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[220] 悲しい出来事 流水木 2001/03/20(Tue) 22:14
「アーアー 山田君、山田君、 聞こえますかぁ? どうぞ。」
「こちら山田です。 よく聞こえます。 どうぞ。」

「アーアー 山田君、山田君、 本当によく聞こえますかぁ? どうぞ。」
「こちら山田です。 本当に、よく聞こえます。 どうぞ。」

「それでは、これから言う言葉が聞き取れたら、繰り返して言ってくださいぃ。 どうぞ。」
「はい、わかりました。 どうぞ。」

「坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いた。 どうぞ。」
「ぼ、坊主が・・・上手に坊主の絵を描いた? どうぞ。」

「アーアー 山田君、山田君、 聞き取りにくいですかぁ? どうぞ。」
「・・・ 聞き取りにくいわけでは無いですが・・・ どうぞ。」

「アーアー 山田君、山田君、 もう一度テストします。 どうぞ。」
「・・・ はぁ・・・ 判りました。 どうぞ。」

「その時、陽子の唇は、孝夫の怒張した局部にゆっくりと近づいて行った。 どうぞ。」
「・・・・・・・・」

「アーアー 山田君、山田君、 聞き取りにくいですがぁ? どうぞ。」
「・・・・ 聞こえてますよ・・・・ はっきり。 どうぞ。」

「アーアー 山田君、山田君、 怒っていますかぁ? どうぞ。」
「・・・・ いえ、別に・・・・ どうぞ。」

「アーアー 山田君、山田君、 怒っちゃ嫌ですよぉ〜〜 どうぞ。」
「・・・ 怒ってないです。 どうぞ。」

「アーアー 山田君、山田君、 次は、精神状態のテストです。 どうぞ。」
「了解しました。 始めて下さい。 どうぞ。」

「経理の井上さん、15回目の見合いに失敗。 どうぞ。」
「ぷっ・・・・ なんですか、それは。 どうぞ。」

「総務の青木課長、一日のお小遣い325円。 どうぞ。」
「ははは、厳しいですねぇ〜〜。 どうぞ。」

「人事の森部長、イメクラで自分の娘にご対面。 どうぞ。」
「ははははは、ざまぁ見ろ! どうぞ!」

「うちの理事長の頭、ぢつはズラ。 どうぞ。」
「がはははははは、がははははは、堪んねぇ〜〜〜 苦しいぃ〜〜〜」

「アーアー 山田君、山田君、 大丈夫ですかぁ? どうぞ。」
「がははははは、がはははは、ちょ、ちょっとまって、ははははは」

「アーアー 山田君、山田君、 大丈夫ですかぁ? どうぞ。」
「ひぃ〜〜 ひぃ〜〜 ちょ、ちょっと待って下さい。 どうぞ。」

「アーアー 山田君、山田君、 大丈夫ですかぁ? どうぞ。」
「------------------」

「アーアー 山田君、山田君、 大丈夫ですかぁ? どうぞ。」
「------------------」

--**--**--**--**--**--**--

今回、我が国のロケットによる、初の宇宙遊泳において、このような
事故が起こったことを、当事業団として、誠に遺憾に思っております。
まさか、あの、山田君が、宇宙空間でヘルメットを外すとは.....
我々も、予想だにしなかった行動でありまして.....
今後は、このようなことが無いよう、飛行士の訓練課程の見直しを含め、
安全には、より一層の、注意を払っていきたいと思っております。
誠に、申し訳ございませんでした。

正面のカメラに向かって、深々と頭を下げるNASDA理事長の姿に、
取材の記者達は、目頭を押さえながら、漏れようとする嗚咽を堪えた。

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[219] 涙の定義 kiria 2001/03/20(Tue) 22:09 [URL]
涙とは目からこぼれ落ちる液体、全ての総称である。
よって、口から飲んで目から出した牛乳も
厳密には涙となる。





[218] 反撃 chakio 2001/03/20(Tue) 21:53 [URL]
■ 首相の言葉(20日) ■

 首相 おはよう。
 記者 (そっぽを向いて)……。
 首相 (別の記者に)政府の緊急経済対策ですが……。
 記者 聞きません。
 首相 ……。
 記者 (記者同士、楽しそうに話す)
 首相 (小声で何か言うが、聞き取らず
 記者 (楽しそうに話し続ける)
 首相 (目をこすりながら)花粉症かなあ……。



[217] (削除)2001/03/20(Tue) 21:37




[216] (削除)2001/03/20(Tue) 21:29




[215] 改作 「赤褌哀話」 吉岡伊予守爛柯 2001/03/20(Tue) 21:25
また、海軍時代の話で恐縮致します。
さて、私が戦艦の勤務を経験したのは、先にお話致しました「陸奥」だけで、少尉に任官すると矢張りと云ふか当たり前と云ふか、大湊警備府勤務を振り出しに、漢口の陸戦隊、呉の防備戦隊勤務とドサ廻りばかりで御座ゐました。呉防備戦隊司令官は柴崎恵次少将(海兵43期)で、この後ギルバート諸島のタラワの守備に当たる海軍第三特別根拠地隊司令官に転出となり、其の地で玉砕、戦死なさいました。ある日柴崎司令官直々の呼び出しがあり、司令官室に参りました。「君は、もう直ぐ中尉だらう。ドサ廻りは嫌か。」「・・・」「実は私も、ドサ廻りなんだよ。」「えっ。」「開戦時は上海の特別陸戦隊の参謀長でな、コレス(*)は艦隊勤務で艦長や参謀に為っておって、人事局長の中澤佑少将、呉鎮の人事部長の田中菊松少将、それに、君の乗ってゐた「陸奥」の今の艦長、三好輝彦大佐もコレスだ。」「初めてお伺いするお話です。」「艦隊勤務をさせてやらうと思ったのだが、君の成績ではなぁ。」「致し方ありません。」「海上護衛隊に転任の手続きを取っておいた。しっかり頑張りたまへ。」私は一瞬目の前が真っ暗になってしまいました。海上護衛隊と
は聴こえが良いやうですが、その実、海軍で徴用した輸送船勤務なのです。自室に戻ると寝台にうつ伏せになって、涙も涸れ果ててしまうのではないかと思ふぐらい泣き、柴崎司令官を恨みました。 (*)コレス、コレスポンドの略、海軍兵学校の同期生の事。

私より先に柴崎司令官は南方に転出、其れから約一ヶ月后、中尉昇進と共に転属命令を手に横須賀に参り、私が乗る船は、第八麗洋丸と指示され、運航指揮官の副官のやうな配置で御座ゐました。運航指揮官(船は本来の船長、船員が管理運行し、戦闘になった際、海軍軍人の運航指揮官が命令権を持つと云ふ変則的で問題の多い機構でした。)は予備役の有馬十五郎少将で、山本司令長官の一期下の水雷屋として令名を馳せた方でしたが、如何せん老頭児で、父上が明治期に海軍中将、男爵となられた方で御座ゐました。長大な八の字髭を生やしておられ、後ろからでも髭が頭の両サイドからはみ出して見え、丁度焼けた秋刀魚を猫が咥へてゐるやうで、「猫サンマ」と云ふ仇名で御座ゐました。第八麗洋丸出航の前日、船長、高級船員と海軍士官との親睦を深めるために、パイン(*)で一席設けられました。有馬少将は剽軽で好々爺然としておられましたが、お姿が見えなくなったなと思ったら、何と赤褌一丁の素っ裸で酒席に現れ、赤フンをひらひらさせて踊られたので御座ゐます。皆は腹を抱へての大笑いで、明日の出航で沈みがちな酒宴にパッと花が咲いたやうで御座ゐました。 (*)パイン、横須賀にある料亭「小松」の事。

0700出航、東京湾を出て間も無くブリッジで非番の私は、有馬少将と四方山話を致しておりました。有馬少将は双眼鏡を覗きながら、「中尉、柴崎君はどうしておる。」「はっ、南方に転出されました。指揮官は、柴崎少将を御存知で。」「ワシが太刀風の駆逐艦長だった頃、航海長が柴崎君だった。航海学校出立てでな、本当は航海科志望じゃなかったんだよ、柴崎君は。わしの一期上で大田と云ふ柴崎君の兵学校時代の教官が、志望者が少ないんで無理やり彼を航海学校に貰い受けたんださうだ。柴崎君、大分腐っておったなあ。」「矢張り、鉄砲か水雷を。」「多分そうだったじゃらふな。さう云ふ事は全く口にせん男でな。大佐の時に狭心症で、引き入れた(*)と聞いているが。」「そうだったんですか。」「柴崎君から君の事は聞いている、面倒を見てやって欲しいとな。」「・・・・」「馬鹿、涙を見せるな。」
(*)引き入れ、海軍で病気入院の事。

「柴崎君は余り酒を飲まんので、良く酒を飲ませたもんじゃよ。」「じゃあ、あの赤フン・・・」「あっはっは、柴崎君はあれが苦手でなあ、直ぐに逃げてしまいよるんじゃ。ひょっとすると、柴崎君のゐる所へ行くかも知れんなあ。その時は、君と柴崎君に赤フン踊りを見て貰う事にしやうか。あっはっは。」

丁度そんな話をしてゐる時でした、突然米潜水艦の攻撃を受け、魚雷を2発喰らい瞬時にして船は左舷に大傾斜致しました。大きく傾いたブリッジで有馬少将は私に、「死ぬんじゃない。何があっても生き抜くんだ。」と、それが有馬少将の最後のお言葉となりました。海に飛び込んだ私は必死の思ひで泳ぎ続けました。4時間後幸い護衛の海防艦「佐渡」に救助されました。その時で御座ゐます、私を艦に引っ張り上げた水兵が、「腰の後ろに何か赤い物が。」と云ふので後ろに手を遣ると、赤い褌が絡み付いてゐたので御座ゐます。
第八麗洋丸が撃沈された日にタラワの守備隊が玉砕し、その後もボカ沈(*)を喰らいましたが、不思議に命を永らへ、敗戦を迎へました。
(*)ボカ沈、魚雷で撃沈される事。

戦時中は例の物を肌身離さず大切に身に付け保管しておりましたが、有馬少将の未亡人が御存命だと人伝へに聞いて、お宅へお返しに参りました。「有馬少将の物か判然と致しませんが、お持ち致しました。」と、赤褌を未亡人の前に差し出しました。未亡人はその赤褌を手に取られ眺めておられましたが、急に涙を流されました。「申訳御座ゐません、取り乱して。間違い御座ゐませんわ。あの人は、赤い褌で無いといけないと申しましてね、いつも私が紅絹を縫って作ったんで御座ゐますのよ。ほら、此処に赤の絹糸で「ア」と刺繍がありますでせう。」私は胸を突かれる思ひで必死に涙を堪へました。「あなたを、守り続けたんでせうかねえ。」其の言葉を聞くや、遂に堪へきれずに涙滂沱となり、未亡人の前にゐるのも忘れて号泣致しました。未亡人も手にされた赤褌に涙を落とされておられるやうでした。
仏壇の上の有馬十五郎少将のお写真は、私には素っ裸で踊っておられる姿に見えて又大泣きしたので御座います。




[214] 私家版・国語辞典より nope 2001/03/20(Tue) 21:23 [URL]

なみだ-どろぼう【涙泥棒】(名詞・サ変)

1. 他人の涙を盗むこと、またはその人。普通は使わない。
2. 泣き虫なあの娘(こ)に笑顔を取り戻させること、またはその人。
  恥ずかしいので使わない方がよい。
3. きりなく涙を誘うような、いい話。
  今私が思いついた意味なので、使いたい人は連絡ください。




[213] 統計データ 義眼 2001/03/20(Tue) 21:17
・前回のお題と今回のお題を同時に生産する人の82%は、「ひさや大黒堂」の資料請求もしたことがある



[212] オタク男性・27才(それは、私)の悟り Nutria 2001/03/20(Tue) 21:16 [URL]
最近 「独身もいいかもしれない」
と思うようになった・・・・・・()。




[211] (削除)2001/03/20(Tue) 19:58



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