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投稿時間:1999/11/28(Sun) 01:19
投稿者名:やま
Eメール:HAE01741@nifty.com
タイトル:秘薬


我らヘドゥイ族に伝わる秘薬の心得

ダイガの泉に沐浴し、オーリの洞窟にて七つの夜が明けるまで神に祈りを捧げた
のち、聖贄を祭壇にて屠るべし。時告ぐる鳥の日の出と共に産み落としたる卵、
豊饒の女神より授かりたる麦、我が一族に伝わる聖粉と共に、ドゥルイデスの神
に感謝を捧げ聖油に浸すべし。龍の鼎をもち御酒、苦水にて薬草を煮詰めた聖水
にて贄を聖別し、ふたたび卵を降りそそぐべし。
斯く祝福したる贄を穀物を満たしたる椀に戴き、黒い森の方角に拝礼しながら服す
べし。必ずや万病癒されん。
これ我がヘドゥイ族に伝わる秘薬の製法なり。



【現代語訳】

用意するもの(1人前)
  豚肉  1枚   酒   適量
  玉ねぎ 1/2個   醤油 適量
玉子  1個半   砂糖  適量
だし汁 適量    みりん 適量
三つ葉 少々

昆布とカツオでダシを取っただし汁を醤油、みりん、酒、砂糖で味を整えて
煮たて、大きめに切った玉ねぎを煮込みます。豚肉は小麦粉をふり卵をから
ませてから、パン粉で揚げます。揚げたカツは食べやすい大きさに切って、
先のだし汁にのせ、溶き卵を「の」の字にかけます。かざりに三つ葉を散ら
して、あつあつのごはんに乗せればおいしいカツ丼のできあがりです。