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投稿時間：1999/11/24(Wed) 23:30
投稿者名：maruyasu
Ｅメール：UEG25020@nifty.com
タイトル：ハードディスクが死んだ朝

その朝はとても冷たかった、。昨晩起きた金縛りのため何かイヤな予感がしたのも事実
だった。電源を入れると旗の画面で止まる、よくあることなので( ホントかよ！)気に
も止めずに電源を切り再度電源を入れる。

しかし今日は何かが違っていた。真っ黒な画面の左上に判別不明な文字が二行出た後,
ウンともスンとも言わない。よくあることなので、、、

ち、ちがぁ〜う！！よくはない、な、なんとなしなければ昨日打ち込んだ二百人の住所
録がぁ〜ぁあぁ〜、、。どのくらい時間がたったのだろう、打ちひしがれる私の横で”
彼”は言った、「良かったねすぐに回復します！シャクティパッドがいいんだ。こうや
って”気”を送るんだ。」と言うなりパソコンの背後に回り筐体をペンペンと叩き始め
る。こ、これが伝説のマウスパッドじゃなかった、シャクティパッド、、この技にかか
って直らなかったHDDはないと言う。

「だ、大丈夫でしょうか？」と私は聞く。「何を疑っているんだ？!これが定説です。
画面左上に虫が出て来てる、懐かしい思いだ、これはバグと言って回復する前兆なんで
す。あと二三日すれば立ち上がって紅茶を飲みます！」、、キーボードに”午後の紅
茶”を飲ませた事はあったが、HDDが立ち上がって紅茶を飲むとは！：恐るべし、ドラ
イブスペースじゃなかったライフスペース。

ありがとうグル,私も友人が困った時にこれで助けてあげます。歓喜の涙を流す私の手
をとりグルは言う：「請求は君の両親にしとくよ。」