アメリカ中西部、広大な森林地帯に囲まれた小さな街「ラクーンシティー」。
 
大手一社の薬品産業に支えられ、普段はほとんど人の訪れることのない、
 
静かなこの街が奇妙な猟奇事件で取り沙汰されて2ヶ月…
 
今まさに、新たなる惨劇は始まろうとしていた。
 
 
遥か海を越えて日本へ向かう1機のジャンボジェット。
 
梅田和夫。MBA(経営学修士号)取得の為、4年間のアメリカ留学を終えた学生だ。
 
帰国後、空港ではやけに入念な検疫が待ち構えていた。
 
我が家へと帰るのが随分と遅れそうだが、この事について検査員からは何の説明も無い。
 
「まあいい」和夫は呑気に自分の順番を待つ。
 
 
同じ頃、梅田真知子は帰国する息子を出迎えに空港へ向かっていた。
 
今朝テレビで見た、アメリカの伝染病のニュース。
 
息子が感染していなければよいのだが。
 
異様な胸騒ぎを感じながら彼女は空港を目指して車を走らせる。
 
圧倒的な恐怖と絶望の支配する世界が待つ事を二人はまだ知らない…。
 
 
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