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[10] 二人の鬼の物語 コバ 2005/06/05(Sun) 07:52 [URL]
しばらく考えていた青鬼は、何か思いついたのか、ゆっくりと確かめるように話しはじめた。
「子供と心置きなく遊びたい、そういうことだね?」
相手にむけて、というよりむしろ自身に問いかけるような口調で続ける。
「我々は鬼だ。鬼と子供というのは非常に相性が悪い。
そうでなくとも昨今、子供に対する犯罪が増えているから
公園に座っているだけで警戒されてしまう。下手をすれば遊ぶどころか訴えられてしまうね。」
論文や学術雑誌が積まれた飾りのないスチール製のデスクを背にして座る青鬼は、飲み終えた
缶コーヒーを手で弄びながら提案する。
「怪しまれない方法は一つあるな。君が子を持つ親になればいい。
そうすればなんの違和感なく子供と遊べるというものだ。
無論“変な親”と見られはするだろうが、変質者とは思われにくいだろう。」
赤鬼は反駁する。
「しかしだね、子供ですら怪しまれるというのに、
はたして鬼と付き合おうなんて酔狂な女性がいるものかね。」
口端の片方だけ上げて青鬼は微笑む。
「まかせておけよ。方法はある。詳細は後日打ち合わせる時までに詰めておくが、
概略だけ説明するとこうだ。
君はどこか、そうだな、電車がいいな。そこで酔漢に襲われている女性を助ける。
助けられた女性は君が鬼だろうと、悪い気はしないはずだ。
あとは積極的にリードすればいい。
酔漢の役は僕が引き受けようかな。ターゲットとする女性の調査が済んだら連絡をするよ。」
「そううまくいくものかな。」
「まぁ適宜アドバイスは送るよ。大船に乗ったつもりでいてくれよ。」

赤鬼が返ったのち、青鬼はおもむろにキーボードを叩く。
「めし どこか たのむ」


数ヵ月後青鬼の家へ赤鬼がたずねて来た。
リビングへ案内されながら赤鬼は話しかける。
「先日は世話になったね。」
「首尾はどうだい。」
照れながらも赤鬼は答える。
「おかげさまでなんとか結婚という運びになりそうだ。」
「そうか、こちらも応援した甲斐があるというものだ。
ちょっと待っててくれ、やりかけの仕事を切り上げてくる。」
話しながら部屋を出る青鬼に、ソファからなかば立ちながら赤鬼は声をかける。
「忙しいならまた日を改めるが。」
しかし部屋ごしに答える青鬼の声は明るい。
「なに久しぶりだ。ゆっくりしていけよ。
そうだ。そこらへんにピアソラのもう廃盤になったレコードが転がっているはずだが。
よければ聴いてみろよ。飲み物は冷蔵庫だ。勝手に飲んでくれ。」
「ありがとう。そうさせてもらうよ。」

30分後、青鬼がリビングへ戻ってきた。
「すまないね。論文の締め切りが近くてね。それで話というのは?」
赤鬼は神妙な面持ちで話しはじめる。レコードはもうジャケットに戻されている。
「うん。それなんだけどね。最近の子供を見ていると少し心配でね。
というのはね、最近は公園に行っても遊具で遊ぶ子供が少なくてね、
みんな何かコンピューターゲームをしているんだよ。
僕はかくれんぼや缶けりや鬼ごっこで遊びたいんだけどね。
僕が数年後子供を連れて公園に行っても誰も遊んでくれないんじゃないかと思うと心配でね。
こんなことを君に相談しても仕方がないんだけど、
なんだかとても不安なんだよ。」
青鬼は目をつぶって考える。やがて何か思いついたのか一人うなづき、
赤鬼に向かって口端の片方だけあげて微笑んでみせる。
「まかせろよ。方法がある。君は何の心配もなく子供を生み育てて公園に行けばいい。」
「うまくいくのかい?」
赤鬼は不安げに尋ねるが青鬼は笑いながら答える。
「仮に僕が失敗したところで、君は自分の子供と遊べばいいじゃないか。
君のやるべきことは一つだろう?まぁ見ておけよ。きっとうまくいく。」

赤鬼が返ったのち、青鬼はおもむろにキーボードを叩く。
「論文『ゲーム脳の恐怖』」



数年後、青鬼の家に赤鬼が訪ねてきた。
リビングへ案内しながら青鬼は話しかける。
「いい“お父さんの顔”になってきたな。」
「そうかもな。」
まんざらでもない表情で答える赤鬼の顔は、以前より少し丸みを帯びていた。
ソファに腰掛ける赤鬼を後ろに見ながら書棚からブランデーを取り出す青鬼は
手にグラスを持ちながら尋ねる。
「子供達と遊んだそうだね」
「缶けりや竹馬をして遊んだよ。色々回り道はあったが、宿願を果たしたわけだ。」
ブランデーを注いだグラスを赤鬼に渡し、青鬼は破顔して言う。
「乾杯といこうじゃないか。で、どうだった?」
「思ったとおりかな。」
手にしたグラスを見つめながら赤鬼は笑う。
赤鬼の落ち着いた答えに拍子抜けする青鬼の角は2本だ。
「そんなものか。」
「そんなものさ。さぁ乾杯だ。」
グラスの触れ合う音が涼やかに鳴る。

「勇君は何歳になったんだっけ?」
「4歳かな。最近は幼稚園も試験があるらしくてね。家内のやつがなんやかんやと買い込んでは
幼児教育に熱をあげてるよ。見るか?勇の写真」
苦笑しながら赤鬼の携帯を覗き見る青鬼。ピンク色の肌の男の子がおもちゃの銃を持ってポーズをつけている。
「かわいいもんだな。」
そう言って返された携帯を赤鬼がポケットにしまい、しばらく無言が続く。
沈黙を破ったのは赤鬼だ。
赤鬼はグラスをみつめたままで話す。
「願いが適ってみて、ふと振り返るとつくづく不思議なものでね。
君が何故こうまでも世話を焼いてくれるのか。なんの見返りもないにもかかわらず、だ。」

青鬼は黙ったまま顔の前で指を組み、じっと赤鬼を見つめているが、やがて立ち上がり、尋ねる。
「ピアソラでも聴こうか。」
レコードの擦過音に耳を澄ませ、回る盤面から何かを読み取るようにたたずむ青鬼は、
ゆっくりと昔を思い出し、語り始める。
「昔の話はしたっけ。500年、いや1000年かもしれないな。とにかくずっと昔の話さ。
君と同じように子供と遊びたがっている赤鬼と、僕は一緒に暮らしていたんだ。
僕は言ったんだ。『じゃあ僕が悪い鬼になって子供をいじめるから、
君は僕をやっつけて、いい鬼になって子供と遊べばいい』と。
彼は僕の言うとおりにやって、子供達と遊べたんだ。」
「そして僕は彼に殴られたときに思ったんだ『彼は子供と遊ぶべきで、僕といるべきじゃあない』と。
僕は彼の前から消えた。それが全て、彼のためになると思ってね。」
「しばらくしてから、彼の話を聞いたよ。自分の欲のために親友に去られたと思い込み、
泣き続け、どこかへ失踪したらしい。」
レコードから顔をあげ、振り返った青鬼は泣きそうな顔で笑っていた。
「僕は卑怯になったのかもしれないな。誰も傷つかないなんて、そんな都合のいいことあるわけないのにさ。」
赤鬼は立ち上がり、青鬼の肩に手を置き、勇気づけるように言う。
「君のせいじゃない。誰も君を責めたりはしないさ。」
赤鬼の肩に顔をうずめた青鬼はもうすっかり泣き顔になっている。
ピアソラの神経質なバンドネオンに青鬼の嗚咽がまざる。
顔をくしゃくしゃにしながら、つぶやくように青鬼は言う。
「何が正しかったんだろう。もう何が正しいかわからない。」
泣きじゃくる青鬼を抱きかかえながら、赤鬼はささやく。
「・・・踊らないか。青鬼君」

蛍光灯に照らされた殺風景なリビングで鬼二人がタンゴを踊る。
青鬼は涙にぬれた口端の片方をあげてつぶやく。
「鬼二人のタンゴなんてサマにならないな」
赤鬼は微笑みながら言う。
「君は笑うとき口の片方しか動かない。」
泣きすぎて真っ赤になった目で赤鬼を見つめながら青鬼はそっとつぶやく。
「もう片方は古い友人のために、とっておいているのさ。」


夜は今踊っている。タンゴのリズムに乗せて。
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[9] あらすじ 光デパート 2005/06/05(Sun) 07:02
新生児室の中は静かな戦争だ。スタートラインは同じでも、ここを抜け出すには体重増、つまりどれだけ多くの乳を含むかが勝負の分かれ目になる。
この手の競争には興味が無い主人公耕作であったが、夜間の授乳時間に現れる看護婦、西岡美絵は通常80ccのはずのミルクの量を100ccに増量、耕作は新生児レースの階段を順調に駆け上がってゆく。
美絵に抱かれてげっぷをしながら艶かしい女の香りに酔う耕作。しかし耕作は、隣の新生児ケースから送られる山本紗江の厳しい視線には気付かなかった。
−−赤ん坊島耕作あらすじ 弘兼憲史作−−

保育園に入園した耕作は、園長派と反園長派の争いに否応無く巻き込まれてゆく。思い悩む耕作に注がれる新生児室同期の山本紗江の視線。耕作は図らずも、紗江と昼寝の床を共にする。
弘兼先生の次回作、保育園児島耕作にもご期待ください。



[8] 赤ずきん ボイラー室の主 2005/06/05(Sun) 03:12
赤ずきん「おばあさん、なんでそんなに鋭い爪をしているの?」
おばあさん「えっ、あ、そ、それは……」
赤ずきん「なんでそんなに長い耳をしているの?」
おばあさん「耳!? それは耳の勝手だよ!」
赤ずきん「なんでそんなに大きな口をしているの?」
おばあさん「いちいちうるさい子だねえ!」
赤ずきん「え?」
おばあさん「人の身体的特徴を見つけてはいじめる。お前はそういう子だったのかい?」
赤ずきん「いや、別にそういうわけじゃ」
おばあさん「じゃあ聞くけど、お前はなんでそんなに赤いずきんをかぶってるんだい?」
赤ずきん「ああ、これ? 元々は白かったんだけど、ちょっと返り血で」
おばあさん「返り血!?」
赤ずきん「ここまで来る途中に何匹か狼を屠ったから、その返り血でびっしょびしょ」
おばあさん「へ、へえ。あんた強いねえ」
赤ずきん「うん。北極グマと戦って勝ったこともあるよ」
おばあさん「マジで!? どういうシチュエーションだよ、それ!」
赤ずきん「ところでおばあさん、なんでそんなに狼みたいに毛深いの?」
おばあさん「あ、ああこれ!? 植毛、植毛! アートネイチャーで、ほら!」
赤ずきん「牙とか生えてて、まるで狼みたいだね」
おばあさん「これ、おしゃれだろ!? 大塚で美容整形したんだよ!」
赤ずきん「ぶっちゃけ、狼にしか見えないんだけど」
おばあさん「…………」
赤ずきん「…………」
おばあさん「ジャーン! サプラーイズ! 実はおばあさんは狼でした!」
赤ずきん「うそ、びっくりー!」
おばあさん「驚かそうと思って黙ってたんだよ。大成功!」
赤ずきん「じゃあ、おじいさんは狼と結婚したの?」
おばあさん「狼と人間の禁断の恋じゃった。そりゃもう、大変だったさ。生物学的に色々と」
赤ずきん「ロマンチックー」
おばあさん「愛だよ、愛」
赤ずきん「ところでおばあさん、実は私も隠してたことがあるんだ」
おばあさん「え……?」
赤ずきん「…………」
おばあさん「…………」
赤ずきん「ジャーン! サプラーイズ! 実は赤ずきんも狼でした!」
おばあさん「マジかよ! どうりで毛深くて爪が鋭くて口が耳まで裂けてると思った!」



[7] Strange fruits なんしぃKIM 2005/06/05(Sun) 00:48
19世紀末、関西地方で財産は社会全体のものであって、全ての市民に平等に分配されるべきだ、という思想運動が起こった。
これに多数の民衆が共鳴し、支持をしたことからこれを「ぎょうさん主義」と呼ぶ。
だが、当然この運動は勃興期の資本主義からは危険思想とみなされ、明確に否定される事となる。
その結果、この思想の持ち主は「アカン」と呼ばれ、徹底した弾圧が行われた。



[6] 「大変だ」 その2. masami 2005/06/05(Sun) 00:45
「このままでは、列車が脱線してしまう・・・!」

村はずれの急カーブの丘で、レールをまくら木に固定しているはずのボルトが何本も抜かれ荒野に散らばっているのを見つけた彼は、何分後かに確実に起こるであろう惨事を想像して戦慄した。

「なんとかして列車に、知らせなければ、」

遥か前方にはじわりと近づく列車の陰が見えつつあった。
しかし、一番近い見張り小屋でもここから1.5マイル。見渡す限り近くに民家も人影も、ない。

彼はポケットからハンカチとナイフを取り出すと、意を決したように一瞬息を深く吸い込み、おもむろにナイフを己の二の腕に突き立てた。

ほとばしる鮮血をものともせず、彼は列車に向かって走り出した。
そして、







レポーター「現場は、転覆した車両から生存者を救い出そうと
    今も必死の救助作業が続けられています。なお、遺体安置所では、」








「・・・オレの血じゃ、ダメだったか・・・・」


口惜しそうに何度も、ガメラがつぶやいた。





[5] 「大変だ」 その1. masami 2005/06/05(Sun) 00:44

「このままでは、列車が脱線してしまう・・・!」

村はずれの急カーブの丘で、レールをまくら木に固定しているはずのボルトが何本も抜かれ荒野に散らばっているのを見つけた彼は、何分後かに確実に起こるであろう惨事を想像して戦慄した。

「なんとかして列車に、知らせなければ、」

遥か前方にはじわりと近づく列車の陰が見えつつあった。
しかし、一番近い見張り小屋でもここから1.5マイル。見渡す限り近くに民家も人影も、ない。

彼はポケットからハンカチとナイフを取り出すと、意を決したように一瞬息を深く吸い込み、おもむろにナイフをおのが二の腕に突き立てた。

ほとばしる鮮血をものともせず、彼は列車に向かって走り出した。
赤い旗と化したハンカチを握りしめて・・・







村人A「いやぁー、新型ATSのおかげで助かっただよう。」
村人B「あんのカーブはあぶねっがらスピイド落どせ、っちゅうに
  今の若けえもんは聞きやせんがな。
  えーてーえすが汽車止めとらんかったらまたあのカーブで大事故だで。」
村人A「ほんで、あの行き倒れはどうなっただ?」
村人B「あぁー、なんか失血死、ちゅうて、まだ若いのにのぉ。
  おおかたつまらんけんかでもして刺されよったんじゃろて。」
村人A「ほおけぇ〜。」
村人A・B「なまんだぶ、なまんだぶ。」





[4] 懐かしCMソング しーもす 2005/06/05(Sun) 00:38
♪日赤のおばちゃん今日もまた 笑顔で運ぶ血液よ AB型よ〜



[3] 第三郵便物認可 週刊魚魚 2005/06/05(Sun) 00:20 [URL]

昭和52年5月23日号(12版)8面家庭面下





[2] 赤と緑の物語 藤山高志 2005/06/05(Sun) 00:12
 ……光あるところに影あり。
赤あるところに緑ありっ!

 そう、「赤」にあるものは「緑」にもある!
たとえば、カップめんに「赤いキツネ」と「緑のタヌキ」があるように。
ポケットモンスターの第一作が「赤」と「緑」であるように。
そして、英語では信号のことを「グリーンシグナル」「レッドシグナル」
というように!
 そう、赤と緑は互いに影となり日向となり、お互いを補完する間柄なのだ!

光:赤十字
陰:ミドリ十字

ここでは、そういった赤と緑にまつわる知られざる世界をみていくことにしよう。


赤き血のイレブン
 1970年頃に放送された熱血サッカーアニメ。
「サブマリンシュート」「ブーメランシュート(入るの?)」「スネークシュート」
といった現実離れした必殺シュートが当時の子供達の度肝を抜いた。
舞台は当時の埼玉県浦和市(現・さいたま市)ということから、
浦和レッドダイヤモンズ(レッズ)のチーム名称にも影響した。

緑の血のイレブン
 紀元前10970年頃に放送された冷血サッカーアニメ。
「ロケットシュート」(ボールにロケットをくくりつける)
「タイガーショット」(シュートと同時にベンガル虎を放つ)
「ニュークリアショット」(ボールに核融合炉を内臓する)
といった物理法則に乗っ取った必殺シュートが当時の子供たちの意表をついた。
また、舞台は当時のムー大陸首都ヒラニプラ(現・さいたま市)ということから、
ラ・ムーのボーカリスト菊池桃子さんの芸名決定にも大きく影響した。


あの赤い夕陽に向かって走れ!
 一昔前の日本の熱血青春物で言われてたセリフ。
夕陽に向かって走る理由は特に無いが、
強いて言えばその場のノリ。

あの緑の夕陽に向かわず逃げれ!
 一昔前のエチオピアで言われてたセリフ。
緑の太陽とは、スコールの時期に出現する肉食性の太陽のことで、
無数の触手を伸ばして現地の住人をとって食う。
夕陽から逃げる理由は言うまでも無いが、
強いて言えば「目指せアベベ」


グリーングリーン
 「ある日パパとふたりで語り合ったさ」で始まる有名な名曲。
でも全部歌える人は少ない。
レッドレッド
 「ある日パパとふたりで殴りあったさ」で始まる有名な替え歌。
全部歌える人は意外と多い。ただ人によって微妙に歌詞が違うのが難点。
ちなみに筆者のサビは
「痛えっ 痛えっ〜!顔面炸裂!鼻血が広がる〜♪×2」

運命の赤い糸
 将来結ばれるべき二人は、小指と小指を(見えない)運命の赤い糸で結ばれているとする伝説。
 例:名倉潤×渡辺満里奈
運命の緑の糸
 将来結ばれるべき二人は、小指と小指を(見えない)運命の緑の糸で結ばれているとする伝説。
ただし、イヤなほうの。
例:堀江貴文×北尾吉孝
例:ジョージ・ブッシュ×オサマ・ビンラディン
例:私×課長補佐
ちなみに仏教用語ではこれを「怨憎会苦」と呼ぶ。


紅顔の美少年
 ほおに差した赤みも美しい美少年のこと。
瞬く間にオッサンになる。

緑顔の美少年
 ほおに差した迷彩塗装も美しい少年兵のこと。
運が良ければオッサンになれる。


深刻な財政赤字 
 歳出(国の年間の支出)が歳入(国の年間の収入)を超過する財政の状態を言う。
その総額は700兆とも900兆とも言われている。

深刻な財政緑字
 そんな状態でもちゃんと天下りや利権の種は確保している精神の状態を言う。


五月みどり
 歌手。代表曲に「お暇ならきてよね」「一週間に十日来い」など

五月あか
 歌手。代表曲に「イヤ無理。だってヒマないし」「無理無理!マジ絶対無理。物理的にムリ!」など。


伊藤みどり
 日本フィギュア界の女王。
1992年のアルベール
ビルオリンピックでは自慢の三回転半ジャンプ「トリプルアクセル」を成功さ
せて見事銀メダルを獲得した。

伊藤あか
 日本フィギュア界の巨凶。つまさきに筋肉で出来た鬼の顔が浮かぶことから
「鬼(オーガ)」とも呼ばれる。
別名「銀盤最強の生物」
1999年のアンゴルモア迎撃戦では三回転ジャンプ「トリプルアクセル」を炸裂さ
せて見事魔王の心臓を獲得した。

グリーン車 特別料金を必要とするJRの車両。
レッド車 なんかイケニエとかを必要とするJRの車両。


赤出汁 八丁みそなどの赤味噌仕立てのみそ汁。健康に良い。
緑出汁 センブリ茶などを入れた緑味噌仕立ての味噌汁。
    健康に良ければいいってもんじゃない。

赤ん坊 生まれて間もない子供
緑ん坊 生まれちゃいけない子供

赤潮 プランクトンの異常繁殖で海水が赤褐色になる現象。
 魚介類に悪影響を与える。
緑潮 Key・葉っぱ系の異常繁殖で有明が緑肌色になる現象。
 真人間に悪影響を与える。

グリーンピース 環境保護団体
レッドピース 人間保護団体

赤電車 その日の最終電車
緑電車 その日の最終痴漢電車

赤っ恥 恥を強めた言い方。
緑っ恥 恥に性的快楽を覚えた時の言い方。

赤裸 禁断の果実 使用前
緑裸 使用後

よりどりみどり:多くのものの中から好き勝手に選び取ること。
よりどり真紅:多くの異性から好き勝手に選び取ろうとして結果血を見ること。

グリーン ボールを入れる穴のあるところ。プロ・アマ問わず常識。
レッド クソ客を埋める穴のあるところ。プロにとっては裏常識。

お赤飯 女の子が女になった時に炊く。世間一般の伝統。
お緑飯 男の子が女になった時に炊く。二丁目一般の伝統。

赤紙 旧日本軍の召集令状。死を覚悟する者も多かった。
緑紙 アッコ誕生日の召集令状 死を覚悟する者も多かった。

赤裸々 包み隠しのないさま。
緑裸々 さらにモザイクまでないさま。

赤提灯 一杯飲ませるところ。小料理屋など。
緑提灯 一杯食わせるところ。ボッタクリバーなど。

緑化運動 地球のために緑を増やす運動。
赤化運動 地球のために人間を減らす運動。

美鳥の日々(みどりのひび)
週刊少年サンデーで連載されていた井上和郎作の漫画作品。
ケンカ最強でも彼女超募集!の高校生沢村正治と、
彼に密かに片想いし、「セイジ君と一緒に泣いたり笑ったりしたい」という願いが叶って(?)
なぜかある日突然彼の「右手」になって第二の人生(?)を送り始める
女子高生春野田美鳥が繰り広げる「右手が恋人ラブコメディー」

美赤の日々
週刊少年サブデーで連載されていた井上和郎作の漫画作品。
ケンカ最強でも彼女超募集!の高校生沢村正治と、
彼に密かに片想いし、「セイジ君と一緒に泣いたり笑ったりしたい」という願いが叶って(?)
なぜかある日突然彼の「右手」になって第二の人生(?)を送り始める
男子高生秋野田美赤が繰り広げる「右手が恋人ホモコメディー」
 ……と、ここまで書いておいてなんなのだが、井上和郎先生といえば、
筆者の中では「週刊少年誌で嬉々として女装美少年を書く漫画家」
「『38才の萌え系ショタオヤジ』というある意味範馬勇次郎より恐ろしいキャラ
で筆者の心の琴線を引きちぎった「葵DESTRUCTION!」を描いた豪の者」なので
もう実際どこかで本人が書いちゃってるんじゃないかと筆者はあらぬ心配を抱いている。

緑のおばさん
 通学する児童を交通事故から守るおばさん
朝と夕方、横断歩道で旗を持って、子供たちを青信号に誘導している。
赤のおばさん
 通学する児童を交通事故に巻き込むおばさん
朝と夕方、横断歩道で旗を持って、子供達を赤信号に突き飛ばしている。

赤いスイートピー 松田聖子の代表曲のひとつ。
可愛らしさと甘ったるさを前面に押し出したメロディーで
若き日のブリッコ聖子ちゃんの本領を発揮している。

緑のスイートピー 松田聖子の裏代表曲のひとつ。
芸能界でのストレスとうらむつらみを全面に叩きつけたパンクロックで
若き日のブリッコ聖子ちゃんの反動を発揮している。

赤本 大学入試の過去問題集。各大学の入試の傾向や対策がバッチリ!
緑本 裏口入学の過去実例集。各大学の教授の弱みや愛人もバッチリ!

ベルリンの赤い雨
 残虐超人ブロッケンJrの必殺技。だが、どうみてもただのチョップ
にしか見えないのはどういうことか。
ピョンヤンの緑の雨
 残虐超人ウリナラマンセーJrの必殺技。血が緑なのは
普段の言動を考えれば納得してもらえると思う。
ある意味最強の残虐超人。でも、やっぱりただのチョップ

真田の赤備え
 真田幸村が率いた赤一色の具足に身を固めた精鋭軍団。
天下の英傑達を恐れさせた。
真田の緑備え
 真田幸村が別に率いなかった緑一色のハッピに身を固めた追っかけ軍団。
天下の英傑達を羨ましがらせた。

赤信号みんなで渡れば怖くない。
「たとえ赤信号でもみんなで渡ってしまえば怖くない」という日本人の主体性のなさ
を的確に表現したキャッチコピー。

緑信号一人で渡るの超コワイ。
「たとえ青信号でも、偉大なる将軍様のご許可がなければ怖くて渡れない」という
某北の国の現状を的確に表現したキャッチコピー。


赤い彗星 シャア・アズナブル登場時の異名
緑の彗星 シャア・アズナブル下積み時代の異名

赤兎馬 一日千里を駆けるといわれた伝説の名馬。
緑兎馬 一日千枚描けるといわれた伝説の馬車馬(アニメーター)

赤 人間一般の血の色
緑 コレ書いてる人の血の色




[1] 虚実境界線 ボブ田 2005/06/05(Sun) 00:01
---------------------------------虚実境界線--------------------------------

これより第33回嘘競演の投稿受付を開始します。
みなさま、どしどしご投稿ください


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