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感想掲示板アイコン by RUNBLACK春はあけぼの嘘競演・感想をどうぞ

過去ログ(8枚目)です。

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[181] 第18回嘘競演感想戦終了です。 玄界灘男 2001/04/02(Mon) 00:05

第18回嘘競演は以上を持ちまして全日程を終了いたします。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

次回嘘競演にもぜひご参加ください。

                   議長 玄界灘男

http://www2.ocn.ne.jp/~genkai


[180] 間に合うかな なんしぃKIM 2001/04/02(Mon) 00:00

宮城県南部の地理状況に詳しい方がそんなにここを覗いているとは思わなかった今日この頃、遅くなりましたがご挨拶などを。
みな面白かったのですが、以前単発で書いたもの以外だと印象に残ったのは
[208]失恋
[218]反撃
[125]ロボット三原則(改)2085年版
[164]東京都美術館特別展 「涙の美術史」
それに「ブレイク・ジ・アイス」シリーズでしょうか。
前世がカツオノエボシかなんかでもあるのか、めんどくさい事ができないタチでして、緻密に積み上げるタイプの物を
書ける人には無条件に脱帽してしまいます。

そんなわけでテクについてはあれこれ語れる立場ではないんですが、ちょっとだけ
みなさまのコメントに追加すると、『観客』をどう意識するかというのがひとつの
ポイントかと。

まあまた機会がありましたらこーいう勉強もさせていただきたいです。
最後になりましたが、拙作に投票していただいた方々、まことにありがとうございました。
それでは。


[179] Re[176]: そういえば今日は嘘の日だったが。 やま 2001/04/01(Sun) 23:21

いいわけ。

> 「142」新作映画情報
>  もしかしたら一番つぼにはまった作品です。
>  ほとんど涙と関係ないジャンという気もしますが面白ければオーケー。

確かにそうなんですけどね(笑)
ぶりさんの「お題はどこまで縛られるの?」というご質問とも絡んでるん
ですか、これは「どこが涙やねん!」というのもネラいのひとつだったの
でした(あんまりうまくいってませんが)
と、いう風に、私はかなり広く考えてます。


追伸:「大嘘新聞」買いました! 一気に読みました! 笑いました!
   ありがとーございました! 続刊希望。


[178] あの長女はクセ者やで 気楽院 2001/04/01(Sun) 23:08

第18回嘘競演、みなさまお疲れ様でした&大いに笑かせていただきました。
私事ながら、今回の嘘競演期間は引っ越しときれいに重なり、しかも新築住宅ゆえ電話線の
工事も遅れしばらくインターネットが使えないという大ピンチに襲われました。
しかし、嘘の神様の恵みでしょうか、エキジビションマッチにお呼びいただいたおかげで、
1本だけ、それも卑怯千万なネタではありますが、なんとか参加することができました。

そんなわけで、参加できただけでもラッキーだったのに、望外の評価まで賜りましたこと、
ただただ恐縮するばかりであります。
てゆうか、今回いただいた33票のうち30票は鈴木その子先生に捧げるべきでしょう。
なんか余計のろわれそうですけど。
なお、今回のネタは、先月11日放映の「知ってるつもり」鈴木その子特集よりも前に書い
たものですので、日本テレビには一切責任はありません。

ついでに楽屋裏を明かしますと、実は今回主力にしようと思っていたのはその子ネタではな
く、「雪舟」ネタでした。特に意味もなく【Mama, I want to Sing】というタイトルも考え
ておりました。しかしエキジビション、流水木さんの【[16] 鼠】で同じコンセプトのネタ
を出されて撃沈。オチまでほぼ一緒でした。私が考えていたのは「ネコ耳メイド美少女の絵」
で、雪舟も和尚様にボコボコにされる救われないラストでしたが。
あと「森首相がふてぶてしいのは、実はあいつの涙が最高級の真珠になるからと、それこそ
少年時代から、人間が考えつくかぎりのあらゆる拷問や苦痛を与えられたため」というネタ
も考えていましたが、これも時間がなく、というか引っ越し準備その他にかまけてこのネタ
のことをコロッと忘れてて、モノになりませんでした。メモは取らないといけませんね。

自分語りはこのへんにして、以下、私が自ら負けを認めた作品を、思いつくまま列挙します。

[2] アンケート 詰めにくい様
 完全に敗れましたと書いて完敗。くやしすぎます。
 いつか独裁者になって、詰めにくいさんを適当な罪で処刑するのが当面の夢です。

[7] 古典推理小説の掟 古賀 浩様
 映画版『ポケモン』が米に輸出された時、ポケモンたちの涙で主人公が甦るラストシーン
 が、あいつらにはどうしても理解できなかったそうです。

[8] 春の新番組 きだて たく様
 「弱いブラック」というと、今放映中の『ガオレンジャー』。年下のメンバーにタメ口き
 かれて舎弟扱いという、ブラック史上最低の情けなさは特筆ものです。しかも牛だし。

[45] 嗚呼!挺身涙隊 玄界灘男様
 普通なら一行で済みそうなネタにこれでもかと大量の細かい嘘をまとわせ、嘘に屋上屋を
 重ね嘘の大伽藍を築き上げる……俺と似たタイプのスタンド使いだな。「危険だ承太郎!」

[65] 熱海の海岸 詰めにくい様
 『金色夜叉の謎』(マリアンwithダイヤに目がくらみ隊・編、データハウス、1994)より。

[89] 「涙と私たちのくらし」 週刊WEBマガジンSAKANAFISH様
 私も限りある資源の節約のため、これからは『Dead Poet Society』のラストシーンとか
 『勇者王ガオガイガー』最終回とか1986年夏の甲子園尽誠学園vs東海大四の死闘とか極力
 思い出さないように気をつけます。小さなことからコツコツと。

[105] 卒業文集 りゅうじ様
 山田洋次監督あたりが映画化すると、また重層的な意味を持ってくるんでしょうね。

[120] 涙ファンクラブ【お便りコーナー】 もんど様
 編集部はシベリアにあるんですね。ああ風よ、心あらば伝えてよ。(涙)

[122] 正式名称 週刊WEBマガジンSAKANAFISH様
 涙と関係ないし。

[125] ロボット三原則(改)2085年版 玄界灘男様
 弱いぞ人間。

[136] 標的 古賀 浩様
 そりゃ離婚もされましょう。妻にも「●●●の涙」とか名前つけてたにちがいなし。

[142] 新作映画情報 やま様
 うおお観てぇーっ!アル・ヤンコビックの『Gandhi II』以上のバイオレンス巨編!
 シリーズ第一作目のあの火事も、実は本当にネロが爆破してたんじゃあるまいな。

[150] 故事成語 週刊WEBマガジンSAKANAFISH様
 全部使いこなすのは大変そうですね。最近の受験生はかわいそう。

[164] 東京都美術館特別展 「涙の美術史」 光デパート様
 まさかこの私が「卑怯」で負けるとは……。
 自己のアイデンティティを見失わされる衝撃の作品でした。

[173] 泣き売の記録いろいろ きだて たく様
 ワオ〜ン。

[201] 人気アイドル ろく様
 なんかオウムの林郁夫と山一の元社長がコンビ結成したみたいですね。

[206] ブレイク・ジ・アイス 3 きだて たく様
 このシリーズ3部作はどれも泣きました。バカすぎて(最上級のほめ言葉)。
 1、2、3と次第に高まるバカ度がたまりません。

[210] 泣き落としチャンピオン決着つかず。 ari様
 「自分こそが日本でもっとも卑屈であるという名誉にかけては一歩も譲りません」
 って何だおまえら。

[220] 悲しい出来事 流水木様
 これはぜひコントとして映像化してほしいです。

[222] 涙と生きる みりん様
 負けた、というか、個人的にちょっとマジに考えるところがありまして……。

[233] インタビュー やゆよ様
 パブロフ博士みたいな奴にでも手術されたんでしょうね……(涙)

……大急ぎで書いたもので、無礼な表現などございましたら陳謝いたします。
投票の時もギリギリまで忘れていて、ついに最後の4票を入れられなかったもので、
ちと焦りましたゆえ。

私の非を天下に知らしめるため、その4票も発表させていただきます。

[232] 老人法改正論高まる 腹黒河様(知2・インパク2)
[233] インタビュー やゆよ様(バカ2・シブ2)
[235] ガリレオの涙 激動侯爵様(知1・シブ2)
[236] 替え歌でもなんでもないシリーズ「涙のリクエスト」 壇つな様(バカ2)

以上御4方様には深く深くお詫び申し上げます。ズビバゼン。

http://member.nifty.ne.jp/saikyo-shingakusya/index.html


[177] 私見に代えて 藤木ゲルーシ 2001/04/01(Sun) 22:12

感想戦、盛り上がってますね。

私見に代えて、私の好きな文を引用させていただきます。
あえて抽象的な表現にしてある趣旨、ご賢察いただけると幸いです。

「日本といいドイツといい、国粋主義って、
大抵、いい結果にならなかったんだよなぁ」

(以下引用)

ところで、それぞれに性質の異なった音楽相互の接触は、
ただ単に曲の異種交配をもたらしただけではなく、それ
にもましていっそう重要なことですが、新しい音楽様式
の誕生を促進しました。もちろん同時に、それまでの古
い様式も生き続け、こうして、それらが音楽の豊かな富
をもたらしたのです。
(中略)
ですから、最後の結果として表れたこうした”種の不純
性”は、決定的な恵みをもたらすものであるわけです。

ベーラ・バルトーク著 岩城肇編訳
「バルトーク音楽論集」(お茶の水書房)pp.298-300より


[176] そういえば今日は嘘の日だったが。 代理(怪奇おどるひまわりわんこ) 2001/04/01(Sun) 19:52

こんにちは。

10日ぐらい医者にコンピュータを取り上げられてるんで、感想書けませんでした。
電話で、友人に頼んで書き込んでもらいます。てもとのメモをもとにしてるのでまちがいがあったらごめんなさい。
投票させていただいた作品からいくつか。

「2」
 ああっ、日本の未来が。
「3」陽水のおしえ
 ほっほー。
「4」涙二題。
 怪獣図鑑。あれって時々子供をばかにすんなって記述があったもんです。
「5」涙の果て
 ぎょえーっ。ブルセラの人たちみたい。
「7」推理小説の掟
 ノックスの十戒!ミュージカルのエンディングが絵に浮かぶ。
「8」春の新番組
 多忙なピンク。
「9」強力合体ロボ
 必殺駄々っ子パンチ。
「10」ほほをつたう涙
 写真で見たい。
「11」最新モード
 きれい。ガーリーな感じで恐いはなしが。
「13」知られざる努力
「16」ネズミ
 オチの違いがミソ。
「24」涙の理由
 学園生活がしのばれます。
「31」画期的な・・・
 入り口ではたいへんなことに。
「33」僕の大魔王
 大人などらえもんとかヤだな。
「45」ああ、挺身隊
 詳細が凝ってて凄いです。いくつものネタが凝縮されてますね。
 戦後は泣き女として生きていく悲劇。
「55」中国人の執念
 そっかー。見たことないし。
「66」神秘的な光景
 ふんふん・・・えっ!
「67」父と幼い娘
 おとうさんの悲哀。
「70」無尽蔵
 デザートも別腹。
「74」最初の涙
 アダムの先輩って・・・。
「79」英雄
 ジョージの晴舞台。チャーリーブラウンが軍隊に入ったらこんな感じかも。
「83」れいめい
 流行先取り。
「102」まくらを濡らすもの
 え、なにそれ。
「104」3月26日・・・
 怪盗の名前が・・・。
「105」卒業文集
 くっくっくっ。泣ける。
「119」最後の言葉
 泣くに泣けん。
「122」正式名称
 ふぁっふぁっふぁっ。はまりまくりです。
「125」ロボット三原則
 がんばれ人類。
「136」標的
 怪盗の名前がだんだんふつうに・・・.
「139」至芸
 これも修行の内。
「145」取り調べ室
 薄暗い部屋の中のドラマが最後に一変するあたりが強烈です。
 これだけの長さのおはなしをさらさらっと読ませる力量もおどろき。
「142」新作映画情報
 もしかしたら一番つぼにはまった作品です。
 ほとんど涙と関係ないジャンという気もしますが面白ければオーケー。
「161」感動の一級
 なにからなにまで間違ってる凄さ。
「164」涙の美術史
 古伊万里最高。わたしよりずっと顔文字の使い方がイカス。
「168」
 そうか、シャア専用だったのか!
「174」わななく・・・
 スネークマンショーの床屋とボクシングのネタを思い出しました。
 このシンクロ具合がたまりません。
「188」愛の涙
 このモヤモヤがなんとも。
「199」スタンダード
 読んだ後に身の毛がよだつ凄さ。いや実際。
「202」
 これは少年ジャンプ風に組み立てると凄かった気が。
 ラオウなんかを駄々っ子パンチでなぎ倒す子供とか。
「218」反撃
 時事ネタ。わたしも似たようなのを考えてましたが、完敗です。
「220」悲しい出来事
 山田くんという名前の適当ぶりが既に悲劇。
「222」
 叙情派の笑い。
「226」恋のエチケット
 美男美女の嗜好。
「227」ショー
 いやーっ。
「229」無知の涙
 劇場で見たい作品。

以上、大変勉強になりました。
自分では、1ページを越えないだけを縛りに投稿しましたが、
いろんなやりかたがあるんですね。
世の中広いって思いました。
みなさま、御苦労さまでした。

友人がへばってるのでこの辺で。


[175] 反省 Shi.Ma.Chu 2001/04/01(Sun) 18:19

個々の作品にコメントするための再熟読ができなかったので
色々不都合があるかも知れませんが、自分に対する感想をば。

今回は気負いました。「な、お前初めてじゃないんだから
そんなに緊張するな」というくらい。
なんというか、小手先に技術に走ってクリアに笑わせられなかったなと
今では反省しきりです。投稿時には「いける」と思ったから
投稿したんですけどね。

小徹さんに最初の方で「心の汗」が重なって、という感じの事を
いわれていましたが、同じ観点からどうやって引っ張ってくるかなぁというのも
面白いので、よかったと思います。
私は自分のネタより小徹さんのネタの方が好きです。

私の「さばき」は古賀さんの「ノックスの十戒」ネタから
インスパイアされました。
「黒くて清らかな涙を流すには何をすべきか」を原点に。

「四日市粉塵訴訟原告住民全面勝訴」や
「ウミガメの浜、沖のタンカー座礁事件続報」なども
考えましたが、一番おもしろそうなロボットの涙の線に落ち着きました。

個人的には「雀の涙」ネタが出なかったのが
ちょっと心残りなのですが、
私も「大量の涙を流す雀発見」のようなネタしか思い付きませんでした。
発想が貧困でした。

次は頑張ります。


[174] 得票および各分野順位 玄界灘男 2001/04/01(Sun) 18:06

今回の嘘競演マトリックス投票の得票まとめを
いたしました。
上のURLにおいてございますのでご覧ください。

http://member.nifty.ne.jp/kyougetu/soukatu.html


[173] 感想2 古賀 浩 2001/04/01(Sun) 14:33

タッタッタッ ガラッ
「はあはあ……、すみません。遅れました」
「また遅刻か。さっきからみんなずっと君のことを待っていたんだよ。申し訳ないとは思わんのかね」
「ごめんなさい」
「いつものように『今度は時間通りに来ます。怪盗山本』と100回板書して廊下に立ってなさい」


遅くなりましたが感想の続きです。

[104] 3月26日午前0時 週刊WEBマガジンSAKANAFISHさん
ネタがかぶってしまいました。ごめんなさい。

[105] 卒業文集 りゅうじさん
漢字が5つも書けるのは偉いと思います。

[120] 涙ファンクラブ【お便りコーナー】 もんどさん
[122] 正式名称 週刊WEBマガジンSAKANAFISHさん
「矢吹くん、正式名称を言ってみて」
「聖ヨハネ・パウロ・パパオティワワワ・カレレルロレオイロキショロヒジョジョヒョエ
アフェガロファブァファファファ……」
「はっ、まさかっ、矢吹くんはパンチドランカー?」

[125] ロボット三原則(改)2085年版 玄界灘男さん
わははは 故アシモフ先生が見たら草葉の陰で喜ぶか笑うかそれとも泣くか。

[126] なみだ 【涙・涕・泪】 しーもすさん
わははは 初期の筒井康隆先生がこういう手法が好きだったなー。

[128] お題 しーもすさん
[142] 新作映画情報 やまさん
細部のいかにももっともらしい出来上がり具合が絶妙ですね。

[145] 取調室 流水木さん
[150] 故事成語 週刊WEBマガジンSAKANAFISHさん
今回SAKANAFISHさんは傑作ぞろいですが特にこれは秀逸ですね。

[164] 東京都美術館特別展 「涙の美術史」 光デパートさん
光デパートさんには過分のお褒めの言葉をいただき有難うございます。
しかし『クレタ人天女』(注1)を演じるにはまだまだ役不足。

[174] わななく若妻局所責め 噴き出す涙でもうびちょびちょ Donald Macさん
[175] さばき Shi.Ma.Chuさん
[177] 東宝製作 週刊WEBマガジンSAKANAFISHさん
うーん、「泣く子と地頭」でこういう風にネタを作るとは。

[200] 地域密着 なんしぃKIMさん
[206] ブレイク・ジ・アイス 3 きだて たくさん
そうか。きだてさんはああいう風にしてネタを考えるのか。

[213] 統計データ 義眼さん
[236] 替え歌でもなんでもないシリーズ「涙のリクエスト」 壇つなさん


以上が投票させていただいた面白かった作品です。


(注1) 『クレタ人天女』
嘘の国から嘘を広めにきた嘘しかつかない天女の壮大な大嘘の物語。
主役である天女は大嘘つきゆえに劇団『大嘘新聞』(本体1000円:税別)(注2)
を主宰する月影光デパート先生しか演じることができないといわれている。
(注2)『大嘘新聞』(本体1000円:税別)
好評密売中。お近くの怪しい本屋でひそかにお求めになれます。


古賀 浩


[172] 嘘講座・5日間集中ゼミ 梅千代 2001/04/01(Sun) 11:04

嘘作品発表が終わっても盛んですね、感想戦。

きだてたくさんや、詰めにくいさん、やまさん、しーもんさん、玄界議長様をはじめ、諸先輩のアドヴァイスは、ほんとに勉強になりました。笑いの神様が舞い降りるのをひたすら待っていた私にとって、「きだて方式」は驚き。フォーマットやお題の解釈の仕方なども「なるほどぉ」と思いながら読みました。それから、ここでは「率直に質問をぶつけてみれば、真摯な答えを返して頂ける」というのも、今回、知って良かったと思ったことの一つです。

そういう意味で、過去の嘘競演作品も全部、読めるようになると、とても嬉しいのですが…(ニフティの関係などもあるんでしょうか?)。

やまさんの言葉「10人のクスッより、1人のガハハ」は、我が嘘人生における座右の銘です。

http://homepage2.nifty.com/kabakov/


[171] 肥料の与え過ぎで涙を枯らさない ○○○もん 2001/04/01(Sun) 02:49

 
 
 とびをさん、ろくさん、師匠並びに皆さん、ご心配をかけました。
 滝に入る前に裸足になると石を踏んで足の裏が痛かったです。



 それはともかく、今回の競演ではご案内のメールが来たにも拘わらず、
プライベートで色々用事があって書く時間が無かったことや、持病のネ
タなし症候群が再発したことで参加出来ませんでした…。すいません…。



 それでは、今回の嘘競演で顎間接の痛みでいい年こいて涙を流した
作品をいくつか絞ってここで挙げてみます。



 Goriさんの55「中国人の執念」


 シンプルイズベストとしか言いようがないです。



 BEEさんの114「仏像はなぜ泣かない」



 す、鋭い…。


 こーゆー真実を突く嘘も良いですね。


…もしかしたら、マンガ等で出てくるお釈迦様が中性的なのは
これを意識しての事だったりして…。



 玄界師匠の125「ロボット三原則(改)2085年版」


 年を追う毎に、人間とロボットの力関係が大きく変わっていくのが
ミソですね。それに、妙に生活感溢れるのが絶妙ですね。



 古賀 浩さんの136「標的」


 『川村義雄(68歳)の涙』『妻(3か月前に離婚)の涙』『竹井係長(無能)の涙』などのカッコ書きや、「怪盗山田」や「怪盗小山」らの名前がいい味出ていますね。


…それにしても、「電気掃除機『レレレのおじさんの涙』」は怪盗小林でなくても欲しいですが…。


 週刊WEBマガジンSAKANAFISHさんの150「故事成語」


 どの「故事成語」にも意味があるのが…。


…しっかし、こう何度も切られる馬謖って一体…。



 他の方の作品にも色々面白い作品がありましたけど、ワタシが特に
気に入った作品をここであげてみました。


 個人的にはワタシが面白い嘘というのは、それを読む人に展開並びに
オチを予想させない。それが共通してるように思います。


…そーはえらそーに書いたモノの、そーゆーお前はどうなんだと言われて
しまえばそれまでですけど…。



 最後に議長の師匠、ホスト役のkuboさん、サポートのしーもすさん、それに
今回参加した皆さんお疲れさまでした。


 次回も宜しくお願いいたします。


 それではまた。

http://members.tripod.co.jp/coffeeholic/Dust-index.html


[170] 感想戦大詰め 玄界灘男 2001/03/31(Sat) 22:42

皆様のおかげを持ちまして盛況となりました「嘘競演」ですが
明日4月1日(大嘘新聞公式発売記念日)24:00で感想戦が終
了となります。
感想を書きたい、ぜひ私も一言言いたい、せめていま一太刀、
とお思いの方はお急ぎくださいませ。

http://www2.ocn.ne.jp/~genkai


[169] ありがとうございました ぷり 2001/03/31(Sat) 15:38

こんにちは。
みなさま、私ごときのそぼくな疑問に真摯な回答を賜りまして
ありがとうございました。
これまで長く読み手に徹しておりましたが、いざ自分も書いてみようと思うと、
「これはOKなのかな、どうかな?」
と思うものが多々浮かんでは消えていくものでした。
私の嘘の神様は「どうやろ、ちょっとほかの嘘の神様にきいてみよう」と
他力本願な方だったのですが、これを機にもうちょっとましな嘘がつけるよう
嘘の神様ともども精進してみようと思います。
みなさまのご意見、参考になりました。


[168] 感想百景 kubo 2001/03/31(Sat) 14:05

吉岡伊予守爛柯さん>
だ、大丈夫ですか?涙ですめば良いのですが(笑)嘘競演初参加、
楽しんでいただけましたでしょうか?吉岡さんの投稿のペースから
実は結構若武者な方なのではないかと密かに疑ってしまいました。
今後ともよろしくお願いいたします。
枢斬暗屯子さん>
ここにもまた武士が登場したのかと思わせるような硬派な書き込みを
ありがとうございます。いつも枢斬暗屯子さんのネタ以外の書き込みを
読む度にサイトのタイトルとのギャップにひとり悩む私です。また作品で
の参加をお待ちしています。
かくさん>
腹藝春秋いつも楽しく読ませていただいてます。
腹藝春秋を読みながら、「笑うのはたやすいけど、笑わせると
いうことは難しいことだなあ」と思うときがあります。それを
コンスタントに生産されているかくさんのすごさを改めて感じます。


個人的な話なんですが、
私はいつも、嘘競演に投稿したあと、「あーあ、嘘競演の場にこんなもの
を出してしまったごめんなさい」と猛烈に後悔することも沢山あります。
だけど、覆水盆に返らずですから、読んだ人の審判をあおいで、
「ではどういう事をどういう風にかけば面白くなるのかな」
というのをいろいろな人の意見を参考にしつつ考えるようにはしています。

今回、これまでにないネタについての議論や方法論などがラウンジでも
出てきて興味深く読ませていただきました。ちゃんと自分の頭の中では
理解しきれていないかもしれませんが。

私には「嘘とはこうあるべき」とかは言えないのですが
http://village.infoweb.ne.jp/~fwba0050/usokyo/faq.htm に
「嘘とは何か、という問題は様々な議論をよぶところですが(中略)
心の中の笑いの神に照らし合わせ、恥ずかしくない作品であれば
申し分ありません。」
とありますので、作品が例えば「嘘の概念」に当てはまっていないから
どうこうではないと私は思います。ただ、自分の出した作品は投票やラ
ウンジなどで評価されたりする訳で、その評価をどう受けとめてこれか
らに行かしていくかではないかなと。

嘘競演は、ネタを投稿したり作品の感想を述べたりする場であるわけで
すが、それと同時に「自分にとって何が面白くて、それをどう表現した
ら他人にもより楽しんでもらうことができるかな」というのを追求でき
る所ではないでしょうか?
あせらず、ゆっくり楽しんでいただければと思います。


[167] 夏は武蔵丸嘘競演 まる 2001/03/31(Sat) 02:48

嘘を書くにあたっての皆さんの心構えと努力、とても参考になりました。
自分は結局引き出しに在るものしか使ってないなと痛感しました。
例えば自分の作品[227] ショーですが、とびをさんの「オチを婉曲に」という
アドバイス、痛いところをつかれました。自分でも「ゲロ」という単語を
直接使うのは抵抗があったので、なんとか「匂わせ」程度にとどめられないか
と頑張ってみたのですが、自分の文章力の限界を思い知り挫折しました。
私が笑った面白い作品はどれもそのオチの「匂わせ」加減が絶妙なので、
そういう観点から読み返してみて改めて皆さんすごいなと思いました。

あと、嘘の概念の話が出ておりましたが、これも自分にとってかなり耳が
痛い話で。「ショー」のような話は実際にも無い話ではないらしく、
そうなると自分の書いた話はどこかで行われたショーのドキュメントのように
なってしまうのではないか、と。そう考えると毎晩布団の中で縮こまって
震えてしまいます。ガタガタ。

http://www03.u-page.so-net.ne.jp/dc4/hiro-pon/HP_index.html


[166] Re[162]: そぼくな疑問ですが結構これで夜も眠れません 玄界灘男 2001/03/30(Fri) 21:57

ぷりさん、こんにちは。

「ネタの切り方に制限はつけない。」というのが今回の私の私
的な考えでした。これはあくまで私見ですので、全員がそうだ
とも、嘘競演がそうだというのとも違います。
今回のご質問に対するお答もこれを踏まえてお聞きいただけれ
ばと思います。

> 例えば、今回のお題は「涙」でした。
> 1.「涙」と「泣く」は品詞の上でも違うと思うのですが
>   後者も許容なのでしょうか?

「涙」というお題をどう俎上に乗せるかということが嘘ツキャー
の手腕なのですが、「涙」という概念を取り巻いているものを見
てみれば「うれし涙」や「悔し涙」といった実際のもの、「涙滴
状の形態」「感激する場面(涙がつきもの)」「泣き落とし」等
広い概念を含むと思います。当然「泣く」ことで「涙」が出てく
るのですから「涙」の関連と言えると思います。
読み手が「涙」というお題を知っており、かつその作品が「涙」
を連想させるのであれば、十分にお題に則した作品であると考え
ます。作品の題材がなんであるかを推論し、作者がどこに「涙」
をからませたのかを考えることも「嘘競演」の面白さです。

> 2.「涙」が1文字でも入っていれば作品のおもしろさに全く
>  「涙」が絡んでこなくてもOKなんでしょうか?

お題は「涙」ですが、キーワードとしての「涙」という言葉が1
文字入っているだけでは問題があるかもしれません。しかし、た
とえ「涙」と入っていなくても十分に成立している作品もありま
すし、裏のシチュエーションに「涙」を感じさせれば、それは作
品として成り立つと思います。また「涙」でなくともいい、「涙」
の必然性がなくてもいい場合がありますが、これは発想の段階で
笑わせようという手法の場合がありますので、一概に駄目とは言
えないと思っております。

> 3.「涙」を使ってウマイことが書ければ厳密に「嘘」でなくて
>  もOKなのでしょうか?

「嘘」の概念が難しいのですが、現実との関連とのギャップが少
しでもあり、それに「笑い」の要素があれば、それを「嘘」と呼
んでいいのではないかと思います。
ウマイ事の定義はよく判りませんが、その「ウマイこと」を呼ん
で、笑えるか否かでの判断で私は「嘘」であるかないかを決めて
おります。政治などに熾烈な批判を加えるにしても、そこに風刺
性がなければ共感を生まないように、嘘ツキャーの集まりであり
交流の場である「嘘競演」では「笑い」(この笑いの種類には膨
大なバリエーションがあります)を持たない作品では、相互の交
流はできないと思います。ですから「ウマイこと」が笑えないな
ら、それは「嘘」ではなく、「嘘」でなければ作品として認めら
れないということになると考えます。
作者がいて作品をアップするということは、読者がいることを
常に意識してのことですし、この場では「笑わせてもらおう」
そして「笑わせよう」ということで交流が成り立ちます。です
から「ウマイけれども笑えない」ものが作品として、場の状況
に合うかどうかは自ずと判断いただけると思います。

ご質問の答として適切であるかどうかは自信を持てませんが、一
参加者として、また今回は議長としても、これが私の意見である
とお受け取りください。

http://www2.ocn.ne.jp/~genkai


[165] ぐさっ!ぐさっ! しーもす 2001/03/30(Fri) 16:40

はうう…(涙)

>流水木さん
嘘特訓が無くなったばっかりに、つい出来心で…。
かつ丼は長生庵のを…。

今後は会期中にメールにてひっそりネタのやり取りしましょう。

>ぷりさん
というわけで私にはぷりさんの問いに答える権利がありません。(^^;
基本的には「お題・嘘・笑い」の三要素だと思います。思ってはいるんですが。

>きだてさん
苦しんでネタを練って投稿ボタンを押した後、なぜか反動として
魔がさしたように浮かぶのが私の場合いわゆる卑怯ネタです。
「死」の時などは典型的でした。
これは説明がつきませんが、私だけなのかもしれません。
いや、ひょっとして詰めにくいさんもそうなのでしょうか?

http://www.kasugai.com/cmos/


[164] 朋ちゃんの感想 きだて たく 2001/03/30(Fri) 15:39

 とびをさんの感想から派生したこの展開、みんなで嘘を真剣に語り合っている姿がとてもイイ感じです。ロクに入ってもいない秘密金庫を開けた甲斐がありますよ。さぁ次に秘密金庫を解放するのは誰だ!?

>玄界さん
 実は何者か良く知らないままに川喜多氏のKJ法(の一部)を使っておりました。マッピング自体は、私のデザイン関係の師匠に当たる方が「こうすればお前のカラッポ頭でも考えやすいやろ」と教えてくれたものなんですが、師匠もまさかこんな「嘘」のために使われているとは思ってなかったでしょう。
 嘘、私はこれからも真剣に皆様と語り合いたいと思っております。

>しーもすさん
 おお、VHSの偉い人ですね。私の手法が嘘業界標準になることはないでしょうが、こういうやり方もあるよ、と言えただけ良かったと思います。ところで、嘘のED-Beta規格との誉れも高い『しーもすBetaマジック』の公開はまだなのでしょうか。私も周囲から「卑怯だ」と賞賛されるようなものを一度は書いてみたいので、しーもすさんの秘術に大変興味があります。

>詰めさん
 そうですね。単に“アイデア”だけでは自分の中で可笑しいだけで、他人にそれを伝えるには不十分なのだと思います。生のネタだけでは良くないってのはそういう事で。文章で他人を笑わせようとする工夫=フォーマットなんでしょうね。
 フォーマットのリアリティを演出するためには色々と素養が必要になってくると思うんですが、これは日頃からの情報収集しかないんでしょうねえ。新聞を読む(含 チラシ類)・本を読む・雑誌を読む・テレビを見る・ラジオを聴く・お母さんのお手伝いをする・核のスイッチを押す。まずは自分が普段よくしている行動をフォーマットに転用してみるのがいいのかもしれませんね。

>やまさん
 あ、フォーマットの説明ありがとうございます。こうして実例を見せていただけると非常に解りやすいですね。なんかDVDのマルチアングルで嘘を見せてもらったようで、かなり得した気分な上に、『伝える工夫』の重要性に改めて気付かされました。

>とびをさん&Nutriaさん
 笑わせたもの勝ち、まさにその通りだと思います。ただ、定番を定番と気付かずに演じるのと気付いた上で演じるのとでは、その後の調理の仕方が大きく代わってくるとも思うんですよ。定番は生のまんまで笑いが取れるからこそ定番になるワケですし。
 参考に、とか言うほど増長しているつもりもないんですが、まぁ参考に言わせていただきますと、私は「今更コレを出すか?」的なネタを扱うときは、できるだけサラリと、その部分がオチにならないようにしています(しているつもり)。流れの中のくすぐりとして使うのが、定番の最も効果的な利用法のような気がします。ああ、そう考えると今回の光デパートさんの[164]はまさにそのお手本みたいですねぇ。やっぱりすげーや光デパートさん(溜息)。


 以上、東映太秦映画村(Uzumasa Studio Japan)から華原朋美がお伝えしました。池からジョーズさんの代わりにネッシーさんが出てきて、もお朋ちゃん大興奮!

http://www.diana.dti.ne.jp/~pindot/