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投稿時間：1999/11/25(Thu) 11:54
投稿者名：しーもす
Ｅメール：QWA03030@nifty.com
タイトル：「特快」12月号 奥付
▽▼こちら編集部▲△
本誌先月号で紹介しました「あるいは健康法」について、多くの問い合わせをいただき
ました。
1916年、東京帝國大学医学部の廣田善之亮教授が長寿村として知られていた長野県中岳
村を訪れた際、削り取って粉にし服用すると万病に効くと村人の間で信じられている岩
が一之瀬山にあることを知りました。
しかしそれほど大きな岩ではないため、村人以外に知られると削り取る人が増えたり、
岩が盗まれたりする心配があったので、廣田教授もその岩の場所を村人から聞き出すの
に苦労したといいます。
やっとのことでサンプルを採取して大学の研究室に持ち帰り、成分を分析したところ、
マグネシウムやカルシウム、鉄分などのミネラル分がバランスよく豊富に含まれていた
のです。
廣田教授がいくら場所を聞いても「ある岩」としか答えてくれなかったことから、岩石
の粉末を服用する健康法は俗に「あるいは健康法」と呼ばれています。
旧ソ連科学アカデミーで発見され、戦後新潟に伝わったといわれる「もしくは健康法」
も、鉱石のミネラル分を補給するという点でよく似ています。
案外世界の至るところで伝承されている健康法なのかもしれませんね。(し)
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「特快」新春特別号は12月21日発売 定価800円(本体762円)