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投稿時間:1999/11/30(Tue) 00:16
投稿者名:気楽院
Eメール:PXW12152@nifty.com
タイトル:日本最強の民間療法とは

 【健康日報ウェブサイト ニュースクリップ・29日】

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 《「ペドラバ事件」公判始まる》

 さる8月3日、片瀬江ノ島海岸で知り合った群馬県高崎市の会社員(24)に
 みだらな行為をした疑いで逮捕、強制わいせつ等の罪に問われている東京都
 保谷市の留学生、サミュエル・ペドラバ被告(29)の公判が28日、東京地
 裁で始まった。
 被告は調取時より一貫して容疑を否認。法廷でも全面的に争う構え。

 ペドラバ被告は現代日本の民間療法を研究するため93年に来日。都内医大
 に在籍し実地調査と検証に明け暮れ、学術誌にも論文を寄稿していた。
 研究の過程で被告は、『野菜スープ』や『飲尿』など様々な民間療法が生ま
 れては消えて行った中、日本の女性雑誌が断続的に紹介し、それを特集した
 号が今なお飛躍的に売り上げを伸ばす大人気の民間療法『性交美容法』に注
 目した模様。

 公判後の記者会見で、弁護士は同被告のコメントを発表。

 「日本の新興健康法で、ここまで息の長いものは他に例を見ない。大手出版
  社の主力雑誌が数年にわたり紹介していながら事故の報告もなく、提唱者
  が告訴されたという話も聞かない。それで、安全性・信頼性も極めて高い、
  と判断し、私はフィールドワークに移った。慎重に調査を重ねてきており、
  決して検察の言うような『短絡的・粗暴な犯行』という表現は当たりませ
  ん。
  見知らぬ女性を被験者にしたのも、雑誌に『彼以外とのセックスは気持ち
  いい』とあったため。どうせなら快楽を与える方式を選択するのは、被験
  者へのマナーの一環である。たしかに、連れの男性を鈍器のようなもので
  殴打し砂浜に埋めるなど行き過ぎもあったかもしれないが、学術的調査の
  範囲内と認識している。
  検察側は『被害者の同意を得なかった』と言いますが、医療実験でラット
  やウサギに同意を得る研究者がいますか? 本件は『美容』という、動物
  実験では検証できない領域だったため、人間を使用しただけです。
  ともあれ、民間療法の学術的検証が犯罪とされるなら、それを何年も紹介
  している出版社の道義的責任は? ましてや、もっと怪しげな民間療法の
  宣伝者やその片棒を担ぎ、実際に被害者を出している出版社・TV局は?
  例を挙げろと言われれば、いくらでも私のホームページに列挙してありま
  すので、好きなだけ閲覧してください。
  学究の徒として、そして、この日本を愛する者の一人として、私は断固争
  います。どうかご支援よろしくお願いいたします。」
                         (原文:スペイン語)

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  《関連リンク》

  →SAMMY’S HEALTHY&BEAUTY LAB.
   (ペドラバ氏個人ホームページ、スペイン語と英語)

  →「S.ペドラバ君裁判を支援する会」HP

  →「ペドラバ事件」掲示板

  →マガジンハウス社ホームページ


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