマス。

3.ゴールー!アンマリハシャギスギルトレッドカードダゾォ。オメデトウ。

4.ケシテワスレマセン。シャシンシュウ、モウイッサツハホゾンヨウデス。
  ラブ・フォーエバー。

1だろな。お悔やみって言ってるのになぁ。1だろぅ。 ピッ

承知しました。

電報をお送りするお相手のイニシャルをプッシュしてください。
お相手のお名前のイニシャルが
ならば1を、それ以外ならば2をプッシュしてください。

エックスって、なぁ。 届くのか、これで。 2と。 ポッ

承知しました。

お贈りになる電報の台紙をお選びください。

1.薔薇の押し花仕様
2.くまのプーさん仕様

3.メロディー電報〜勝手にシンドバット(Aメロリピート)
4.ストリート系あいたみつを風仕様
5.工藤静香二科展仕様

バラは..バラだろな。バラしかねぇもんな。  ピッ

承知しました。

では、ただいまの入力事項を確認させていただきます。

お客様の電報

オクヤミ
XXX−XXXX−XXXX
アリシヒノオスガタヲシノビ、ココロカラオクヤミモウシアゲマス。
エックスジャパンサマ
バラノオシバナシヨウ

です。

では、本日午後2時にお贈りさせていただきますので
派手に転倒してください。

それではでは、どうぞ。

 

は?

転倒音が聞こえません。

......

 

テントウオンガキコエマセン

テントウオンガキコエマセン

テントウオンガキコエマセン

ガチャ

ツーツーツー


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[119] 浄土の教え てんぽん 2002/05/22(Wed) 16:56
焦熱地獄:無間地獄の中の一つ。生前、殺生・ちゅう盗・邪淫・飲酒・妄語・邪見
     の罪を犯した者がここに堕ちる。
     舌を抜かれ、五体を切り刻み潰され、灼熱の炎で焼き尽くされる。
     ここの炎に比べると、先の五地獄(等活・黒縄・衆合・叫喚・大叫喚)
     の火は霜雪ほどに涼しく感じられると云われ、亡者達はあまりの苦痛に
     のたうち転げ回る。

     
その亡者達の中、恍惚の表情を浮かべているのが、生前「みしま」「かじわら」と
呼ばれた作家と漫画原作者である。





[118] 【政治】メディア規制法案に新規追加項目 JOKER 2002/05/22(Wed) 16:25
先日の衆院国会で、与党はメディア規制法案の一つである
青少年有害社会環境対策基本法案に関する23の項目が法案に新規追加された事を発表した。

新規追加項目の概要は「自傷行為を促進する表現に関する規制」となっており、
自殺・自傷表現に対する規制が主題となっているが
中には「意図的な転倒」「日用品を用いての頭部殴打」「機械物を用いてのバツゲーム」など
上方お笑いに対する明らかな挑戦とも見て取れる項目もあった。

同日、これに反応した吉本興業は緊急の記者会見を開きこの法案に真っ向から抗議する姿勢を示した。
「この法案はお笑い界をその根底から潰そうと意図した物としか捉えられない、
体当たり的な芸風は吉本興業90年の歴史の基盤、
我々は芸風を変えるつもりはない、断固抗議する(吉本興業広報部)」
この日、大阪市南区のなんばグランド花月前ではタレントの島木譲二が
「24時間耐久パチパチパンチ」を行い反対姿勢をアピール、
ファンの暖かい声援に励まされ涙を流す場面も。
[写真:長時間のパチパチパンチで胸が赤く腫れ上がった島木譲二〕

これに対し、この日何らかの動きがあると思われたオフィス北野は沈黙を守ったままだった。
「お笑いウルトラクイズ」の休止から久しい状況下において、その動向が注目される。



[117] クイズ はとむぎ 2002/05/22(Wed) 16:17 [URL]
問題

転ばぬなら殺してしまえスガシカオ

転ばぬなら転ばしてしまえスガシカオ

転ばぬなら転ぶまで待とうスガシカオ

一番笑いがわかってないのは誰?



[116] 信念 がらがん 2002/05/22(Wed) 15:35
「会社の命令には絶対服従」が信念だった営業マンの山田さんも、先月営業開発部から海外営業部への転部を命じられた際に全治2週間の大怪我を負った時から、人事部長の直筆の辞令だけには用心することにしている。



[115] 癒しグッズ てんぽん 2002/05/22(Wed) 14:08
近頃、静かなブームとなっている「牧場フィギュア」。牛、馬、羊等、様々な家畜や農夫を牧場に見立てたシートや盆栽の上に配置し、牧歌的な雰囲気を楽しむと云う物だが、最近、そのマニアの間で特に話題に上り、高値で取引されているのが、日本のみ個数限定で発売された「頭をかかえる小太りの大臣」である。



[114] 『哲学者の未必』 みじお 2002/05/22(Wed) 12:30 [URL]


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 ―― 無造作に一房の前髪を指で弄びながらじっと考え込むのが、この青年 ― ヤブキ・カエルという日本人 ― の緊張している時の癖だった。天然の造形とは思えぬほど均整のとれた、それでいてまったく表情というものが読みとれない、恐ろしく無機質な顔立ちのこの東洋人は、やがてゆっくりと端正な顔を上げ、鋭い視線を相手に向けた。

 「…すべて、『在る』ものに関して、本質的にその存在の根本を内包しているのだ、という、貴方の哲学的主張については、ボクもまったく同感です。およそすべてのヒトは、赤ん坊として産み堕とされた瞬間から、その存在を『赤ん坊』という属性に捕らえられ、無自覚な原因イコール内的根本から逃れることが出来ないまま、悲しき呪縛の囚人として、その生涯を終えるのです…」

 難解で、常人には到底理解できない空疎な論調さえも、この青年に対峙した二十世紀最大の哲学的巨人・ヘルデッガー教授の耳には、却って心地よく響いているのだろうか。夕日を背にした白髪・碧眼の堂々たる体躯は、吹きすさぶ寒風にもカエルの射るような視線にも、微塵も動じるような気配はなかった。

 「…君の指すものは、私の大著、『存在と転回』における、“世界内存在は実存的存在に転回し、すべて時間的存在に還元される”、という、第1主題をなぞったに過ぎない。歴史的事実が既に実証している私の論説を、君が看過し得るとは思えないが」

 近代哲学ヒエラルヒーの頂点に君臨する巨魁は、そう言って憎々しげに歪んだ笑みを浮かべた。身に纏いし揺るぎない自信が、ヘルデッガー哲学の一分も隙のない鋼鉄の牙城を象徴しているかのようだった。

 しかし、この巨人の迫力に気圧されることなく、それどころか薄い笑みを浮かべているかのような日本人の青年は、透き通った声で言葉を続けた。

 「…経時的審判を受けつつある貴方の主著について、ここで論じあうことは無意味です。今は具体的事象、即ちこのおぞましい、“三自由苦連続殺人事件” に関し、貴方の指し示した論証法について、話を進めた方が良いでしょう。つまり、表出した事件の存在である、犯人とされた男の、内的根本について…」

 パリ市警のモーガル警視本部長、すなわち私 ― ナディマ・モーガル ― のパパと、その部下の粗野で愚鈍な大食漢ジャイヤン刑事は、哲学風用語をふんだんに含んだ、交錯しあうふたりの会話に、すでに付いてくるのがやっと、という様子であった。決して優秀とは言えないが、形だけはパリ大学文学部哲学科聴講生の私は、この哲学的巨人ヘルデッガーと、幽鬼的雰囲気を身に纏った東洋人のふしぎな青年ヤブキ・カエルの静かなる対決に、かろうじて付いてゆくことが出来た。

 「…ほう。私が既に指摘した事件の犯人の内的根本とは、君達の用語で言うところの、『犯行の動機』、に当たるものと理解しているが?」

 「その通りです。貴方はこの事件を、犯人とされた男の根本が無自覚に表出した結果としての殺人事件、と定義付けました。被害者に対して、本人すら気付き得ない殺意の表れなのだと…」

 「どんなに覆い隠そうとしても、犯人という存在の根本は、どこか一点を突いて噴出してくる。その針の穴を見付け出して広げてやることにより、一見難解極まりない様相を呈している事件であっても解決を導き出すことは可能なのだ」

 マスコミが名付けたところの、いわゆる“三自由苦連続殺人事件” において、警察はすべて考えられる容疑者のアリバイを洗い出し、動機を検討し、可能性を追求した。しかしながらその結果は芳しくなく、事件は迷宮入りするかに思われたのだ。

 しかし、事件の関係者の一人であるヘルデッガー教授によって、彼の哲学を新しい切り口とした指摘がなされ、パリ市警は明確な根拠を持って容疑者を一人に絞り込み、遂には逮捕に至ったところなのだ。

 「…貴方の指摘した男の存在の内的根本、…平たく言い換えましょうか、犯人とする根拠、それは彼が発したとされる大声であったと思いますが?」

 「…左様。殺人現場に隣接した部屋にいた証人のすべてが耳にした、犯人の大声…」

 「『…殺す!(Il est tue!)』、…でしたな」

 粗野で愚鈍な大食漢ジャイヤン刑事が、自ら捕縄した犯人の男の大声を、証人たちから聴き取った通りに再現してみせた。

 「…そう。貴方の哲学に基づく論証は、その大声を犯人という存在の根本の表出と位置付けた。そのお陰でパリ市警は無辜の男を犯人と誤認し、逮捕してしまった…」

 「…するとヤブキくん。このヘルデッガー氏が指摘した、『殺す』、の大声は、あの男を犯人と決定付ける最終的な根拠になり得ないと…?」

 パパがいぶかしげに口を挟んだ。憂いを含んだ瞳の日本人の青年は、今度ははっきりと口の端に笑みを浮かべ、伏し目がちのまま指先で前髪をくるりとつまみあげた。

 「す、すると君は、私の推理が間違っているというのか…!」

 哲学の巨頭にして人類史上最も偉大な人格と讃えられたヘルデッガー教授の表情が一気に険しくなった。カエルは日本人特有のなんとも形容しがたい表情で、はっきりとこう言った。

 「…ええそうです。ボクの【現象学的直感】は、指摘された根拠の、明白なる間違いを告げている…!」

 …そうだ。

 過去3件の不可解で残虐極まりない事件はすべて、このカエルの主張する【現象学的直感】によって、みごと解決に至ったのだ。すべて在るものを現象学的に捕らえ、直感に基づき真犯人を言い当てるという、日本人ヤブキ・カエルの稀有な能力によって。

 それは決して無知で恥知らずのジャイヤン刑事が考えているような、黙っていればすぅいと判る、というような、超人的能力ではない。ただ些末な事柄にいちいち惑わされてしまう我々では見逃してしまうここの事象を、この青年は【現象学的直感】により、本質から再構築することが出来る、という事なのだ。

 そしてそれは、過去の事例やこれまで付き合ってきた私の経験から、必ず正しいことが判っている。この日本人が【現象学的直感】によって指摘する内容は、決して間違ってはいないのだ。ヤブキ・カエルが、犯人でない、と言ったのなら、それは、犯人ではない、という意味なのだ…!

 私たちは固唾を呑んで、カエルの次の言葉を待った。彼は思わせぶりな間をたっぷりと取って、おもむろに口を開いた。

「…彼は、『殺す!』、と言ったのではない。
 …『転ぶ!』、と叫んだのだ…!!!」



…この日本人は、母国語で、突然、何を言い出したのか、私には、まったく、判らなかった。




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[113] 経験則 とびを 2002/05/22(Wed) 12:14
叶姉妹は前方に転ぶ時でも後頭部をかばうらしい。



[112] (削除)とびを2002/05/22(Wed) 12:06




[111] 1ヶ月で骨折7名 金田一圭 2002/05/22(Wed) 06:20
「新しい老人ホームの床、滑らないようにってステンレスとやらを使ってみたんだがねえ」


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