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「新・新忠臣蔵 」
船橋 十河 著
平成11年大河ドラマ「元禄繚乱」原作に決定!
    「刃傷沙汰」を軸に、元禄という豊かな時代に物質的に満たされた人々は辛抱を忘れ、
    普段普通に見えても些細なことで発作的な暴力を抑えられなくなるという、
    現代にも似た時代性を描き出す問題作。

    吉良家は代々朝廷への使節、勅使・公卿衆の接待、その他幕府の儀式、典礼を司る高家の家柄で、
    上野介義央は幕府の高家筆頭である。

    播磨赤穂藩主 浅野内匠頭長矩は特に目立つ所の無い人物であった。

    元禄一四年、勅使の接待役を命じられた内匠頭は上野介の指導を受けることとなったが、
    任務の重圧から体調を崩しがちだった。

    吉良上野介は指南の時間になっても浅野内匠頭が来ないのを心配していた所、
    江戸城の廊下で内匠頭とすれ違ったため「厠に半刻とは長いではないか」と詰問した。

    内匠頭はその言葉に「頭のどこかがプツンとキレる」のを感じ、「発作的に」腰刀を抜いてしまった。

    しかし上野介は驚き慌てるどころか「ほう、切れるものなら切ってみなさい」という態度をとったことから
    「引っ込みがつかなく」なって切り付ける凶行に及んでしまった。

    幸い上野介は命に別状はなかったが、切り付けた内匠頭は切腹を命じられ、領地を没収されてしまう。

    その後の赤穂藩元家老 大石内蔵助良雄は「マジ ちょムカ」な日々だった。
    「前からあの先公にはムカついてたんだよねー」とマジに逆ギレした内蔵助は
    ある日仲間を集め刃物を持って吉良宅に押し入り、集団リンチで上野介を...。

[NIFTY-SERVE FCOMEDYG 一部改訂]
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