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投稿時間:1999/11/24(Wed) 00:14
投稿者名:やゆよ
Eメール:TTA00120@nifty.com
タイトル:米から病気の最大手上陸

 かかった病気は800種類以上、「病気のパワーセンター」を標榜するアメリカ
人、ヘンリー・シュワンスキーさん(49)が22日夜、専用機で成田空港に到着した。
これまで閉鎖性が強いと指摘されていた日本の民間療法分野に新風を吹き込むか
どうかが注目される。
 民間療法の宣伝に協力した「病気のデパート」としては、245種類の病気に苦
しみ、早朝全身ごま油塗布療法で命をつないでいる下川惇一さん(57)が日本の第
一人者とされていた。その3倍以上の実績をもつシュワンスキーさんは、「消化
器完全洗浄法で日本人の健康法に革命をもたらしたい」と抱負を語る。
 「病気のパワーセンター」の特徴は、その守備範囲の広さ。消化器、足腰、目
から皮膚、頭髪から精神状態に至るまで、分厚いカルテにはさまざまな病状が記
録されている。「日本でも8割の病人が、同じ苦しみをもつ私に親近感を覚える
ようになるだろう」(シュワンスキー氏)
 一方、下川さんは今後の対応について、「すべての病気に1人で対応できる時
代はもう終わったのではないか。これからはアトピー系への集約や、寄生虫の栄
養不足といったニッチ戦略を追求していきたい」と説明している。