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家康も楽しんだ大衆芸能−古文書発見で明らかに
同市教育委員会は「これまでにない貴重な史料の発見」と評価している。
発見された十数点の古文書のうち、二十一枚綴りの和紙に墨で書かれた「演芸所算用帳(えんげいどころさんようちょう)」によると、
芝居小屋で幕間に行われる万歳(漫才)で当時絶大な人気を誇る二人組がいた、とある。 この二人組万歳師の名は「茶屋しろう・じろう」といい、彼らを頂点として日本は「万歳流行と相成り候事」となったという。 万歳流行によって莫大な富を得た彼らはその後商家に転じ、南蛮貿易で活躍し幕府を支えたと伝えられている。
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