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家康も楽しんだ大衆芸能−古文書発見で明らかに
    戦国−江戸初期の芸能について記された古文書が、京都市左京区にある旧家の土蔵から見つかった。
    同市教育委員会は「これまでにない貴重な史料の発見」と評価している。

    発見された十数点の古文書のうち、二十一枚綴りの和紙に墨で書かれた「演芸所算用帳(えんげいどころさんようちょう)」によると、 芝居小屋で幕間に行われる万歳(漫才)で当時絶大な人気を誇る二人組がいた、とある。
    その人気は当時二条城に居を構えていた徳川家康も少人数の供を連れ、お忍びで小屋へ通っていたほどだと記されている。

    この二人組万歳師の名は「茶屋しろう・じろう」といい、彼らを頂点として日本は「万歳流行と相成り候事」となったという。

    万歳流行によって莫大な富を得た彼らはその後商家に転じ、南蛮貿易で活躍し幕府を支えたと伝えられている。


    写真=花押名人大将に任ぜられ、特別興行「座万歳」で取を務める爆笑王、茶屋しろう・じろうを記した文書

    (NIFTY-SERVE FCOMEDYG'99/4/18)


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