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[40] 三年峠 2002/05/19(Sun) 18:25
皆さんは三年峠という話をご存知だろうか?
小学校の教科書などに載っているあれである。
あらましをざっと説明する。
あるところに三年峠という峠があり、そこで転ぶと三年後に死ぬという
今一つ良く分からない峠だった。
そこで登場するのはおじいさんである。
おじいさんはそこで転んでしまう。
王道と言うか、ありきたりだが…
そしてじいさんは引きこもる。
ばあさんは大変だ、どっから生活費を捻出したかが気になるが…
そして死ぬ三日前、どこからか歌が聞こえてくる。
内容はなんか三年峠で一回転べば三年いきるのだから
十回転べば三十年というおめでたい話だ。
そして三年峠で転がりまわって寿命が延びてめでたしめでたしと言う話だ。
なんでこんな話をしたか?
いやなに、ちょっと自慢話をしたくなっただけだ。
あと200年は死ねそうにないからね…
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[39] 今月の新刊 梅千代 2002/05/19(Sun) 18:04 [URL]
プチプリンセス・コミックス 5月の新刊 好評発売中!

「マロン☆はろー・ぐっばい」   
                    浅川めぐみ
チイはちょっぴり内気な高校2年生。小さい頃に引越してしまった、幼なじみのアメリカ人マロンが忘れられなくて、ボーイフレンドも出来ない。そんなある日、学校に遅刻しそうになったチイは校門の前で金髪美少年の転校生と大衝突(以下、本件事故という)!それはなんと、あのマロンだった!!なのにマロンは大腿骨骨折・頭蓋骨損傷・意識回復の見込みなし!しかも昭和51年3月分の分割保険料の支払期日である同年2月26日及びその各猶予期間一か月経過後である同年3月26日までの間の未払分保険料と、チイのことは覚えていないみたい…。マロン、私のことを忘れちゃったの?どうなる?!本件事故に付帯するこの恋!17才のさわやかラブ・ストーリー!

「チェレンコフ・ブルーは恋の色」
                     岸 亮子
本当は好きなのに、いつもケンカばかりの夢子と雅弥。だって美浜高校・原子力発電部のエースでキャプテンの雅弥は、女の子にモテモテなんだもん。そんな雅弥に夢子はヤキモチを焼きっぱなしの毎日。ところがある日、階段で転んだ夢子を雅弥が受け止めようとしたとたん…ナント二人の体が入れかわっちゃった?!ドジでぶきっちょな夢子がなれない原子炉で大奮闘!緊急炉心冷却装置の蒸気配管は破断しちゃうし、圧力容器の制御棒駆動装置は冷却水漏れしちゃうし、もう大変!はちゃめちゃシーベルト・ラブコメディ!

「蒼きフィネイラの輪舞(ロンド)
                     萩宮舞夢
1つ拾ったハゲがある 2つ踏まれたハゲがある 3つみにくいハゲがある――カッツァーラ家に古くから伝わる数え歌。そこには一族の重大な秘密が、突然の雨や水泳にも心配することなく、自由に選べる連続装着式と着脱式の二つの装着方法によってナチュラルに隠されていた。はげしい嫉妬が渦巻く舞踏会で次々と起こる奇怪な事件。そして5歳の時にごっそり抜け落ちてしまったフィネイラの記憶とは?!8つやけどのハゲがある 9つ転んだハゲがある 10でとうとうカッツァーラ家の謎が暴かれる!本格ミステリー決定版!!




[38] 昆虫図鑑より 不滅の放蕩 2002/05/19(Sun) 13:00

凡例:(1)大きさ(2)分布(3)時期(4)特記すべき好物(5)解説

テントウムシの仲間[五十音順]

アカボシテントウ
  (1)8mm (2) 日本全国 (3)春〜夏 (5)転ぶ
オオニジュウヤホシテントウ
  (1)8mm (2)日本全国 (3)春〜秋 (5)転ぶ
カメノコテントウ
  (1)10〜13mm (2)日本全国 (3)春〜秋 (4)クルミハムシの幼虫 (5)転ぶ
キイロテントウ
  (1)4mm (2)本州、四国、九州、沖縄 (3)春〜秋 (4)バナナ (5)転ぶ
シロホシテントウ
  (1)3〜4mm (2)日本全国 (3)春〜秋 (4)ちゃんこ (5)転ばない
テントウムシ
  (1)8mm (2)日本全国 (3)春〜秋 (4)アブラムシ (5)転ぶ
テントムシ
  (1)1.7m (2)日本全国(3)春〜冬 (4)女 (5)転ぶ
トホシテントウ
  (1)6〜9mm (2)本州、四国、九州 (3)夏〜秋 (5)転ぶ
ナナホシテントウ
  (1)8mm (2)日本全国 (3)春〜秋 (4)アリマキ (5)転ぶ
ニジュウヤホシテントウ
  (1)6mm (2)本州、四国、九州 (3)春〜秋 (5)転ぶ
ベダリアテントウ
  (1)4mm (2)本州、四国、九州、沖縄 (3)春〜秋 (5)転ぶ
ヨツボシテントウダマシ
  (1)5mm (2)本州、四国、九州 (3)春〜秋 (5)転ぶふりをする



[37] プロフェッショナル ろく 2002/05/19(Sun) 12:54
(ここか?このへんか? ああ、ちがうな。カメラもっとまわりこめ。まわりこめよ。) 
(お前カメラだろ?わかってんだよ。お前の顔見たことあるよ昔、渋谷スタジオで。)
(なんだよ新人じゃあるまいし、どっから狙ってんだよ。それじゃいい絵とれねえぞ。こら。)
(そういえばこの先の川崎さんとこに大きな犬がいるな。あれに絡むと面白いな。)

(おお!アスファルトに窪みあるじゃん!よしよし!ここだここだ!)
(いっちょ見せ場作っとくか。自然にな。)


カメラマン「健太くんは表情がいいよな。しかめっ面かと思ったら笑ったり悩んだり。」
助手「そうですよね。あ!転んだ転んだ!ああ、泣きそうですよ、あの子。」
カメラマン「・・・・・・おい、なかなか立ちあがらないぞ。大丈夫かな。」

助手「あ、立ちあがろうとしてる!がんばれ!健太くん!」
カメラマン「泣くの我慢してるよ。えらいよな。あの子。」
助手「そうですね。子供って、こんな時どんなこと考えてんのかなあ。」

(この場面でBBクィーンズの主題歌だな。数字15%は固い。)
(そういやこないだのオーディション、結果、早くこねえかな。)



[36] ローリングストーンズ みじお 2002/05/19(Sun) 12:35 [URL]
 
コケてきたので、引退を決意。
 



[35] アンケート Belial 2002/05/19(Sun) 12:01
雪道で転ばない方法を教えてください
スノーブーツを履く 35%
ゆっくり歩く    14%
歩幅を小さくする   7%
出歩かない      3%
転んだまま移動する  2%

(カイロ市内で300人に聞きました。)



[32] 吉利支丹御法度 玄界灘男 2002/05/19(Sun) 10:52 [URL]
「うむ、まだ改宗せぬか!強情な奴輩めが!」
びしっ!びしっ!
「あぅ・・・・うらぁ、でうす様に会うだ。はらいそさいぐだ・・・・・。」
「ええい、まだ言うか!吉利支丹は天下の御法度ぞ!転べ、転ぶのだ!転ばねば
 責め殺すまでよ。この真竹二つ割、麻苧観世捻の箒尻、伊達ではないぞ!」
びしっ!びしっ!
「ううう・・・・なんと言われてもうらの信仰はかえられねえだぞ。はらいそさ
 いくだ・・・。はらいそさ・・・・。」
「ううむ、なんたる強情さ。この打杖でその心根を変えるまでは儂も一歩も引か
 んぞ!さあ、お主の根性と我が腕と、どちらが強健かをとくと見せてもらおう。
 この後には足に食い込む十露板の石抱責めが待っておるのだぞ!」
びしっ!びしっ!びしっ!びしっ!
「・・・・むぐう・・・・。」
「うぬ、昏倒しおったか・・・、馬鹿めが。たかが耶蘇の教えのために命を投げ
 だそうなどと愚かしいことだ。天下には一神アッラーの教えしかないものを。」



[31] 演劇時評 詰めにくい 2002/05/19(Sun) 10:35 [URL]
吉本新喜劇公演『花月旅館は大さわぎ!?』を観た(2/16 東京芸術劇場
中ホール)。大手ホテルによる買収攻勢から伝統ある小さな旅館を守ろ
うとする人々の奮闘を描いた喜劇である。港由美子による脚本は,繁栄
する経済の裏での人間性疎外,社会的矛盾の拡大を,ユーモアをまじえ
て告発している。関西地方で支持を得ている劇団だというが,私が見る
のははじめてであった。

まず高く評価したいのは,俳優たちの訓練された肉体の動きである。
特に,旅館の主人・池乃を演じた池乃めだかはすばらしかった。優雅で
しなやかな手足のこなしは,ほとんど重力の存在を感じさせず,妖精と
呼ぶにふさわしい。旅館の仲居,珠代を演じた島田珠代の鬼気迫る演技
も見事で,舞台を縦横に駆け回り,はつらつとした若い女性の生命感を
溢れんばかりに表現していた。ベテラン勢では,番頭の島田を演じた島
田一の介の存在感が光った。抑制した渋みのある演技で,元ヤクザであ
るために,実の娘の前で父親であることを名乗れない男の哀感がにじみ
出ていた。

だが,真に特筆すべきは,その大胆きわまりない演出であったといえる。
私は長年にわたっていろいろな演劇を見てきたつもりだが,これほどの
衝撃を受けたのは,ジャン=ルイ・バローの演じるベケットに接して以
来である。

全体のベースになるのは,一見オーソドックスな演出コンセプトである。
いたずらに抽象化しない舞台装置,奇をてらわぬ俳優の動きは,難解な
ストーリーを理解させるためには不可欠なものであったのだろう。しか
し,この天才的なアイディアにあふれた演出家(竹元皓造)は,それで
は終わらない。彼は,日常的な様式化された演技の中に,ぎらりと不気
味な光を放つ不条理を忍び込ませるのだ。

例えば,重要とはいえない登場人物である暴力団員島木(島木譲二)が
全く意味不明の擬音のようなセリフを発したとたん,舞台上にいる登場
人物の全員が,まるで何かに滑ったかつまづいたかのように,転ぶ。こ
のような場面は劇中何度かあったが,驚いたことに,全く予想もつかな
い個所で挿入されるのである。そう,あたかも日常生活にぽっかり口を
開けた深淵のように。そして,それが終わると,登場人物たちは何事も
なかったかのように立ち上がり,日常の生活を再開する。

「転ぶ」という行為をフラッシュバック的に挿入することにより,日本
経済の突然の失墜とそれによる日本人の自信喪失を象徴的に表現しよう
としたのだろうか。それとも,舞台上にあるのが価値観の異なる世界で
あることを強調することによって,そこで起こる出来事を客観的に理解
させる,ブレヒト的な異化効果を狙ったのか。

いや,そのような解釈は陳腐にすぎよう。むしろこれは,日常の生活そ
のものが不条理に満ちあふれていることを示唆することにより,その背
後にひそむ「死」を,透かし模様のようにほのめかそうとしたのではあ
るまいか。「転ぶ」は「滅ぶ」に通じているのである。

正直なところ,これほどの尖鋭な前衛性と深い人生省察の込められた演
劇に接することができるとは思っていなかった。自分の幸運を,ただた
だ感謝するのみである。ともあれ本公演は,2002年度前半期の日本にお
ける最良の芸術的達成として,自信を持って推薦できる。




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