MENU

今月のベストセラー
出版物・書籍
出版物・雑誌
会社概要
主要取引先

twitter



日テレ癒し系新番組、早くもテコ入れの仰天中身
     日本テレビ系バラエティー「電波少年に毛が生えた」の後番組として、18日からスタートした「雲と波と少年と」(土曜午後10時)が早くも番組存亡の淵に立たされている。

     前番組から一転、壮大な自然と人間愛をリポートする癒し系バラエティーとしてスタート。初回は女優、大塚寧々が沖縄玉城村にある演出家、宮本亜門邸訪問や、モルディブの子供の北海道訪問などを取り上げた。

     しかし、2回までの視聴率はいずれも10%未満と低迷。前番組はT部長こと土屋敏男編成部長の平均目標視聴率13%が達成されず打切りとなったが、それでも11%前後を記録したこともあり、大幅なダウンだ。

     しかも20日には、鹿児島県屋久島移住企画「屋久島だより」の制作スタッフでテレビ番組制作会社社員ら3人の死傷事故も発生。後に、事故前にビールを数杯飲んでいたことがわかり、同コーナーを1回で打ち切ることを決め、27日に番組のチーフプロデューサーらの処分も発表された。

     そんな折も折、24日に同じく日本テレビ系でテレビ初放送された人気アニメ映画「千と千尋の神隠し」が46.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率を記録し、映画番組だけでなく同局の過去すべての番組の中でも歴代5位の好記録をマークしたことから、もはやなりふり構わぬ「あやかり戦術」で行くしかないという空気が局内に流れたという。

     そこで番組のタイトルを「雲と波の神隠し少年と」に変更。
    父親の思いつきで屋久島に引っ越す事になった島崎俊郎(47)の息子たちは「帰りたい」「前の学校の方がいい」とご機嫌斜め。
    家族4人が乗った島崎の車で奇妙な屋久杉のトンネルを抜けると、不思議な町に迷い込んでしまい、さらに島崎夫妻は町の食べ物屋で食べまくったせいで豚になってしまう…。
    という島崎の子供たちの冒険ストーリーとなる予定である。
(2003/1/28)
←前の記事 | 次の記事→

しーもす書店TOP | 今月のベストセラー | 出版物・書籍
出版物・雑誌 | 会社概要 | 主要取引先

(C)2008 CMOS Bookstore Co.,Ltd. All Rights Reserved.