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　相次いで不祥事が発覚している米映画テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」（ＵＳＪ）が、経営するレストランで昨年３月の開業当初から無届けでかやくうどんの具を増量していたことが２６日に発覚した。
大阪府警などはこの日、かやく取締法違反の疑いで厨房を立ち入り調査した。

　大阪府などによると、ＵＳＪは開業当初から敷地内の４つのレストランで許可量を超える具のかやくうどんを販売しており、工業用水が水飲み器に使用されていたなどの一連の不祥事を受けて実施した社内点検で違反を発見したという。

　ＵＳＪでは「具の量はあらかじめ定められており、従業員教育で計量器で量るように指導してきたが、客の『もっとようけ入れてぇな』という声には逆らえず、ついつい量が増えていたようだ」などと説明している。

　この日からレストランでのかやくうどんの販売は中止、本場ハリウッドのかやくうどんを楽しみに訪れた入場者も不満が爆発した。

　東大阪市から３人の子供を連れてきた主婦・平田悦子さん(３８)は「ハリウッドならではの迫力のあるかやくうどんを子供たちも楽しみにしてたのに。ジュラシックパークもジョーズも今日は点検で中止、事前に知っていれば来なかった」と怒りをあらわにしていた。