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父　「何だ！いったい何の騒ぎだ、これは！」
華子「あっお父さん！」
父　「うん？おい、何でお前裸なんだ？っと、ええい！喧嘩はやめろ！」
華子「義兄さんたち、お願いもうやめて！喧嘩しないで！！」
父　「落ち着いたか、まったく、一体全体・・・・・おい、まさかお前たち・・・」
華子「お父さん、いや、違うの、これは、その」
父　「おっお前たち、なんてことを・・・私たちは家族として暮らしてきたじゃないか、その妹同然の、年端も行かぬ娘に、しかも二人して手を出したのか！挙句に奪い合いの喧嘩か！」
華子「違うの、お父さん、私がいけないの・・・どっちも好きなの！家族同然とか、そんな関係ない！好きで好きでしょうがないの！」
父　「華子・・・」
華子「選べない・・・選べないの。どっちも、どっちも愛しているの。」
父　「ダメだ、とんでもない話だ、父さんは許さないぞ。」
華子「どうして？どちらを選ぶのかは別にして、愛し合うことは自体は悪いことじゃないでしょう？」
父　「ダメだ、絶対に許さん。」
華子「父さん！なんで？父さんいつも言っていたじゃない。『愛は素晴らしい』って。『家柄とか、血筋とか、そんなものは愛し合う二人の前では何の障害にもならない』んだって！」
父　「・・・ダメだ、お前達・・・それだけは、ダメなんだ・・・」
華子「父さん！」
父　「・・・これだけは、誰にも話さずに墓の中まで持っていくつもりだった・・・実は、実はな・・・」
華子「・・・」
父　「お前達は、みな、母親は違うけど、みんな私の子供だ・・・血の繋がった、本当の兄妹なんだ！」
華子「えっええ？！」
次郎「ウッウキキー？！」
ポチ「ワッワワワン？！」
父　「すまない・・・・・・次郎・・・ポチ・・・・・華子・・」

名称	月日	記事タイトル	概　要
毎朝新聞	1月13日	家庭に恋人常備　使った分だけ料金　「富山の置き薬」まねる	人材派遣業のカイザーペンギンは今春、家庭に無料で住み込みの女性を派遣、使った回数だけ料金を後で徴収する新ビジネス「富山の置き娘」を、都内の住宅街で展開することを紹介。「富山の置き薬」方式を参考にしたもので、独身家庭での恋人需要を狙うという。

Ｑ１　あなたは恋愛をしたことがありますか？
　　はい･･･95％　　　いいえ･･･3％　分からない・無回答･･･2％

　Ｑ１で「はい」と答えた方のみ以下の質問にお答え下さい。

Ｑ２　初恋の相手はどのような方でしたか？
　　１位　同級生　　　　　　　　　　38％　
　　２位　学校・職場の先輩又は後輩　12％
　　３位　学校の先生　　　　　　　　 8％

Ｑ３　その恋愛はうまくいきましたか？
　　はい･･･11％　　　いいえ･･･82％　分からない・無回答･･･7％


Ｑ４　今までに失恋をしたことがありますか？
　　はい･･･90％　　　いいえ･･･9％　　分からない・無回答･･･1％

Ｑ５　失恋をした理由を教えてください。

＜回答からの抜粋＞
　相手に他に好きな人が居たから･･････（19才・フリーター・男）
　告白する勇気が無かったから････････（23才・学生・女）
　子供だと諭（さと）されたから･･････（8才・学生・男）
　相手が転校してしまったから････････（19才・学生・男）
　相手が男だったから････････････････（29才・自営業・男）
　親の意向に沿わなかったから････････（63才・無職・女）
　大東亜戦争に負けたから････････････（89才・元愛国者・男）
　意見の食い違いから（安保締結など）
　　　　　　　　　　　　　　　 ･････（46才・元学生運動指導者・男）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2003年　『恋愛白書』から抜粋）

　　
　

黒目がちの大きなつり目、銀色の滑らかな肌の火星人（タコ型）に恋をされてしまった女子大生の私。いや、これがマジなんですよ旦那。

出会いは近所のスーパーえんげる屋。特売の納豆を買うかどうか迷っていたら、二本の触手に買い物篭を下げたそいつが近寄ってきて私を見上げ、可愛い声で
「ナトゥは、バリうまいスか？」と聞いてきた。
唖然とした後、私の口をついたのは「はァ？!!」という怒鳴り声。それを受けて奴は漬物の棚の陰に逃げ、透明な涙をたくさんこぼしながらこちらを見つめていた。

次の日に矢文が届いた。
「燃えるナトゥのＬＯＶＥ風味。おまえと星へ帰るよ愛しい女（ひと）」
達筆の筆文字で書かれたそれをすぐさまトイレへ流したら詰まったのでマジむかついた。
矢文に割られた窓ガラスを片付けながら、ほぅと溜息をつく。惚れられてしまった。

それ以来奴に付きまとわれている。ピンポンダッシュや尾行は毎日。月曜にゴミを出す姿は必ず写真に撮られている。満員電車で柔らかいものを踏んだと思ったら奴だった（「ニャーン」と鳴いた）。
昨日はとうとう部屋に侵入したらしい、冷蔵庫に大量の納豆が詰まっていた。

この愛を受け入れるべきだろうか。

鯉のエサ　……………… 100円

恋のエサ　……………… 1,700,000円

　突然このような手紙を差し上げる事をお許し下さい。


　愛しています。
　貴方のことを知ったあの日から、私の胸は貴方への思いでいっぱいです。

　貴方の役に立てるなら、どんなことでも致します。

　ですが、いわれなき罪に問われ、過酷な制裁を受けていると知っても、私に出来ることは
限られています。

　ああ、私の愛した人。
　私は貴方のために盾となりましょう。
　どうか、この作品を「玄界灘男クイズ」の煙幕としてお使い下さいませ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　――貴方を愛している人より。

（第170回目放送）
今日のあいのりは第39カ国目「イラク」。
空爆が始まった戦場で恐怖のあまりすすり泣きするメンバーを他所に
ただひとり濛々と立ち上がる黒煙に満面の笑みを浮かべる元気娘ゆきっぺ。
二回目の空襲を機にゆきっぺのリビドーも烈火のごとく燃え上がり始めた。



（第356回目放送）
今日のあいのりは第71カ国目「ムツゴロウ動物王国」。
突如あらわれた新メンバー、オオカミ犬のテツ。
本性むき出しの彼の行動があいのり史上最大の波乱を巻き起こす。
テツ、お願いだから午前四時前に吠えるのだけはやめてちょうだい！



（第601回目放送）
今日のあいのりは第181カ国目「機械の体を誰にでもくれる国」。
制止するメンバーの警告を無視し躊躇なく機械の体を手に入れた電波少年
テツロヲ。永遠の肉体を手に入れ自信満々のテツロヲはあいのりのアイドル
メエテルに告白するも機械音痴のメエテルはあっさり「ごめんなさい」。
死んでやる！と捨て台詞を残したテツロヲが機械の体にした理由って何？



（第846回目放送）
今日のあいのりは第248カ国目「日本のような国」。
宇宙にぽっかり開いた歪に突入してから二週間。ようやく歪からぬけだし
地球に戻ってきたラブワゴンは休憩を兼ねて日本へ帰還。
でもちょっと待って、ここって本当に日本なの？
ピラミッドに万里の長城、自由の女神まで生えてるし。
ウソ！？よく見れば地表はバナナの皮でいっぱいじゃん。
事態の異常にいち早く気づいたしっかり者のエリが叫ぶ、
「みんな、時計をみて！逆回転に回ってる！信じられない勢いで！」



（最終回放送）
今日のあいのりは第398カ国目「地獄」。
時空の歪から無事生還したラブワゴン。しかし安心したのも束の間、
運転手ハンさんの軽率な運転ミスで崖から転落、命を落とす破目に。
生前恋愛に現を抜かし学業や生業をおろそかにしてきたうえ、世界各国で
破戒行為を繰り返してきた彼ら彼女らは勿論地獄へ一直線。
と思ったら、あいのり史上最大の悪童と謳われたカンタがいない？
なんであんなヤツが極楽に？訝る一行に釈迦の柔らかな声が降り注ぐ、

「彼は生前一匹の蜘蛛を助けましたから・・・・・・・・・・・」

嘘っ！それだけで極楽行きなんて納得いかねーーーーーーーーーっす！！

「恋」

１．みるからにグロテスクで、場合によっては危険でもある行為につけられたキャンディコート。その甘さこそが、中身の苦さの証拠でもある。

２．性欲と所有欲・執着欲の言い換え語。それゆえに性欲が満たされてしまえば自然消滅する場合が多い。

３．気のせいで始まり、多くは心の痛みで終わる。その実体はやはり気のせいである。

４．ここまで言われてもまだ恋がしてみたいというなら誰も止めない。やけどはしてみないと痛みがわからないものだから。

５．ほら、言ったじゃないか。恋なんて、成就してもしなくても苦いものなんだってば。

６．「でも恋をして良かった」って、本気ですか？　それは普通、自己欺瞞と呼ばれるものですよ。

７．ギャンブルで既にすってしまった額が多い人ほど、ギャンブルのすばらしさをたたえるものですね。

８．自己満足も満足のうちですな。もう何も言いません。かわいそうに。

９．畜生、独り身に夜風がしみるぜ。

＞　そして神は言われた。
＞「人が独りのままでいるのはよくない」
＞
＞　そこで神はアダムを深い眠りにつかせ、そのあばら骨を使ってイブを作られた。
＞
＞　そして二人は最初の夫婦となった。



　我々は変態ではない。
　人間が罪を知らなかった、あの頃を懐かしんでいるだけなのだ。
　そう、産まれたばかりのイブを愛したアダムと、同じ事をしているだけなのだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――幼女愛好会

トントン
「あれ？どうしたの？こんな時間に？」
「いやあ、ちょっとやりたくなっちゃってさあ。」
「え〜？そうなのぉ？」
「まあ、立ち話もなんだし、家の人に見つからないように、キミの部屋に
　入れてくれよぉ。」
「だって、私、あなたの事良く知らないしぃ。」
「手紙やっただろう？返事だってくれたしさあ。」
「え〜？まあ、それはそうだけど。」
「じゃあ、いいじゃん。やらせろよぉ。」
「でもさあ、ほとんど初対面みたいなもんじゃない、私たち。」
「こないだ、ちょっと見かけて、お、マブイ、とか思ったから手紙やったし、
　こうやって来たんじゃん。とにかく部屋いって、一発やろうぜぇ。」
「でもぉ・・・・・。」
「俺って親父も偉いし、付き合っておくと何かと有利だと思うんだけどなあ。」
「・・・・・まあ、それもそうかもね。」
「じゃ決まり、決まり。さっさとやろうぜ！」
「う〜ん。ま、いいっか。」
「そうそう、いいって事。さあさあ、さっさと服脱いでやらせろよぉ！」
「うんっ！」

【良く判る平安貴族の生活『妻問婚』〜現代語訳〜】より